
もう残すところ1ヶ月となってしまいました。ラスト3ヶ月と思っていたのですが、そこからはあっという間に過ぎてしまった気がします。
今まで中学・高校と経験させてきてもらってきましたが、今月に入り小学校で日本文化を教えながら授業を拝見させてもらっています。高校・中学と同様、少人数制の徹底と対話型の授業が行われています。もはや生徒との会話だなと感じる部分もあります!
さて小学校を見ているということで、小学校に関して感じたことを少しばかり述べさせていただこうと思います。
1つ目は常に子供視点ということです。それぞれの子供はそれぞれの能力を持っていることを自然と認めて、子供にいろいろ要求しすぎない。勉強が苦手なら、他の生徒と同じペースで問題を解ける必要はないという感じです。だからといってその子を放っておくわけではなくて、後でフォローしたりします。
2つ目は子供視点と絡むのですが、個人主義という文化です。各個人にはそれぞれの考え方があり、それを尊重するという感じでしょうか。だから子供が納得できないであろうことを要求はしません。逆に言えば、ちゃんと理由があるやってはいけないこと子供がした場合には注意または叱ります。
3つ目は上記で述べたとおり、少人数・対話型授業です。ある統計データでは、16人以下のクラスの子供たちは、それ以上の人数がいるクラスの子供たちよりもかなり成績が高くなると示しています。私の行っている学校では、基本的に16人前後でクラス編成がなされています。英語・算数ではそのクラスをさらに半分にするということが行われています。また、担任教師以外にアシスタントティーチャーもいます。フィンランドの教育の高さはこのシステムによるところもあるのではないかと思います。また、少人数制は対話型授業の前提条件ともなると思います。なるべく生徒に授業に参加している感覚を与えるためには、人数が少なければ少ないほうがいいでしょう(少なすぎは問題かもしれません!)。これは日本の教育のシステム改革という面で見れば一番簡単かもしれません。もちろんこれに伴って変えていかなければならないことはたくさんあると思いますが・・・
話は変わりますが、小学生への授業で人気だったことを伝えられればと思います。
やはり折り紙はかなり人気です。小・中学生では手裏剣が特に人気でした。手裏剣を作るのに20分~25分あれば、全員出来てしまうと思います。また簡単なものから難しいものまで用意しておくと、バリエーションが増えて喜ばれますし、授業で15分余ってどうしようみたいな時にも簡単なものを生徒と作ることができます。
次に、日本語で生徒の名前を書いていくことも人気でした。生徒に直接名前を聞けば、生徒との距離感も縮まります。生徒の名前の意味を教える等もかなり喜ばれました。例えば、エラという子がいたら、エラは日本では魚の一部分を表すんだよといった感じです。もちろん日本語には同じ発音でも違う意味を持った言葉が多数あるので、それも含めて教えるとより興味がひけるかもしれません。
あとはパワーポイントを使って写真を見せながら、少しずつ説明していくのも反応はいい感じでした(生徒によりますが・・・)。日本とフィンランドの面積はほとんど一緒なのに、人口は?とかやると意外と食いつきがいいです。あとは日本とフィンランドの全体の土地面積における森林面積がほとんど同じ(フィ69%・日67%)など、日本は都会というイメージが強いらしく驚かれました。身近な話題や生徒のイメージを覆すようなものがいいのかもしれません。
スタッフルームやパーティでの大勢での会話についていけるように頑張りたいです。
先日、バスで5年生の女の子と会いました。その子は私の名前を覚えてくれていて「Yuriko!」と声をかけてくれました。その子の隣に座って、20分くらいフィンランド語を教わりました。英語は苦手のようでしたが、私のために英語をふりしぼって考えてくれているのが本当に嬉しかったです。その子は学校から少し遠目の場所に住んでいて、家の近くにも学校はあります。「なんで近くの学校に行かないの?」と尋ねると、その子は「今の先生のクラスにずっといたいの。」と答えました。本当に担任の先生のことが大好きで、その先生がいかに子どもたちにとって大きな存在なのかを感じられる瞬間でした。私も将来教師になったときに、この先生のように、心や器の大きな先生になろうと思います。
日本でそれをそのまま取り入れることは不可能ですが、教育に対する理念や現場を信頼する思いというのは見習うべき点なのではないかと思います。これは私の一意見でしかありませんが、フィンランドでは子供も大人も同じ人間でありそれぞれの領分があるという認識が教育の前提にあると思いました。だから子供に大人の事情を押し付けたりはしないという雰囲気が感じ取れるのかなと思います。
言葉の悩みはつきないけれど、周りの方々が親切にしてくださり毎日楽しく過ごしてます。
Austinは、冬場でも比較的暖かく過ごしやすいです。Pre-Kinder 3から8学年までと、10クラスを毎週見なければならないのは結構大変です。それぞれの能力が異なるため、みんな同じことはできません。そしてなんとか興味をひきつけようと工夫しなければならないため、試行錯誤の日々です。
研修とは別にホストファミリーの通っているテコンドーをやりはじめました。最初は興味はなかったですが、やりはじめるとなかなか楽しく、日本に帰ってからもやってみようかと考えています。
こちらの生活では、なかなか野菜を食べることができません。なので、学校のランチで野菜が出たらおかわりし、食べられるときになるべく食べるようにしています。子供達の弁当(弁当と言ってよいのかわかりませんが。)を見ても、毎日ハムだけはさんだサンドウィッチだったりして、見ていてこれはどうなんだろう、と考えさせられます。実際に子供もよく残していますし、やはり飽きている様子です。
アメリカの良さを実感している毎日ですが、同時に日本の良さも痛感している毎日です。
今日は乗換後のバスが1時間くらい無かったので、車で5分ほどのところなので歩いてみたところ、歩道がハイウェイ脇に出てしまいそれ以上どこへも行けず戻るしかありませんでした。基本大きな道路わきの歩道を歩く人はあまりいません、皆車を使うから。歩道もあるにはありますが、住宅地を中心に使うもののようで出かけるときに使うものではないようです。日本との交通機関への考え方と習慣、それに伴うシステムの違いに慣れてきたつもりでしたが、ふとした時に、判断基準がやはり日本ベースになっていてあとあとあれ?となってしまいます。トロントのような大きな町はどんどん乗り物が来ますから困りませんが、住宅地メインのちょっと田舎の地域はバスの時刻表と路線図を隅から隅までじっくり見て、色々なルートと各ルートの関係性を把握しておくと移動時間や乗り換え時間が短縮されて便利です。ということを日々失敗したり馬鹿みたいに時間をかけて寒い中乗り換えのバスを待ったりする中で学びました。
あくまで私自身の感想ですが、もし参考になる面があれば幸いです。
いろいろやりたいと思ったことを、訪ねたりしていかなければ何も出来ずに終わってしまうかもしれません。いかに時間を有効に使っていくかを考える必要があると思います。教育方法を学ぶにしても、教育制度を学ぶにしても早くやるべきことを見つけて行くことが大切だと感じました。
日本語クラスの高校では週4で日本語クラスがありますが、毎回ひらがなを書かせて、発音させています。毎日繰り返しすることで覚えると思うのでフラッシュカードを使ったり、最近はかるたを利用したりして、同じことの繰り返しに飽きることなく楽しく覚えてもらえるように心がけています。生徒によってはつまらないと感じることもあるので、本人が楽しいと感じる方法を試行錯誤しながら授業をしています。あくびやため息ができてたら飽きてきた合図だと思って、新しいことを始めたりと自分もいろんなことを授業をしながら学んでいます。
前に日本のお菓子を紹介して、ミルキーやキノコの里など本当に一人一口程度のお菓子を試食する授業をしました。私たちが外国のチョコレートを特別な味がすると感じるように、彼らも日本のお菓子は特別おいしいと感じるようです。9月の初めの授業では何人もの子が「あのお菓子はまだある?」と2カ月もたったのに、お菓子のことを言っていました。
そこで、先生たちに日頃の感謝を伝えるため、
代表の生徒たち(日本でいう生徒会のようなもの)が各先生に感謝の手紙を書き集会で渡すという
生徒たちと校長先生が企画したサプライズイベントがありました。
このイベントで、なんとアシスタントである私まで全校生徒の前で表彰していただきました。
思わぬ展開に驚きましたが、本当に嬉しい気持ちでいっぱいでした。
今回、ここで手紙の内容を紹介したいと思います。
Kumiko Sensei.
Thank you for all the time and energy you put into making YG a better Japanese program for the students.
You are hard working and have taught the students so much this year.
短い手紙ですが、生徒が一生懸命書いてくれたメッセージはとても心に響きました。
早いもので、あと一ヶ月で私のインターン生活も終わりを告げようとしています。
お世話になった先生方、一緒に楽しく勉強をした生徒たち、ホストファミリーや友達、日本にいる家族、
この一年間私を支えてくれたすべての人に感謝の気持ちを伝えながら最後の研修に励みたいと思います。
さて、今回生徒たちと一緒に料理の勉強を進めていく中で一つ学んだことがあります。
それは「ぼたもち」と「おはぎ」の違いについてです。
私は小さい頃からおはぎもぼたもちも名前を知っており、もちろん何度も食べたことがあるのですが、日本語クラスの先生に「ぼたもちとおはぎの違いは何?」と聞かれた時に、何も答えることができませんでした。先生は、アメリカ生まれですが日本に何年か住んでいたことがある方で、このような違いについては、日本人の私たちよりもはるかに敏感に感じとられています。
「ぼたもちは春、おはぎは秋...」くらいの知識しかなかったのでインターネットで調べてみると、その違いの裏には、昔の日本の人たちと季節との密接な関係があることがわかりました。ぼたもちは春の花である牡丹の花に見立て、大きくて丸く形づくるのだそうです。そしておはぎは秋の花である萩の花に見立て、小ぶりで細長くするとのことでした。
また、おはぎは小豆の収穫期に作るため、とれたての柔らかい小豆を餡にできることから粒あんを使用し、ぼたもちは冬を超えた小豆を使用せざるを得ないため、固くなってしまった小豆の皮を剝いでこしあんにするのだと言うのです。
今は多くのお店が一年中おはぎを売っていたり、私たちもさしておはぎとぼたもちの違いに目をむけようとはしません。
しかし、昔の人たちが季節ごとにつくっていたおはぎやぼたもちが、日本の素敵な伝統の一つであることも忘れてはならないと感じると同時に、このような文化を一つでも多く、アメリカというこの地で伝えられたらいいなと思いました。
Do you know the difference between ohagi and botamochi?
Though I am a Japanese, I had no idea about it.
It's related to the life styles of old Japanese people which are depend on the seasons.
We usually eat ohagi in fall because the flowers of hagi bloom in fall.
Also we usually eat botamochi in spring because the flowers of botann bloom in spring.
That's why we call them ohagi and botamochi.
Then there are other interesting facts.
Red beans are harvested in fall and we can make delicious smashed sweet red beans. So ohagi made with them.
But red beans which passed the winter can't make them. So botamochi made with strained sweet red beans.
It's really interesting Japanese tradition. But unfortunately, most of Japanese people forget about these things.
I learned these through cooking week activity at Japanese class.
We have to think about it again and I want to tell these facts to the people in here!
例えば、「ゆでる」「焼く」「まぜる」など、料理をする時に使用する単語を勉強したり、「まず」「次に」「そして」などの接続詞を使って料理の手順を説明する練習をしたり、日本とアメリカのレシピの書き方を比較して相違点を挙げたりと、様々な面から日本語と料理をリンクさせながら授業を進めました。
そしてcooking weekの最終日は自分たちで翻訳したレシピを基に焼きそば、みそ汁、ぼたもちを作りました。好き嫌いは大きく分かれましたが、とても楽しそうなcooking partyになりました。
ある日ラジオを聞いて来たら突然流れて来た日本の大地震のニュース。
本当にびっくりして、耳を疑いました。
ニュースを見ると、津波や地震で大崩壊した日本の信じられない光景が目に飛び込んできました。
こちらアメリカでも連日東日本大震災のニュースばかり。
時が経てば経つほど、恐ろしい日本の状況が明らかになり、本当にショックでした。
そして何よりアメリカにいて、何もしてあげられない自分自身に強い悔しさを覚えました。
今苦労しているであろう家族や友達、被災地で大変な生活を強いられているたくさんの方々、
そばにいてあげることもできず、何もしてあげられないのだろうかと...。
しかし、今回の地震の件で、たくさんのアメリカ人の心の優しさに触れることができました。
タクシーの運転手さん、バスの乗客、ホストファミリー、ホストスクールの先生方や、コミュニティカレッジの先生方
見ず知らずの人まで、日本は大丈夫?あなたの家族は無事?と心配してくださるのです。
明らかに気落ちしている私をバスの運転手さんはぎゅっと抱きしめて
"I'm so sorry for Japan. I'll pray for them."
と言って励ましてくれました。
海を越えて遠く離れたアメリカにいても、こんなにたくさんの人が私たちのためを思って心配し、
一緒になって心を痛めてくれることに、改めて人の優しさを感じることとなりました。
たとえ国が違えども、どんなに遠く離れていようとも、
人を思う優しい気持ちというのは変わらないのだなと感じるとともに、
見ず知らずの私を元気づけてくれることについては本当にアメリカのいいところだなと感じたのでした。
され、私たちのクラスでも毎日日本の地震についてのニュースを授業で見てきました。
そこで、今回7年生の子供たちが、日本への応援メッセージをyoutubeにアップロードすることにしました。
http://www.youtube.com/watch?v=0E_WU7wY1A4&feature=player_embedded
少しでも日本にエールを送れたらと思います。
また、私自身もオレゴン大学の日本人学生を中心に編成されたボランティアグループに
コートの寄付をしました。
何もできないと落ち込んでいるのではなく、
アメリカにいるからこそできることは何かと考え行動することが大切だなと思い直しました。
今回の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
また、まだまだ苦しい生活をしている被災地のみなさん、
どうか頑張ってください。
遠く離れたアメリカからもたくさんの人が応援しています。
One day, I heard the news about Japanese big earthquake from radio.
I was so shocked. When I watched the news about it, I found out that the situation was getting worse.
I regretted that I can't do anything for Japanese.
I was wondering why I am in the US, why I can't stay with my family, friends and lot of people who suffered from this earthquake.
However, thanks to this problem, I felt love of the people.
Everyone worried about me, my family and Japan. Even if those who I don't know worried about us!
Though here in Eugene is really far away from Japan, they really care about Japan as if Japanese are their family.
I was really happy to know that.
Meanwhile, my Japanese class's students made video clip for the Japanese to send a message and uploaded on youtube.
I hope that this message will help Japanese people to overcome this earthquake.
Also I donated my coats to volunteer group of U of O students.
I thought that I should think what I can do for them, and take action!
I hope Japan will overcome by connecting each other.
Don't forget we are always be with you.
