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2011年09月04日・Kaori Hirata・ 30代 , フィンランド , 海外教育交換プログラム
私の通う最後の月、ということで9月の3週目にジャパニーズウィーク、4週目は音楽の週でした。新聞かぶとや、牛乳パックと輪ゴムを使って飛び跳ねるおもちゃを作ったり、「おむすびころりん」の紙芝居を先生達に手伝ってもらって読みました。紙芝居の翌日は実際におにぎり作りもしてみました。具はキュウリの塩もみ、ツナマヨネーズ、ミートボール(こちらでは日常のおかず)ごま、の中から子ども達に好きなものを選んでもらって作りました。おにぎり作りはとても楽しかったです。ゴマを選ぶ子が割といて驚きました。炊きたてのお米を美味しいと言ってたべていたり、子ども達がたのしそうなのが嬉しかったです。そして、大人(先生達)にはおかかとゆかりのおにぎりも作ってみましたが、どれも好評で本当に驚きました。
フィンランドの先生がゆかりおにぎりを美味しい!お茶のような味がする。と言って食べてくれたのは本当に嬉しかったです。
音楽の週には子どもが幼稚園の絵本の棚から見つけてきた英語の歌(絵本になっていて最後のページに楽譜がついている)one light one sun という歌をうたいました。日本語の歌も考えていたのですが子どもが「これどんなの?」と聞いてきたのと、新学期がはじまり入園間もない子もいたので私がいなくなってからも継続出来るものがよいと思いこの歌を歌おうと思いました。私も今回初めて知った曲ですがとってもステキな歌です。
お別れパーティーの前日には子ども達と先生で、私のリクエストしたチョコレートケーキを作ってくれました。ケーキ作りの最中に2、3歳の子がケーキの材料のバナナを食べてしまうという笑ってしまうような事もあり小さい子は本当に世界共通だと感じる事が随所にあります。
最終日には卒園した子も会いに来てくれたり、入園間もない子からもプレゼントを頂いたり本当にあたたかいみなさんに恵まれて1年を過ごす事ができたなと、感謝の気持ちでいっぱいでした。
幼稚園の年齢の子達でもちょっとでも日本に関係のありそうなことだと「見て!日本!」と言って張り切って見せてくれていたので(例えば、動物図鑑に載っている柴犬とか、日本語だと思っていたエジプトの文字とか)小さい遠い国の日本に関心を持ってくれて本当に有難いなあ。と思うばかりです。
そして、折り紙と寿司が本当に喜ばれる物であったことを改めて知る事ができました。
皆さんに出会えた事に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

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