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2011年12月24日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
今年のマニトバは暖冬です。雪がない!クリスマスに雪がないのは、私の故郷・北見でも10年に1回あるかどうかです。今年32になったRhondaも一度しか経験がないそうです。暖かいのはありがたいのですがね。
 早かった。9月に始まった新学期ですが、もうクリスマス休暇になってしまいました。ハロウィーンなんてつい昨日のような気がします。あの頃は書道でてんてこ舞いでしたが。書道は墨汁不足のため7,8年生が終わった時点でいったん終了。来年、墨汁の残量をにらみながら慎重に再開の予定。12月は、クリスマスの話に絡めて日本の宗教について触れたり、(ちょっと早いですが、終わってからよりいいかなと)正月の話をしたりとテーマには事欠かない月でした。日本のクリスチャンが人口のわずか2%/260万人(Wikipedia)というのは、彼らにとってショッキングな数字だったようです。盛り上がるのは、料理の話ですね。クリスマス・ディナーには各民族の伝統があり、先生の中には、オランダとかポーランドという人もいて、私も勉強になりました。学校では、クリスマス・コンサートに加えて、各クラスでいろんな取り組みをしていて、その手伝いでも忙しい1ヶ月でした。家では、MelとRhondaが連日のラッピング作業。ツリーの下にあふれるギフト、いったい誰に贈るのでしょうか?職場や地域の集まりもあり、大体ポットラッ
クなのでフランス系、ドイツ系、ロシア系+メキシカン、と特色ある料理が楽しめました。ここはドイツ系とロシア系の多いところで、特に40代以上の人には(カナダ生まれでも)第1言語が英語ではない人が多く、言語に関しては寛容な土地柄です。一方、日本との接点は少ないですね。日本料理の食材などもあまりありません。みそもほんだしもそばもなし。巻きずしはできますが、日本風に作ろうとするとかっぱ巻きくらいしかできないと思います。(Melはカルフォルニア・ロールやチキン・ロールを作りますが)学校にはメキシコからの留学生が10名以上いますが、日本の高校生だとホームシックになるんじゃないかと思ったりもします。あらためてカナダとモーデンと日本との違いを思った12月でした。

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