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2011年05月10日・Kasumi Niwa・ 20代 , スクールインターン , フィンランド
・フィンランドの4月は一か月の間の一日一日の天候の変化が大きく、上旬にあった雪も下旬には全部とけ、10月から始まった長い冬があっという間に春に変わっっていったという感じでした。気温は2~15度辺りを行ったり来たりでした。

・4月から段々と行事が増えていき夏に向かっていきます。
フィンランドのイースター(Pa:a:sia:inen)は暦によって毎年日にちがかわり、今年は遅いイースターと言われていて4月の22~25日の間に祝われました。
その期間幼稚園は休日となり、その前にイースターの卵の形の紙にじゃがいもの色スタンプをしたり、イースターの時期に飾られるネコヤナギの枝をモチーフにした制作(麻ひもを枝、指スタンプをネコヤナギの白い部分に見立てる)や、牛乳パックに土とライ麦の種を植え草を育てるという活動をしたりしました。
その一週間前にもPalmusunnuntaiという行事があり、教会へキリスト復活の物語を聞きに行きました。

・5月1日のメーデー(Vappu)に向けて幼稚園でも子どもたちのVappuのイベントが開かれ、子どもたちも仮装をしたり風船や紙テープを飾り付けたりして祝いました。おやつには、Vappuの時期のセットのドーナツとsimaという炭酸ジュースが出ました。
Area Name : Kotka,Finland
Usefull News : ・4月は雪が雨に変わったり、道路も雪解けでドロドロだったりするので耐水性のある上着や、長靴などが活躍します。
傘はフィンランドではあまり使われていませんが(フィンランドの人いわく「面倒くさい」(!)とのことです)、折りたたみの傘があると天候が不安定なこの時期に役に立ちます。

・イースターの一週間前に祝われる"聖日曜日"(Palmusunnuntai)というキリスト教の話に基づいた行事があり、各地で子どもたちが魔女などに仮装して近所の家を周り、飾りつけしたネコヤナギの枝を配る代わりにお菓子をもらうというイベントが行われます。
HelsinkiのエリアにあるSuomenlinnaという世界遺産の島の中でも地元の子どもたちによってそのイベントが行われるので、おすすめです。

・イースターの休日中やフィンランドのメーデー(Vappu)の休日中、いろいろなお店や場所も休みになり、バスなどの交通機関も休日ダイヤになります。HelsinkiのKamppiという場所のスーパーは休日中でも開いていました。

・フィンランドでも学校などで子どもたちが折り紙に親しんでいますが、日本で売られているような折り紙はこちらで売られていないので、自分たちでちょうどいい大きさに切ってから使ったりしています。
なので、折り紙セットや簡単に折れる折り紙の本を何種類か持参すると、いろいろな場所へすぐ日本紹介の材料として持って行けるし、コミュニケーションもとれるのですごく役に立つと思います。

・フィンランドでは病院などでしか、基本マスクが使われていません。街中でマスクをすると、よっぽどの感染症か重病の人と扱われあまりよく思われないそうです。薬局では一応買えるとのことです。

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