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2011年04月26日・H.S・ 20代 , カナダ , スクールインターン

4月は、多くの時間を、千羽鶴折りに集中しました。地震津波災害に際して、何かできることを考え、千羽鶴と募金のプロジェクトを立ち上げました。募金は保護者が集まる行事でも呼びかけを頑張っていて、今も続けています。6年生のクラスから始まった千羽鶴折りは、幼稚園児も含めて全員が折りました。幼稚園児や低学年児童は6年生とバディーを組み、助け合いながら折ることが出来ました。皆の頑張りと先生方の協力の元、1200羽も折ることができました。1000羽以上に願いが叶うように、1200羽鶴にすることにしました。このプロジェクトを通して、優しい気持ちや助け合うこと、皆で協力する事の大切さを見ることができ、生徒にも、協力してくれた先生方にも感謝の気持ちでいっぱいです。


これまで、授業は主に6年生のクラスで行っていましたが、春休み明けの職員会議で、日本文化の授業の難易別にリストアップをして、プレゼンテーションをさせてもらいました。その結果、沢山の先生方が興味を持ってくれ、授業をさせてもらっています。今まで、日常生活を一緒に過ごして、私の英語に馴れている6年生のクラスのように、スムーズにはいかず、理解してもらうためには、指示する言葉を簡単で明確なものにしなければならず、毎晩ホームステー先の方にチェックをしてもらっています。授業の準備は忙しく、緊張の連続ですが、新しい生徒との新しい関係、授業をするにあたっての先生との綿密な打ち合わせなど、交友関係が広がり、自分の世界も広がったように感じます。


6年生の社会の授業で、「日本VSカナダ」というタイトルで、興味の持ったことを比較してプレゼンテーションを行っています。基本的な衣食住だけでなく、美容、輸出、国民の休日など興味深いものもありました。インターネットでは間違った情報や画像が多かったり、中国や韓国との混同、自分の持つイメージから抜け出せない子もいたりして、正しいことを教えるのにとても苦労をしました。


休日は、ホストティーチャーのミシェル先生をはじめ、学校の先生方が入れ替わり立ち替わりで一緒に過ごしてくれます。イースターの日は、19世紀に栄えていて今はゴーストタウンになった集落で、毎年イベントが行われ、19世紀の服装をして参加させてもらいました。エッグハンティングやゲームなど楽しく自然と学び、伝統が受け継がれていくことを目の当たりにしました。


 


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