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2011年01月01日・柴藤愛林 23歳・ 20代 , アメリカ , スクールインターン

底抜けに明るい子供たち。

気持ちを踊りで表現する子供たち。コトバの壁って、そんなに高くない。

就職を控えた大学3年生の終わり頃から、このまま就職していいのかなと考えはじめ、卒業後このプログラムに参加しました。派遣先の小学校に着いてまず驚いたのは、壁に飾られた掲示物の多さです。日本の小学校の教室は学年が上がるごとに殺風景になりがちですが、"superstar"(がんばった子たち)の写真などがたくさん飾られていて、とてもにぎやか。そこで私も掲示物をたくさん作りました。これが結構好評で、"bulletin board queen"というあだ名までつけられました。子供たちが頻繁に校長室に遊びに行っていたことも驚きのひとつでした。校長先生も生徒の名前をちゃんと覚えていて、生徒と先生との距離がものすごく近いのです。すごくいいなぁ、と思いましたね。

着物・浴衣等を紹介、モデルの女の子はとても嬉しそう この学校は、生徒の9割近くがアフリカ系アメリカ人。彼らは何かあるとすぐに踊るんですよ。音楽があろうとなかろうと「ちょっと見て」といってユニットで踊り始める。それがとてもうまいのです。たくさんの人と触れ合うなかで、気持ちをうまく伝えられるようになり、英語でケンカができるほどになりました。コトバの壁は、思っていたほど高くない。これからは仕事でも世界のいろいろな人と出会いたいです。

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