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2011年01月01日・芦沢昭子・ オーストラリア , 親子のスクールインターン

普通の主婦が人のために役立つ充実感は、何ものにもかえがたい経験です。

芦沢昭子 オーストラリア Queensland before主婦 スクールインターン3週間 after再度渡航を計画中

英語は中学のとき、"だいっきらい"でした。最初は好きでしたが、文法だらけの授業で、 だんだんわけがわからなくなり、大嫌いに・・・。 ずっと英語のことは忘れていましたが、新婚旅行に行った時、英語がぺらぺらカップルがいて、 「ああ、私も外国の人と気持ちが通じ合えたらな!6年も8年も学校で習ったのに、どうしてしゃべれないんだろう」と、 思ったのがきっかけで、上の子がお腹にいるときから、英語に親しめるよう、教会やアメリカンクッキング等、 なるべくお金がかからないよう工夫しながら、勉強しました。

参加にあたって、一番心配したのが子供達の英語でしたが、全然大丈夫でした(笑)。行った初日の休み時間に、 子供達がパーっと外に皆と一緒に遊びに出てしまって、私は1人教室に取り残されてしまって・・・(笑)。 私も、「お母さんだからって神経質にならないで、子供と一緒に楽しんじゃえ!」くらいの気持ちで行ってしまったせいか、 子供達も病気もせず、楽しく行って来られました。 もちろん、現地では楽しいことばかりではありませんでした。食生活・言葉の壁・生活習慣の違いを すごく感じましたし、やはり戸惑いました。もう、ケンカだってしちゃって(笑)!

だって、言いたいことは言わなければ伝わらないでしょう?だからかもしれませんが、もう、帰る時には別れるのがつらくて、号泣でしたね(笑)。

手作りの鬼のお面をつけて 学校での活動については、順調で、いろいろな事を教えると、すごく生徒達は喜んでくれるし、 普通の主婦が人のために役立つ充実感は、何ものにもかえがたい経験でした。 ステイ先での生活については、校長先生宅にステイさせていただきましたので、 なかなか忙しい家庭でした。 時には、ご飯をお鍋で炊いたりして・・・(笑)苦労をしましたが、今ではよい思い出です。  言葉については、最初の1週間は辞書を引き引きでしたが、もう後の方では、面倒くさくなって、 殆ど引かなくなってしまって・・・でもそれがよかったのか、必要なく話せるようになりました。 日本に帰ってきてからは、あまり話す機会がないことが、ちょっと寂しいですね。

子供への英語教育はやはり、小さいときからやったほうがいいと思いました。なぜなら子供は 耳がいいからです。現に下の子の方がnativeな発音をします。次の年にカナダに旅行にいったんです。 その際アクシデントがあり、トランクがなくなってしまったのですが、子供が係員の人との通訳を してくれました(笑)。 今、子供達にも引き続き英語を勉強させています。 下の子は「将来オーストラリアにお嫁に行くんだ一!」と、言っています。自分の子供達が、 たったの3週間ではあったけれど、海外での生活を通して、何を感じ、何を彼らなりに見たか?

一生の宝物にしてくれたら、本望です。


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