◆N.K. さん
山々の緑とゆるやかな川の流れに囲まれた徐州。
ここは、津浦鉄道と隴海鉄道の二大幹線が交差する交通の要衝ではありますが、外国からの旅行者が、列車の乗り換え以外でこの街を訪れることはほとんどありません。
そんなのどかな田舎の面影を残したままの小さな街、徐州の徐州師範大学で、私はカレッジ・インターンとして日本語を教えています。
高校生の頃からアジアに興味があった私は、大学では中国語を専攻していました。そして大学2年生の時に、天津の大学に1ヶ月、3年生の時は西安の大学に1年間の留学を経験しました。大学の時も今回も、どうして『中国』を選んだのかは自分でもよく分かりませんが、何か“縁”があってのことなんだと思っています。
私の担当は日本語の初級クラス。
これは大学の正規授業ではなく、学外の人でも登録すれば自由に聴講できるコミュニティ・カレッジのようなものです。
大学では週に4日、1日2時間教え、自宅で週に5日、補習を行っています。生徒は2クラスで計60名ほどで、授業の内容に関しては、大学側から全てを任せられています。
教科書を使って授業をしていますが、『私はこの大学の学生です』というような日常生活で学生が使いやすい例文などを中心に教えています。時にはゲーム形式で今まで教えたことをチェックし、私がもってきた日本の栞や絵はがきなどを、賞品としてプレゼントしています。
「日本の大学生はどんな暮らしをしているのか」「なぜ日本では靴を脱ぐのか」「なぜ毎日お風呂に入るのか」など学生達の興味は多岐に渡ります。
みんな「日本語はおもしろい」と楽しそうに授業を聞いてくれるので、やりがいがあります。
私の授業を通じて、彼らがもっと日本のことに興味をもってくれたら嬉しいです。
中国の学生たちは非常に勉強熱心でほとんどの学生が授業が終わったあとも大学の自習室で勉強しています。彼らの勉強に対する意欲には、いつも感心させられます。
日本に関するいろいろな記事や本も読んでいるので、私もどんな質問にも答えられるよう、日々勉強です。
中国語も上達したので、来年からは中級、上級クラスも担当させてもらえるようになりました。
どういうクラスにしようか、今からワクワクしています。
山々の緑とゆるやかな川の流れに囲まれた徐州。
ここは、津浦鉄道と隴海鉄道の二大幹線が交差する交通の要衝ではありますが、外国からの旅行者が、列車の乗り換え以外でこの街を訪れることはほとんどありません。
そんなのどかな田舎の面影を残したままの小さな街、徐州の徐州師範大学で、私はカレッジ・インターンとして日本語を教えています。
高校生の頃からアジアに興味があった私は、大学では中国語を専攻していました。そして大学2年生の時に、天津の大学に1ヶ月、3年生の時は西安の大学に1年間の留学を経験しました。大学の時も今回も、どうして『中国』を選んだのかは自分でもよく分かりませんが、何か“縁”があってのことなんだと思っています。
私の担当は日本語の初級クラス。
これは大学の正規授業ではなく、学外の人でも登録すれば自由に聴講できるコミュニティ・カレッジのようなものです。
大学では週に4日、1日2時間教え、自宅で週に5日、補習を行っています。生徒は2クラスで計60名ほどで、授業の内容に関しては、大学側から全てを任せられています。
教科書を使って授業をしていますが、『私はこの大学の学生です』というような日常生活で学生が使いやすい例文などを中心に教えています。時にはゲーム形式で今まで教えたことをチェックし、私がもってきた日本の栞や絵はがきなどを、賞品としてプレゼントしています。
「日本の大学生はどんな暮らしをしているのか」「なぜ日本では靴を脱ぐのか」「なぜ毎日お風呂に入るのか」など学生達の興味は多岐に渡ります。
みんな「日本語はおもしろい」と楽しそうに授業を聞いてくれるので、やりがいがあります。
私の授業を通じて、彼らがもっと日本のことに興味をもってくれたら嬉しいです。
中国の学生たちは非常に勉強熱心でほとんどの学生が授業が終わったあとも大学の自習室で勉強しています。彼らの勉強に対する意欲には、いつも感心させられます。
日本に関するいろいろな記事や本も読んでいるので、私もどんな質問にも答えられるよう、日々勉強です。
中国語も上達したので、来年からは中級、上級クラスも担当させてもらえるようになりました。
どういうクラスにしようか、今からワクワクしています。