◆H.S さん 06/4〜07/03
こちらに来て丁度50日目になりました。
日本文化の紹介や日本語のレッスン・・と考えてきましたが、それよりも科学・数学・コンピュータの指導を・・というのが、Host Schoolの希望で、何度かの話し合いの末、(自分の専門でもあるので)数学教師のアドバイザーとしてお手伝いすることになりました。
毎日数学の教師と一緒に教材を作ったり、授業に行ったり、指導案を考えたりするのは、結構hardで疲れますが、充実感も大きいです。最も困るのは、いつも何気なく使っていた「数学用語」。英語で何というのか、辞書にも載っていなかったりして大変でした。(この件では、数学用語に限らず、講談社インターナショナルの「これを英語で言えますか」が大変参考になりました。)
日本紹介のために用意した道具が日の目を見ずに眠っているのは残念ですが、この国の子どもたちの数学の力を伸ばすことに少しでも役に立つのなら、「与えられた仕事」と思ってがんばろうと思います。
話は変わりますが、5月26日の金曜日、学校の教師全員でマニラ市内の「貧しい地域」にボランティア活動に行ってきました。100人くらいの子ども達が集まってきて、歌を歌ったり、絵を描いたりしましたが、自分も折り紙で参加しました。
「だまし舟」のマジックショーが好評で、自分も作りたいから教えてほしいと、たくさん子ども達が集まってきました。帰りには現地の言葉で、口々に「ありがとう!」と言ってくれて嬉しかったです。授業としては使わなくても、「日本文化紹介」は、いろいろな場で生かせるので、チャンスがあったら積極的に伝えていきたいと思っています。
◆H.S さん 06/4〜07/03
こちらは、夏も過ぎて(4,5月が夏だったので)ずいぶんと過ごしやすくなりました。
エアコンを入れなくても過ごせる夜があったりして、「フィリピンはいつも暑い」というのが、自分の思い込みだったということがよく分かりました。国と国の間にはお互いにそんな「思い込み」のようなものがたくさんありそうなので、直接に触れて「交流すること」は大事だな・・と思う今日この頃です。
交流と言えば言葉。実際には、研修の終了の頃までには英語も上手になっていればいいな・・という感じで来たのですが、実際に数学の教師と教室を回ったり、教材を作ったりしていると「英語が自由に使えたら、もっと簡単に説明できるのに」と思うことがしばしばで、相手が理解してくれようと一生懸命聞いてくれるだけに、自分の英語力の不足を感じています。
教師として働くには実に力不足。・・というわけで、英語学校に通うことにしました。週3回2時間ずつ。午後少し早く帰らせてもらって、英語のトレーニングをしています。その分教材作りなどを週末にもしなければならなくなって時間がきつくなりましたが、ここ2週間ほど、自分の進歩を感じることができて、ちょっとした充実感を味わっています。先週は数学の教師がインフルエンザでお休み(こちらでは7〜9月が流行期)。
一人で全学年を回ることになってしまいましたが、これも良い経験になりました。数学用語の単語帳(ずいぶん厚くなりました)と一緒に頑張りました。早く上達して「今日は自分が授業をするから休憩してていいよ」・・のようなことを言ってみたいな(笑)と思っています。子ども達も「この問題どう考えればいいのかな」などと遠慮なく質問してくるので、せっかく頼りにしてくれている気持ちに応えるためにも、数学と英語の両方に力を入れたいと思っています。
こちらに来て丁度50日目になりました。
日本文化の紹介や日本語のレッスン・・と考えてきましたが、それよりも科学・数学・コンピュータの指導を・・というのが、Host Schoolの希望で、何度かの話し合いの末、(自分の専門でもあるので)数学教師のアドバイザーとしてお手伝いすることになりました。
毎日数学の教師と一緒に教材を作ったり、授業に行ったり、指導案を考えたりするのは、結構hardで疲れますが、充実感も大きいです。最も困るのは、いつも何気なく使っていた「数学用語」。英語で何というのか、辞書にも載っていなかったりして大変でした。(この件では、数学用語に限らず、講談社インターナショナルの「これを英語で言えますか」が大変参考になりました。)
日本紹介のために用意した道具が日の目を見ずに眠っているのは残念ですが、この国の子どもたちの数学の力を伸ばすことに少しでも役に立つのなら、「与えられた仕事」と思ってがんばろうと思います。
話は変わりますが、5月26日の金曜日、学校の教師全員でマニラ市内の「貧しい地域」にボランティア活動に行ってきました。100人くらいの子ども達が集まってきて、歌を歌ったり、絵を描いたりしましたが、自分も折り紙で参加しました。
「だまし舟」のマジックショーが好評で、自分も作りたいから教えてほしいと、たくさん子ども達が集まってきました。帰りには現地の言葉で、口々に「ありがとう!」と言ってくれて嬉しかったです。授業としては使わなくても、「日本文化紹介」は、いろいろな場で生かせるので、チャンスがあったら積極的に伝えていきたいと思っています。
◆H.S さん 06/4〜07/03
こちらは、夏も過ぎて(4,5月が夏だったので)ずいぶんと過ごしやすくなりました。
エアコンを入れなくても過ごせる夜があったりして、「フィリピンはいつも暑い」というのが、自分の思い込みだったということがよく分かりました。国と国の間にはお互いにそんな「思い込み」のようなものがたくさんありそうなので、直接に触れて「交流すること」は大事だな・・と思う今日この頃です。
交流と言えば言葉。実際には、研修の終了の頃までには英語も上手になっていればいいな・・という感じで来たのですが、実際に数学の教師と教室を回ったり、教材を作ったりしていると「英語が自由に使えたら、もっと簡単に説明できるのに」と思うことがしばしばで、相手が理解してくれようと一生懸命聞いてくれるだけに、自分の英語力の不足を感じています。
教師として働くには実に力不足。・・というわけで、英語学校に通うことにしました。週3回2時間ずつ。午後少し早く帰らせてもらって、英語のトレーニングをしています。その分教材作りなどを週末にもしなければならなくなって時間がきつくなりましたが、ここ2週間ほど、自分の進歩を感じることができて、ちょっとした充実感を味わっています。先週は数学の教師がインフルエンザでお休み(こちらでは7〜9月が流行期)。
一人で全学年を回ることになってしまいましたが、これも良い経験になりました。数学用語の単語帳(ずいぶん厚くなりました)と一緒に頑張りました。早く上達して「今日は自分が授業をするから休憩してていいよ」・・のようなことを言ってみたいな(笑)と思っています。子ども達も「この問題どう考えればいいのかな」などと遠慮なく質問してくるので、せっかく頼りにしてくれている気持ちに応えるためにも、数学と英語の両方に力を入れたいと思っています。