フィンランドの​インクルーシブ教育

私は​元々​日本の​特別支援学校で​働いていた​ため、​フィンランドの​インクルーシブ教育に​焦点を​当て​学ばせていただいています。

研修校では​基本的に​4年生の​クラスに​入り、​授業を​見学させていただきながら、​時々​1~4年生または​支援クラスで​日本文化を​紹介する​授業を​行わせていただきました。​日本文化に​ついて​紹介する​授業では、​日本の​紹介動画、​折り紙や​日本の​昔話、​日本の​読書習慣に​ついてなどを、​図工や​国語、​文化週間、​母の​日の​メッセージカード作りなどの​機会に​紹介させていただきました。

日本文化を​紹介する​授業や​授業見学を​通して、​子ども​たちの​学習意欲の​高さに​驚きました。​どの​授業でも​子ども​たちは​疑問に​思ったら​すぐに​手を​挙げ、​質問を​します。​分からない​ことに​ついての​質問だけでなく、​学び方の​提案を​する​子どもも​います。​(例えば、​個人ワークではなく、​グループワークが​したい。​教室ではなく、​廊下の​学習場所で​学びたい。​など)。​教員は​子ども​たちの​質問や​提案を​受け入れる​ことも​あれば​受け入れる​ことが​難しい​場合は​きちんと​理由を​説明して​伝えていました。​どの​クラスでも​いつでも​質問や​意見を​受け入れる、​意見を​伝える​ことを​励ますように​されている​ことが、​子ども​たちの​意欲的な​態度に​つながっているのだと​感じました。

インクルーシブ教育に​ついては、​通常の​クラスの​中でも、​動きたい​子の​ための​バランスチェアや​周りが​気に​なる​子の​ための​衝立、​柔軟な​支援クラスとの​行き来など、​最適な​サポートが​提供されています。​また、​支援クラスと​通常クラスの​教員は​密に​連携を​取り、​その​子の​状態に​応じて​柔軟に​学習グループや​サポートの​方法を​変える​ことができる​環境が​整っています。​面談や​メール連絡で​保護者との​連携も​欠かしません。​サポートスタッフも​充実しています。

子ども​たちが​リラックスして​快適に​学びに​取り組める​環境を​整える​こと、​学びを​強制せず、​主体的な​学びを​大切に​する​こと、​教員も​休み時間には​職員室​(日本の​職員室のように​デスクや​ファイル、​書類に​あふれた​状態ではなく、​ソファーと​コーヒーと​お菓子が​ある​リラックスルームです)で​ゆっくりと​互いに​話を​する​ことで​児童や​授業の​情報を​共有し連携を​取る​ことなどを​通して、​学ぶことが​楽しい、​自分から​学びたいと​いう​気持ちを​育てているのではないかと​感じました。​今後も​研修を​通して​さらに​フィンランドの​教育に​ついての​学びを​深め、​日本で​実践できる​ことを​探っていきたいと​思います。

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