フィンランドの​先生方の​英語

こちらの​先生方は​英語が​お上手ですが、​ネイティブのように​英語が​使えるわけではありません。​ここに​来た​当初は、​どの​先生とも​躊躇なく​英語で​お話しが​できるので、​言葉に​関しては​問題なしと​思っていたのですが、​最近​ある​できごとが​きっかけで、​そうではないと​気づきました。

日本での​勤務校の​先生から​メ-ルが​届き、​知り合いの​大学院生が​修論作成の​ために​フィンランドの​高校の​ある​教科の​先生方対象に​アンケ-トを​とりたがっているので、​協力して​やってほしいとの​ことでした。​さっそく​英文の​アンケ-ト用紙を​送って​もらい、​訪問校も​含めて​何人かの​その​教科の​先生方に​お願いしたのですが、​なるべく​早く​返事を​送りますねと​いう​返事は​来るのに​アンケートの​返答は​一向に​届きません。​顔を​合わせた​ときは​愛想が​良いのにと、​教師不信に​陥りかけていたのですが、​ある​日​その​理由に​気が​つきました。​アンケートは​英語の​記述式で、​あるていどの​量の​英文を​書く​必要が​あり、​英語で​回答する​負担が​大きかったのだと​思います。​はっきりと​断りづらいので、​出会った​時は​いつもより​愛想よくしてたようです。​この​辺は​日本人と​似ているのかなと​思いました。

フィンランドの​先生方の​中には​英語を​上手に​使う方も​多く、​フィンランド語の​できない​私と​普段は​英語で​しゃべっていますが、​そういえば​時々へんな​英語を​使っている​ことがありました。​こちらでは​そういう​言い方を​するのかなと​思っていましたが、​英語で​会議を​していた​とき、​記録を​とっている​先生から、​わりと​簡単な​単語の​スペルを​聞かれたり、​この​話は​英語で​どう​まとめたら​いいのか尋ねられたりして​気づきました。​先生方は​自分が​話したい​ことの​うち、​自分が​英語で​言える​範囲の​ことだけを​話していたようです。​私は​その​英語しか​聞いていないので、​当然​それが​彼らが​言いたい​ことの​すべてだろうと​思っていました。​ヨーロッパ人で​英語の​話せる​人は​英語で​意思疎通が​できるだろうと​思っていたのが​誤りで、とにかく​自分の​方が​喋ると​いう​彼ら​特有の​メンタリティーが​英語を​どんどん​喋らせていたようです。​まずは​相手の​言う​ことを​よく​聞いてから​自分の​意見を​言うと​いう、​日本人の​メンタリティ-とは​正反対です。

ついでに。。。

私が​教員用の​カフェテリアで​コ-ヒ-を​飲んでいると、​フィンランドの​コ-ヒ-は​おいしいですか?と​よく​訊かれました。​日本でも​フィンランドでも​コ-ヒ-豆は​栽培できないし、​いづれに​せよ南米か​アフリカからの​輸入品だろうから、​フィンランドの​コ-ヒ-って​何の​ことだろうと​思っていました。​言いたかったのは、​フィンランドの​コ-ヒ-は​日本の​お茶とくらべて​どうですか?と​いう​ことだったようです。​日本人は​お茶を​飲み、​コ-ヒ-は​飲まないと​思っていたようです。​後日、​私が​自分で​コ-ヒ-を​いれて​飲んでいるのを​見て​びっくりしたと​打ち明けられました。

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