自学自習が​可能な​教科書

Turkuへ​到着して​2週間が​経った。​毎日​5分くらいずつ日が​伸びており、​日本との​緯度の​違いが​感じられる。​最初の​1週間は​研修先の​高校が​試験期間だった​ため、​翌日の​試験に​備えた​Preparation Lessonを​見学しつつ、​中学校の​授業に​参加した。​主に​英語の​授業の​ゲストと​して​呼ばれ、​出発前に​考えた​Finland語に​よる​自己紹介の​あと、​日本や​自分​自身に​関する​質問に​答えた。​中学3年生にも​なるとかなり​流暢に​英語を​話し、​こちらの​言うことも​正確に​理解しており、​日本の​一般的な​中学生との​差を​感じた。​校長に​よると、​9歳から​英語を​学び始める​ことに​加えて、​TVで​放映される​映画には​Finland語の​吹き​替えが​ほとんど​ないため、​日常的に​英語に​触れる​機会が​多いと​いう。​実際に​TVを​見てみると、​確かに​Finland語の​字幕が​あり、​音声は​英語だった。

多かった​質問は、​やはり​日本で​起きたばかりの​地震・津波・原発事故に​ついてだった。​日本で​起きた​自然災害で​最悪の​ものである​こと、​地震の​後も​計画停電や​物資の​不足で​今まで​通りの​生活が​送れない​ことなどを​説明した。​また、​世界中からの​心配や​応援の​メッセージが​日本の​力に​なっていると​話し、​感謝を​伝えた。

高校の​授業内容は、​物理・化学・数学に​ついては​日本と​大きな​違いは​なかった。​ただ、​教科書の​記述が​丁寧で、​問題演習も​豊富に​あり、​解説も​きちんと​ついている。​自学自習が​可能な​教科書の​作りに​なっている​点で、​日本の​教科書より​優れていると​思う。​試験前の​復習の​授業が​前日に​あると​いうのも、​日本では​あまり​聞かない。​教師の​説明に​対して​生徒は​かなり​積極的に​質問を​しており、​教師は​考え方の​プロセスを​複数の​視点から​説明していた。

次の​教員会議で、​正式な​あいさつを​し、​合わせて​日本との​遠隔授業に​ついて​提案する​ことになった。​日本と​フィンランドを​つないで、​互いの​紹介だけでなく​理科的な​視点での​交流を​目指している。

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