【ノースバンクーバーの​教育事情】

ナダでは、​州の​中でも​近い​地域ごとに​School Districtと​して​教育委員会が​分かれており、​教育の​システムも​だいぶ違う。​以前​滞在した​クランブルックでは、​日本で​いう​中学校の​年齢の​子ども​たちが​通う​Middle schoolが​あり、​高校の​学齢の​High schoolが​あった。​ノースバンクーバーでは、​Kindergarten​(年長)から​Grade7までが​Elementary schoolで、​Grade8~12までが​Secondary Schoolと​いう​分け方に​なっている。​学習の​カリキュラムも​この​School Districtごとに​決まっている​ため、​日本のように​学習指導要領に​よって​全国の​学習内容が​統一されているわけではない。

また、​こちらに​来て​新鮮に​感じたのが​学年を​超えた​クラスが​大多数を​占めていると​いう​ことだ。​幼稚園以外は、​1,​2年生合同の​クラス、​2,​3年生合同の​クラスと​いうように​2学年合同の​クラスが​多数存在する。​なぜかと​いうと、​こちらでは​インテグレーション教育を​している​ため、​特別支援学校や​学級は​存在せず、​特別支援の​必要な​子も​常に​通常級に​いる​ため、​その​子に​つく​EA​(Educational Assistant)の​配置に​よって、​教育委員会が​学年編成を​決めるからだと​いう。​これに​ついては、​合同の​クラスが​好きと​いう​先生も​いれば、​1学年だけが​好きと​いう​先生も​いて​興味深かった。

ちなみに、​フルタイムではない​先生や​スタッフも​多くいて、​パートタイムの​先生でも​担任を​持っている。​そのような​場合は、​月~木曜日は​〇〇先生で​金曜日は​△△先生と​いうように​決めている。​育児を​しながらでも​働きやすい​環境に​なっていると​感じた。

学習や​教室などに​関しては、​担任の​個性が​大いに​反映されていて、​教室の​配置や​ある​ものも​全く​異なっている。​教科書が​あるわけでもないので、​学習内容も​何もかも​その​先生の​力量に​かかっていると​いっても​いいかもしれない。​日本は​統一したり合わせる​ことを​大事に​しすぎて、​その​先生の​個性が​出にくいところも​あると​いう​欠点も​あるが、​裏を​返せば、​標準化されているし、​学年で​揃える​ことに​よってある​程度の​質が​保てるのかもしれないとも​感じた。

現在は、​まず、​全ての​クラスを​見学させて​もらう​予定を​立てている。​先生方や​子供たち、​そして​学習内容や​発達段階を​実際に​見て​理解した​上で、​日本文化の​紹介に​つなげたいと​考えている。

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