何事も​目の​前の​出来る​ことを​一生​懸命やり続ける

こちらに​来てから​最初の​3週間程は、​様々な​年代の​クラスの​授業観察を​させていただきました。​その​授業見学期間を​経て、​今は​kindergarten クラスの​補助を​して​過ごしています。​私は​日本では​高校で​働いているので、​この​kindergartenでの​研修に​意味が​あるのか?​還元できる​ものを​持ち帰れるのか?と​いう​思いが​あふれる​2ヶ月でした。​しかしながら​最近​心境に​変化が​起こっています。​今回は​その​心境の​変化に​ついて​簡単に​まとめたいと​思います。

第一に、​この​2ヶ月は​kinderの​担任の​思いやりあふれる​(私への)​指導計画どおりに​進められていたのだと​気づいた​ことです。​最初は​後片付けや​掃除だけで​毎日が​過ぎて​ゆく​ため、​少々​悩んだ​時期も​ありました。​しかし​現在は​日常の​帯活動に​あたる​「カレンダー​(月・曜日・日にちの​練習)」、​「色や形の​パターン練習」、​「書き取り」、​「天気」などの​一連を​任せていただけるようになりました。​時間を​かけて​じっくり​研修させていただいている​ことに​気づいてからは、​その​思いやりに​心から​感謝しつつ毎日を​過ごしています。

第二に、​直接自分の​範疇の​高校に​入るよりも、​より​大きな​学びを​得られている​ことに​気づいた​ことです。​確かに​高校生を​相手に​する​方が、​経験的に​勝手が​わかっている​分、​肉体的にも​精神的にも​楽だったかもしれません。​しかし​kinderに​入ることに​よって​様々な​発見が​ありました。​読み​書きが​まだ​出来ない​nativeの​子ども​たちに、​phonicsを​使って​読み​書きを​教えている​様子、​「学校」と​いう​枠組みに​初めて​接する​子ども​たちに、​まず​何を​最優先事項と​して​しつけているのかと​いう​原点を​見られる​こと、​日本で​言ういわゆる​「アクティブラーニング型授業」を​成り立たせる​ための​指導法や​教室運営方法の​「出発点」を​観察できる​こと等、​実際に​目の​当たりに​していると​本当に​興味深い​ことばかりです。

もう​すぐ​卒業式です。​上述の​一例を​含む​2ヶ月半の​研修を​経て、​今は​卒業式に​関わる​「折り紙を​活用した​バナー製作」、​「ダンスの​発表と​しての​『お祭り太鼓』発表」、​「『みんなともだち』の​日本語に​よる合唱」の​3つの​製作・発表を​任されて​日々​忙しくしています。​何事も​目の​前の​出来る​ことを​一生​懸命やり続けると​いう​基本的な​ことを​再確認した​2ヶ月半でした。

体験談の​一覧へ​戻る