オーストラリアと​日本、​教育システムの​違い

オーストラリアに​来て​早3ヶ月弱。​早い​もので​1ターム​(学期)が​終わってしまいました。​こちらは​日本とは​違い​一年を​4タームに​分けて​2タームで​1セメスターと​して​考えています。​セメスターごとに​通知表や​面談を​するので、​日本のように​考えると​2学期制に​なるのでしょうか。​しかし​それぞれの​タームの​間に​2週間ずつ​休みが​あります。​今回は​オーストラリアと​日本の​教育システムの​決定的に​違うなと​私が​感じたことに​ついて​まとめてみました。

① 個に​応じた​教育

日本では​一斉教育が​今でも​主流、と​いうより​むしろ抽出教育は​排他的イメージが​あるのか​行いませんが、​こちらでは​それが​盛んです。​各教科の​苦手な​子に​対する​リカバリーだけでなく、​IQテストに​基づいた​英才児教育も​行っています。​どちらも​課外で​行うのではなく、​授業中に​取り出して​行います。​リーディングの​学習中、​通常授業に​ついていくのが​難しい​子を​取り出し、​数人の​グループで​特別な​先生が​教えたり、​保護者が​音読の​手伝いを​したりしています。​また​数字の​学習では、​他の​子供が​読書を​している​間に、​苦手な​子数人を​集め、​担任の​先生が​クイックスマートと​いう​プログラムに​応じて​指導を​しています。​これは​コンピューターで​データベース化できるので、​各個人が​何を​苦手に​しているのか​一目瞭然。​それに​合わせて、​問題が​出されるので​効率的に​学習が​できます。

英才児教育に​ついては、​IQテストを​行って​上位5%の​子供で​かつ保護者が​望む​場合に、​週一回ビクトリア州から​派遣された​先生に​よる​学習を​行っています。​日本で​言うと​問題解決型学習に​なるのでしょうか。​先生が​独自の​プログラムを​もっており、​一年​生から​六年生まで​一緒に​行います。​これも​10人以下の​少人数グループで​行っており、​驚くべきことに​フィボナッチ数列の​定理を​発見する​学習を​行っていました。

②委託に​よる​教育​プログラム

先に​述べた、​英才時教育、​そして​クイックスマートは​プログラムを​購入したり、​先生を​呼んで​行っている​ものです。​ここでは、​委託して​教育を​して​もらうことが​一般的です。​他にも​水泳を​したり、​学芸会も​サーカスや​パフォーミングアーツを​専門と​する​団体を​呼び、​その​組織の​方が​レッスンを​行っています。​日本で​このような​ことを​すると​先生の​怠慢だと​思われそうですが。​ここでは、​保護者から​お金を​募り、​(だいたいが​各学期で​20ドルくらい)​それを​レッスン費用に​あてることが​多いですが、​特に​クレームも​なく、​スムーズに​行われている​そうです。​ちなみに​参加するか​どうかは​保護者の​一存なので、​参加しないと​いう​選択肢も​あるそうです。

③fundraise

このような​充実した​プログラムを​可能に​しているのは、​オーストラリアの​教育予算の​豊かさが​一因です。​しかし、​その​一方で​保護者に​よる​資金集め​(fund raising)も​盛んに​行われています。​イベントが​大好きな​オーストラリアらしく、​保護者が​イベントを​開催し、​その​利益を​学校に​寄付すると​いう​ことが​よく​あります。​私が​見た​限りでは、​Booksaleと​いう​学校図書館で、​本の​ストールを​開いたり​(売り上げの​一部を​コミッションと​して​もらい、​利益と​していた)​Trivia night と​いう​保護者と​教員での​夜の​クイズ大会のような​ものを​したり、​オフィスワークと​いう​会社の​出店記念イベントで​屋台を​出して​その​利益を​学校に​寄付したり​(屋台で​使う​ものは​オフィスワークが​無料で​貸してくれていました)と、​イベントを​行い​チャリティーを​募ると​いう​考え方が​主流のようです。

個を​重んじる​オーストラリアならではの​教育システムだな​あと​私が​関心した​ことです。​そして​その​ための​資金を​どう​集めるか、と​いうのもなかなか​面白い​ものでした。​私も​色々な​学校の​イベントに​参加させて​もらったり、​また​学校以外の​イベントにも​ボランティアと​して​参加したのですが、​どれも​誰もが​楽しめるように​できていて​とても​興味深い​ものでした。

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