意見の​アウトプットが​重要

フィンランドに​来て​5ヶ月が​経ちました。​最近は​社会の​授業に​顔を​出して、​生徒の​考えを​引き出す授業方法を​勉強しています。​こちらではやはり、​知識の​インプットよりも​意見の​アウトプットが​重要視されています。​教科書を​読むことは​ほとんどなく、​キーと​なる​わずかな​資料のみから​学び取ると​いった​感じでしょうか。​45分間の​授業の​中で​ほとんどは​教員と​生徒の​会話で、​さらには​15​分から​20分は​ディスカッションの​時間に​割かれ、​生徒は​そこで​互いに​多く​意見を​交わしています。​白熱しすぎて​口論のようになることもしばしば。​授業風景は​日本の​それとは​まるで​異なります。​そして​私自身の​語学の​方も​多少余裕が​でてきたので、​ある​程度授業を​任せて​もらえるようになってきました。​来週、​社会の​授業で​日本と​フィンランドの​文化、​社会、​歴史の​違いに​関して​授業する​機会を​いただきました。​かなり​迷いましたが​「豊かさとは​何か」と​いう​テーマで​やらせていただ​こうかと​思います。​と​いうのも、​フィンランドの​こども​たちは、​フィンランドと​いう​国が​いかに​住みやすい​国なのか、​自分たちが​いかに​優れた​社会制度の​中で​生活できている

のかを​自覚していません。​むしろ​日本の​東京のような​大都会の​最先端テクノロジーや​そういった​類いの​利便性に​興味を​示しています。​彼らも​日本に​関して​そのような​ことしか​知りませんし、​そのような​ことを​紹介すると​喜びます。​わたしは、​いま持っている​ものが​当たり前だと​思っていては、​いつか​それが​崩れてしまうように​感じてしまい、​彼らに​対し、​いわゆる​「もったいない」に​似た​感情を​抱いています。​フィンランドと​正反対と​行っても​過言ではない​日本社会の​善し悪しを​学ぶことを​通して、​便利さを​追求する​ことと​住みやすい​社会を​つくる​ことは​違うと​いう​ことを​なんとか​伝えてみたいと​思います。​生徒たちが​どのような​意見を​出すか​楽しみです。​結果は​また​翌月の​レポートにて​報告させていただきます

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