人生の​過ごし方を​謳歌

フィンランドでは、​pikku jouluと​いって、​クリスマス前に​職場の​仲間や​友達同士と​小さな​クリスマスパーティーを​する​習慣が​あるのですが、​私の​学校でも、​先生方と​クリスマスパーティーが​開かれました。

毎年、​男性と​女性が​交互に​パーティーを​主催するのですが、​今年は​男の​先生方が、​パーティーの​プログラムを​すべて​計画して​下さいました。​パーティー前に​教えて​もらっていた​ことは、​持ち物​(毛糸の​靴下、​サングラス、​Tシャツ)と、​集合時間と​集合場所​(バス停)のみ。​専用バスに​乗り込むと、​行き先が​分からないようにと​目隠しが​配られ、​森の​中へ​バスは​どんどん​進んでいきました。

なにも​ない​森の​中で、​バスは​停車。​長靴が​配られ、​「さあ!​歩くよ!」と、​いわれるが​ままに、​森の​中を​歩く​こと​10分。​到着した​場所は、​戦争の​頃に​使われた​地下室でした。​アルミの​コップで​お茶をのみ、​クラッカーと​ピクルスと、​みかんが​配られ、​男性陣が​クリスマスの​劇を​披露してくれました。

その​後も、​先生方が​手作りで​考えた​クイズや​ミニコントのような​ものなど​手作り​感​いっぱいの​素敵な​クリスマスパーティーでした。

フィンランド人は​もの​静かで、​笑わないなんていわれたりもしますが、​グローバル化の​中で、​彼らも​徐々に​変化を​しているようで、​私が​これまで​出会った​人々の​中には、​大変明るく、​おしゃべりな​方も​多く​いらっしゃいました。

フィンランド人は​昔からの​時間の​過ごしかた、​人生の​過ごし方を​謳歌しているような​気が​します。​手作りの​パーティー。​自然と​関わる​時間の​長さ。​そして、​何より​大切に​している​家族と​一緒に​すごす時間。

経済的に​発達して、​生活水準も​高く、​教育の​質も​注目されている​フィンランドの​人々ですが、​彼らは​そんな​ことなど​お構いなく、​自分たちの​ペースで、​自分たちの​生活を​ただ​愉しんでいるように​感じます。

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