10月の​空ーー遥か​英国ハルより

シェリー、​ワーズワース、​コウルリッジの​ロマン派の​詩に​あこがれて、​ここ英国ハルに​来て、​一月が​経ちます。​私は​今、​英国ハル大学で、​語学を​学ぶ​一方、​ハル大学の​学生に​日本語を​教えています。​大学は​環境が​よく​治安もとれていて、​学生は​よく​勉強します。​日本語は​日本人に​とって、​やさしい​言葉ですが、​外国人に​とっては、​とても​難しいようです。​ひらがなの​「く」が​逆に​なったり、​「は」を​「ほ」と​間違えたりします。​フラッシュカードで​繰り返し教えています。​授業は​英語で​教えていますが、​学生は​私の​つたない​英語でも​理解しています。​10月の​微風が​木々の​葉を​揺らし、​秋の​弱い光が​情緒を​誘います。​10月の​青空の​中、​途切れ途切れの​雲が​風に​流され、​ワーズワースの​詩が​思い出されます。​「草原の​輝き、​花の​栄光」。​周りの​環境は、​紅葉した​たくさんの​木々が​木の​実を​たくさんつけて、​リスや​小鳥が​啄ばんでいます。​ここハルは​ロンドンとは​異なり、​日本人が​ほとんどいません。​言葉は​英語のみです。​10月の​私の​目標は​二つあります。​ひとつは、​私の​日本語を​学ぶ​学生が、​私の​授業に​しっかり​ついてくる​こと。​もう​ひとつは、​私の​語学の​勉強で、​教授の​英語の​講義が​全部​聞き取れるようになる​ことです。​では、​11月に​また。

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