アートスクールでの​活動

Porvoon taidekouluは​直訳すると​ポルボーの​アートスクール。​フィンランドでも​他に​類を​見ない、​アートに​力を​入れた​セカンドスクールだそうだ。​4才くらいから​18才くらいまでの​子ども​たちが、​幼稚園や​学校の​授業を​終えて​やってくる。​小学校​1年生くらいに​あたる​子どもの​保育を​兼ねる​クラスは、​お昼の​12時前後から​子ども​たちが​集まり​始め、​17時まで​親が​迎えに​来るのを​待ちながら、​絵を​描いたり、​粘土で​遊んだり、​縫い物を​したり、​秘密基地を​作ったりして、​思い​思いの​時間を​過ごす。​その中に​パンを​焼いたり、​朗読を​聞いたり、​アニメを​見たり、​お庭で​遊んだり、​美術館に​行って​写生を​したりと、​多様な​プログラムが​組み込まれている。

保育の​クラス以外に、​絵画、​立体造形、​音楽、​デジタルアートなど​専門別に​先生が​10人程おり、​それぞれの​先生が​年齢別に​週に​2~5つの​クラスを​受け持っている。​1クラスは​生徒が​15人前後で、​1.5~2時間ほど。​間に​おやつ休憩を​含む。

フィンランドには​主と​して​フィンランド語を​話す家庭と​スウェーデン語を​話す家庭が​あるが、​ポルボーは​とくに​スウェーデン語を​話す家庭が​他の​地域より​多いそうだ。​アートスクールでは​2言語で​授業を​行っている。

子ども​たちは​とても​自由で、​日本よりも​既成概念や​法則に​規制されていないように​思う。​そして​フィンランド生まれの​有名な​ゲーム​「アングリーバード」が​大人気。​来る​日も​来る​日も​真剣に​アングリーバードの​絵を​描いている。

また、​アートスクールは​伝統的な​古い​建築で​天井が​とても​高く、​白塗りの​内装が​明るく​美しい。​その​中で、​さまざまな​画材、​家具、​食器、​先生や​子ども​たち自身の​服装など、​色が​豊かで、​ハッピーな​あたたかさに​包まれている。

アートスクールでは​決められた​役割が​与えられていない。​最初の​2~3週間は、​保育の​クラスを​ベースに、​他の​いろいろな​クラスを​覗いて​学校や​先生、​生徒の​様子を​観察した。​気に​なった​クラスには​毎週顔を​出すようにし、​手伝いを​させて​もらっている。​自由に​していても​良い​反面、​自分から​積極的に​行動を​起こさないと、​あっと​いう​間に​インターンの​期間が​終わってしまうだろうと​感じた。

アートスクールとは​別に、​アートスクールから​徒歩数分の​距離に​ある、​無料の​フィンランド語学校に​通っている。​週に​3日、​それぞれ午前中​2~3時間程、​各国から​集まった​年齢も​様々な​20~30人ほどの​生徒と​机を​並べている。​アートスクールとは​また​違った​コミュニケーションが​新鮮。

体験談の​一覧へ​戻る