体験談・EXPERIENCE - スクールインターン

まじめ英語の呪縛がとけた。

加藤 淳 24歳:オーストラリア before自動車販売会社勤務 スクールインターン6ヶ月間 after中高一貫私立校・英語教員に

いつかは英語教師にと、不安を抱えて飛び込んだ。

日本の小中高校に当たる約400名の学校で研修しました。一日10コマある授業のうち、半数程度は一人で教壇に立ち、小学生に日本文化、中高生に日本語を教えました。が、会話に悩むこと1カ月。「正確な英語」の呪縛が解けたのは、自分に求められているのが正確な英会話ではなく、様々な日本の話なのだと気づいてからでした。聞き取れなくても臆せずにSorry?と言えるようになり、肩の力が抜けました。こてこてのオージースラングもどんどん使いました。Fair dinkum(ほんとだって)、No worries, mate(どうってことないよ)、Good onya!(よくやった)など、日本人の私が使うと笑いが取れるのです。ジョークはうまく言えなくても、一緒に笑いたい時に便利でした。自信がつけば、英語力も自然に伸びます。

習字の作品を得意気に持つ生徒 英語力に加えて、現地の学校で一人で教え切った自信が、今の私を支えています。渡豪前に日豪の文化や歴史、地理等を調べ、現地では日本語の授業を通じて日本語や日本人について考えたことも、視野を広げてくれたと思います。今は日本の学校で教えていますが、この体験に基づく話が、生徒の気持ちを引きつけるようです。頑張ってよかった。心からそう感じる日々です。

朝礼の後、生徒達と学期末を迎え、リラックスした雰囲気のスタッフルーム

世界最大の砂島フレーザー島にて一日ファームステイを体験

スクールインターンって?

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