体験談・EXPERIENCE - 親子のインターン

子連れ海外暮らしは苦労も3倍、だけど…喜びも3倍でした。

星野起美 アメリカ Minnesota before大学院修了 スクールインターン9ヶ月 afterインターナショナルスクールに就職

子供達には出発前、近所の英会話教室に通わせたのですが、全く身に付かず(笑)、 殆ど何も出来ない状態で出発しました。息子は小学校6年、娘は小学校2年の秋のことです。ホームステイ先は校長先生のお宅。お蔭様で子供達の学校のことも色々相談できましたが、 静かなご自宅に、言葉の通じないやんちゃな子供2人を連れていったのですから、やはり大変でした。子供達もストレスがあり、「学校に行くのはイヤだ」「もう日本に帰りたい、おばあちゃんに会いたい」と泣かれたり、また食生活や習慣の違いから体調を崩すということも。その度に私も「こんなことなら1人で来ればよかった」と思ったものです。

しかし、娘が英語をペラペラと話しだした頃からその気持は変わっていきました。現地の2年生と一緒に読み書きも習得し、発音やイントネーションも、私が「この単語、どんなふうに発音するの?」と聞くほどになっていました(笑)。小さいうちに日本語以外の音を聞かせたり、真似したりする効果、必要性を見せつけられたのです。息子は年齢的なこともあり、娘ほどめざましい英語力の伸びは見られませんでしたが、彼には語学を越えた素晴らしい友人達との交流がありました。言葉の壁を越えて慕いあう子供達のパワーには本当に驚き、感激しました。

お揃いのTシャツで 今でも息子の同級生であったアメリカ人の子供達からはE-mailが頻繁に届き、やりとりしています。勉強嫌いの息子ですが、英語だけは得意で好きだと言っています。ミネソタにいる大好きな友人たちの英語がまだ耳に残っているんです。2人の子供を連れての海外生活は苦労も3人分ですが、喜びも3人分です。子供を介して、子供の友人、そのご家族とも親しく交流できます。学校でも地域でも親子3人まるごと皆から愛されたという感じでした。「ほんとうに子供達2人とここへやってきて良かった」と思いました。

もともとは私が「英会話力をつけたい」と思って参加したものですが、結果的には子供達にとって素晴らしい留学体験になりました。

親子のインターンって?

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