海外の「特別支援教育」を学ぶ体感する
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特別支援教育 海外研修
このプログラムは、海外の小学校・中学校・高等学校等で日本文化や日本事情を紹介する傍ら、現地の特別支援教育・授業方法・カリキュラム作成方法などを観察・体験してもらうものです。
多様なニーズや背景をもつ生徒が通常の学級に集まり、一般教育の一部として特別支援教育が実践される海外のの教育現場を訪問することによって、日本との教育の違いを体感し、指導者・教育者としての力量を高めることができます。
併せて、受入れ校(研修校)での活動や学校関係者宅でのホームステイなどの日常生活の中で、教育業界や地元の方と交流を図ることができるのも醍醐味です。
[プログラムの特徴]
1.現地の教育庁・学校長からの正式招聘
2.学校や地域での交流を通じて英語(現地語)力の向上
3.複数ヶ国を訪問しながら、最長2年までの交流・滞在も可能
■応募資格
特別支援教育関係者(社会人、一般、学生も含む)
■
研修先
海外の特別支援学校、特別支援学級・その他特別支援施設
■研修国
できる限り、ご希望に沿った国を優先。
■研修期間
4週間〜12ヶ月
■対象プログラム
・スクールイターンッ社会人対象)
・海外教育交換プログラム(教員対象)
・国際教育実習プログラム(学生対象)
※上記プログラムに関し、詳しい資料を用意していますので「
資料請求
(無料)」ください。
■出発時期
ご希望時期と現地事情(研修先の休暇期間など)を照らし合わせて調整。
〜研修体験談〜
テーマ1:研修先(Emerson School)について
私は自閉症を中心に障碍を抱えている子どもの教育や発達に関心があり、オーストラリアでの特別支援教育を実際に体験するために、今回のインターンシップに参加しました。研修させていただいた。
Emerson Schoolは、幼児から高校生までを対象にした特別支援学校です。日本と同様にオーストラリアでも、児童・生徒のうちIQ50未満の子どもは特別支援学校へ、IQ50以上の子どもは普通学校へ進学していくのですが、Emerson SchoolではIQ50から70の児童・生徒を対象にしており、日本にはない学校の形態で、オーストラリアでも唯一で、独自の教育システムをもつ特別支援学校でした。
研修先にはjunior school・ middle school・ senior schoolの3つの部門があり、私はjunior schoolを中心に観察や実習をさせていただきました。junior schoolでは、日々の教科学習だけではなく、パソコンを利用した美術、ギターを実際に演奏する音楽、大工機器を用いて行う木工、小さな子どもでも調理を行う家庭科、など多種多様な授業が展開されていました。また水曜日の4時間目にHouseという授業があり、学年に関係なく幅広い年齢層の生徒が6つのチームを組み、スポーツや料理、パソコンなどから自分のやりたい種目を選び、楽しく取り組んでいました。
スタッフは大変親切で、フレンドリーに接してくれました。また私個人のロッカーやパソコンのIDを下さるなど、環境面も整えていただきました。また放課後にはバスケットボール部の練習に参加し、週末にはオーストラリアの雄大な自然を紹介してくれました。私は折り紙を中心に各クラスで日本文化を教える担当となりました。飛行機や手裏剣を作ることが初めての生徒も多く、子どもたちは大変喜んでくれました。また休憩時間には、運動場で子どもたちと一緒に遊び、交流を深めました。
テーマ2:研修を通して得られたこと
6週間の研修期間はさまざまな面で有意義なものでしたが、障碍を抱えている子どもの教育や発達に関心がある私にとって、特に印象に残っているのは次の2点です。まず第1に子どもたちが学校に対して安心感を持ち、自信をもって日々の生活を送っていることでした。日本では障碍児・者の自己肯定感が低いことが問題として挙げられているのですが、この研修先では生徒がみな笑顔で挨拶をしてきてくれました。それがなぜなのか、観察を続けてみたところ、教師が単に生徒をほめるのではなく、社会とのつながりを意識して、ほめていることに気づきました。つまり、子どもたちが授業で体験したことはあくまで社会の中でも実際に役に立つことなのだという実感を生徒が持っているように見えました。
次に子どもたちが静かに自分の意見を言えるように教師が心掛けることも大切であるように思いました。学校生活を長く観察していくと、子供同士のケンカや授業中であってもトラブルが起こることがありました。その場合子どもたちは大きな声で叫んだり、時には友達を叩いてしまったりすることもあります。そのとき教師はまずそのトラブルを止めた後で当事者一人一人と向かい合い、ゆっくりと話をしていました。子どもたちも話をする中で、落ち着きを取り戻し、反省もしてまた授業へと戻っていくことができました。単に叱りつけて我慢させるのではなく、教師が生徒の思いを受け止めていることが子どもたちの学校生活を充実する上では重要だと思いました。そのためには教師が一人ですべてをこなそうとするのではなく、サポートをしてくれる教師も必要であり、教師の環境面の充実も必要であることに気づかされました。
こういったオーストラリアでしか経験できなかったことを日本にも伝え、これからの実践や研究にも生かしていきたいと考えています。
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