教員を目指す学生のための海外研修
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教員を目指す学生のための海外研修

海外の教育現場を体験する「国際教育実習プログラム」


このプログラムは、外国の小学校・中学校・高等学校等で日本文化や日本事情を紹介しながら、その国の教育事情・コトバや文化・生活習慣を学ぶもので、教育実習の海外版です。

併せて、受入れ校(研修校)での活動や学校関係者宅でのホームステイなどの日常生活の中で、教育業界や地元の方と交流を図ることができます。

[プログラムの特徴]
 ◆現地の教育庁・学校長からの正式招聘
 ◆学校や地域での交流を通じて英語(現地語)力の向上
 ◆複数ヶ国の現場を訪問しながら、最長2年までの交流・滞在も可能
 ◆英語圏のみならず、希望する国での交流を手配

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[体験レポート]

●矢島遼平さん 参加学年時:北海道教育大学 特別支援教育専攻3年生 実習地:オーストラリアの小学校

〜人生が変わった。 自分史上最高の経験!〜

私は今まで英語や異文化交流に特化した人生を歩んできたわけではないので、このインターンを決断したときはほとんど不安しかありませんでした。

第一、英語なんて満足にしゃべれないし、聞き取れないし、考えてみれば日本のことそんな知らないし、さらに加えて英語でちゃんと自己主張できるのか…と散々でした。

しかし、だらだら過ごしてきてしまった大学生活を少し反省していたこともあり、思い切って大学を休学しこのインターンの参加を決めました。 確かに、初めの時期は子供が何言ってるのかわからなくて自分に情けなくて自己嫌悪になったり、昼休みに同僚の方々と談笑しようにもネタがなかったり、突然話を振られてテンパったりしたこともありました。

もうそこは自分の努力不足と割り切って開き直りました。というのも、別に相手は流ちょうな英語を話す上級者の私を期待しているわけではないことに気付いたのです。また、考え方次第で自分にできることはたくさんあると考えられるようにもなりました。

すると、だんだん「あぁ!今、生きてるなぁ!」「わぁ〜今日も幸せだ!」と思うようになり、初めて自分の「やる気スイッチ」がONになりました。 あんな心が平穏に満たされる日々は日本にいる間にはあり得ないことでした。自分が想像していた以上に学校・地域の方々は優しく、充実した日々を送ることができました。難しく考えず、自分にできることをやって、目の前のことに一生懸命取り組むように心がければ充実した日々になると思います。

もし仮に、あの時大学の交換留学などの別の選択をしていたとしたら、ホストファミリーと一緒に旅行に行くことも、子供たちに英語を教えてもらったり、毎日どうやったら日本のことがもっとわかりやすく伝わるのか考えたり、改めてこんなにいろいろ日本について考えさせられることもなかったのだろうと思います。

結局、私は普通の人より少し変わった経験をしたのかもしれません。でも、それは私のとって最高の経験となりました。私はあの時、あのタイミングで、このIIPを通してこのインターンに参加できたことを本当によかったと思っています。これからの向こう20年30年先の自分の未来を思えば、勇気をもって初めの一歩を踏み出すことをおススメします。
 

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