ワイン・ビール作り 海外研修、海外でワイン・ビール作りを学ぶ、研修する

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ワイン・ビール作り 海外現場交流

海外でワイン・ビール作りを学ぶ、体験する

海外のワイン・ビール職人や醸造家が、日本人との交流を求めています。
その国のワイン・ビール職人のもと、実際に作業工程現場を体験しながら、各国独自のワイン作り・ビール作りを学ぶことができます。その傍ら、日本の作業現場の様子や日本の文化・風習などを紹介いただきます。

ワイン・ビール現場を通じた社会・文化で生活する毎日の中で、語学力の向上はもとより、各国関係者とのネットワークや国際感覚を身に付けることが出来ることも醍醐味です。

希望するワイナリーやビール醸造所などがあれば受入交渉も可能です。

<特徴>
1.世界のワイン・ビール製造所や職人からの正式招聘
2.複数ヶ国の現場を訪問しながら、最長2年までの交流・滞在も可能
3.英語圏のみならず、希望する国での交流を手配


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こんなところに行かれています。
研修機関 研修国
La Prudhommiere フランス
Azienda Agricola Biologica VitiVinicola PEPE イタリア
Contina Strica di Monti Beeraria 'Il Monti' イタリア
参加者の声。
S.O.さん(女性)
訪問国:フランス

私はこのアルザス地方で、ワインをブドウ作りから学んでいる。

私が暮らすアメルシュヴィールもそんな村のひとつ。インターンとしてこの村に来たのは4月。研修先であり滞在先のワイナリーでは、ちょうど前の年に作ったワインをボトルに詰める作業の真っ最中だった。

このワイナリーでの私の仕事は、ワインを詰め終わったボトルをケースに入れて倉庫にしまう作業から始まった。

1日2万5000本のボトルを、ただひたすらケースに詰めていく作業。すぐ手に瓶ダコができた。それから3ヶ月間、私はまさにワイン作り一色の毎日を送っている。

夏の間は一日中ブドウ畑で作業。朝6時半に起き、軽い朝食をとったあと、8時から昼食をはさみ、夕方6時までみっちり働く。私の仕事は四方八方に延びているブドウのつるを素手でまとめていくこと。

単純作業とはいえ、東京育ちで、ブドウの木に触れるのも初めての私にとって、農作業は楽なものではない。つるは力を入れすぎるとすぐポキッと折れてしまうので、ビクビクしながら作業していた。

ホストファーザーのジャンはよく“折れても平気。怖がらないで!”と。とにかく、来る日も来る日も畑仕事。初めは日焼けがイヤ、手が汚れることもイヤだった。

今ではもうすっかり腕も顔も真っ黒(笑)。私が研修するジャンさんのワイナリーは無農薬栽培にこだわり、手間暇かけてブドウを育てている。

ジャンさんが所有するブドウ畑は、およそ5万ヘクタール。東京の山手線の内側よりひとまわり小さいくらいの面積だ。

広い畑をジャンさん、奥さん、従業員1名のたったの3人で切り回している。このワイナリーで作られるワインの60パーセントは、アメリカやオランダなど、海外へ輸出されているが、残念ながら日本では手に入らない。

ジャンはいつも、おいしいワインに愛着を持って取引してくれるワイン業者とつき合いたいといっている。

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