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【イギリス】カルチャーインターン事例

【イギリス】カルチャーインターン事例

投稿日:2014-05-30


Yさん

参加時の年齢:61歳

海外インターン内容:イギリスのガーデニング

カナダで出会った素敵な花壇…自分も作ってみたい!

主人の仕事の関係でカナダのトロントに6年間住んでいたことがあります。その時の英会話の先生の家のバックヤードにあった素敵な花壇がガーデニングとの出会いでした。

時々手伝いながら、日本に帰ったら自分で庭造りをやってみようと思いました。ところが、実際にやってみると、なぜか色の取り合わせなどがやぼったくなってしまうのです。 そんなとき、偶然目に入った電車の車内広告で「これだ! 今がチャンスだわ」と思いました。募集にはガーデニングという分野もありました。

綿密な事前準備で、イギリスでの生活も充実

単なる旅行ではなくホームステイを選んだのは、拠点を決めて現地の人のアドバイスに従って効率よく、じっくりと庭を見て回りたかったからです。ホームステイなら一味違った体験ができるかな、という期待も少しはありました。

ホームステイ先はイギリス南部・チチェスターという町に決まり、ホストマザーはいろいろな団体に名を連ねるアマチュアガーデナーでした。ホストファミリーとは事前に、細かいところまで様々な取り決めをしました。

イングリッシュガーデンの入場料やガソリン代を誰が払うか、滞在中の食費の払い方なども細かく取り決めました。お金のことは言い出しにくいから事前に決めておいたのは正解でした。

現地では1か月の滞在期間中にホストマザーと一緒に30箇所も庭を見学しました。また、日本から持参した乾物や調味料を使って、日本料理のミニパーティーも開きました。これは好評でした。

旅行では絶対に味わえないことを学んだ

帰国後、早速主人の手を借りて庭造りにチャレンジしました。最近では朝食前の水やりはご主人が引き受けてくれました。

イギリスでの滞在は1か月間という短いものでした。しかし、ガーデニングというイギリスカルチャーを通し多くのことを学びました。

リタイヤ後の夫とのつきあい方、夫婦のあり方、無駄なものにお金をかけないシンプルな暮らしなど、旅行では絶対に味わえないことを学ばせてもらいました。留学中はもちろん、準備期間も帰国後もとても充実していました。

しっかりと目的を持つことで、それ以外の部分での不便さや不自由さは気にならなくなります。そして区切られた時間だからこそ、こんなにも充実できたのだと思うのです。



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