フィンランド教育研修(インターンシップ) 
体験談

「節分の紹介をしました」

●T.N.さん(女性)
●研修先:フィンランド・小学校
●所属・出身:社会人(明治大学商学部卒)
●時期:2006年1月(12ヶ月)
●No. S62TK3007
最初の1ヶ月は、学校の様子を教えてくれるかのように様々なクラスで見学をさせてくれました。その後、プランをたてなさいと言われました。 私の学校では、決まった時間に授業をもたせてくれるのではないようです。その為HOST TEACHERと相談の上、二週間毎に私がプランを提出しチェック後、職員室に貼り出してもらう。私に時間をくれる各担任の先生は、スケジュール表に書き込んでもらう。と、いうようにしました。  

最初は、豆を持っていっていたので節分の紹介をしました。その後、アクティビティーとして、中高学年には折り紙で枡作り、低学年には鬼のお面作りを一緒にしました。作成後は、豆まきを皆でしました。最初は、恥ずかしいのか小さな声でしたが、大きな声で言わないと「鬼はでていかないし、福もこないよ!」というと皆大きな声になり、無事節分を終える事が出来ました。  

フィンランドは公用語がもちろん英語ではないので、低中学年は、先生が翻訳をしてくれながら授業を行いました。私としては、いまいち子供との距離感を感じせざるをえませんでした。次回のプランへの反省項目となりました。また、高学年は担任がいるとはいえ、皆バラバラに授業をしているのでなかなか私に時間をくれる先生がいません。次回は、積極的に先生と交渉をしなくてはと感じ、これも反省材料の一つになりました。  とは言え、私にとって異国での初めて生活を満喫しようと思っております。見るもの、聞くもののほとんどが初めてのものが多く興味をひかれます。また、周囲の方もとてもよくしてくれます。ただ、その国の公用語を分からないと、言葉の壁は少し感じる今日この頃です。