インターンシップ参加者のインターンレポート |
◆どこの国に行くかじゃなくて、どんな人に出会えるかが重要 |
「思い切ってカナダに来てよかったと心からそう思う。」なんてとても素敵ですね。 |
Canada/ワーク&カルチャーインターン/Ms. H.K. ( 06/05〜07/05 ) |
早いもので研修もあと2週間あまりで終了となる。本当にあっという間だった。 最初の3ヶ月間はどうなることかと思った。 海外での生活に期待を抱きすぎていたわけではない。英語環境にいれない物足りなさ、ここは違う、何かが違うというむなしさだけに襲われた。研修先を移動して引っ越をして、生活を1からやり直したこと、その決断に間違いはなかったと思う。 あの3ヶ月間は辛いことしかなかった。 そして、移動してからのここでの9ヶ月間はつらいことなど1度もなかった。 あの時あっての今だと本当に思う。 研修も終わりに近づき、仕事も少なくなってきた。最近の楽しみはオフィスでの仲間とのおしゃべり、ランチ。年齢の近い彼女たちとキャッキャとガールズトークに花を咲かせる毎日。 カナダに1年来たからには何か英語力がついたことを形に残したいとTOEICを受けた。4回受けたうち、今のところ3回分の結果を受け取り全て日本で受けた時よりも点数が低い。こんなに毎日英語を聞いているのにリスニングがひどく落ちた。あとは最後に受けた分の結果を待つのみ。結果を受け取るたびに正直ショックだった。でもまた新たに日本でも頑張ろうという目標ができた。 確かに英語が口から出やすくなった感覚は自分でもわかる。会話の中で熟語が拾えるようになった。音を聞いてその単語を想像して辞書で調べられるようになった。オフィスの仲間も前より早く話しても随分聞き取るようになったと言ってくれている。 私の英語の成長に協力してくれたみんな。ここで知ったのは「どこの国に行くかが重要なんじゃなくて、そこでどんな人に出会えるかが重要だということ」。行き先にこだわるよりも、良き出会いを願うことの方が重要だと思う。オフィスの仲間で日本で英語を教えてみたいと言い出した人がいる。本当に実現できるかどうかはわからないけど、一人の人生に影響を与えられたことは大きな収穫だと思う。 1年前の自分は日本で仕事を辞めて、いろんな迷いや戸惑いに包まれていた。でもやっぱり思い切ってカナダに来てよかったと心からそう思う。 |