トップ > インターンシップ体験談
2011年01月01日・吉田優里/早希/龍司 ・ ニュージーランド , 親子のスクールインターン

子供はみんな英語の天才。

吉田優里/早希/龍司 39歳/11歳/6歳:ニュージーランド before英語の通訳・翻訳ボランティア スクールインターン1年間 after小学校の英語インストラクター

大自然を駆け回り、親も子も、心のびやかに。

田舎にぽつんと建つ生徒数30数名の小さな学校。それが私たちが派遣された小学校でした。行くまでは一体どんなところなのかと不安でしたが、学校が始まり1週間経った頃には、子供たちにも友だちができ、放課後は学校の隣で暮らしている校長先生の子供と一緒に野原を駆け回り、自由に遊んでいました。授業は、最初の1ヵ月ほどは、先生の言葉が理解できない時もあるようでしたが、2ヵ月目からは他の生徒と同じペースで勉強していました。算数は日本のほうが進んでいるので、現地の子供たちに教えてあげることも。新しい英語を次々とピックアップする力は、長年英語を勉強してきた私よりもずっと優れ、遊びを通してどんどん習得していました。本当に子供の言語能力ってすごい。

家の周辺にはたくさんの牛が放牧されている ホストファミリーの家は農場ではありませんが、犬3匹、猫2匹、牛2匹、鹿3匹、羊1匹をペットとして飼っていました。子供たちは動物が苦手だったのですが、牛や鹿に餌をあげていくうちに少しずつ馴染み、半年経った頃には完全に動物と友達になってましたね。親も子も自然と共存することの大切さ、言語を越えた心のつながりをニュージーランドの日々で学んだと思います。

丘の上のホストファミリーの家仲良しのクラスメイトと一緒に

マオリダンスの練習

2011年01月01日・芦沢昭子・ オーストラリア , 親子のスクールインターン

普通の主婦が人のために役立つ充実感は、何ものにもかえがたい経験です。

芦沢昭子 オーストラリア Queensland before主婦 スクールインターン3週間 after再度渡航を計画中

英語は中学のとき、"だいっきらい"でした。最初は好きでしたが、文法だらけの授業で、 だんだんわけがわからなくなり、大嫌いに・・・。 ずっと英語のことは忘れていましたが、新婚旅行に行った時、英語がぺらぺらカップルがいて、 「ああ、私も外国の人と気持ちが通じ合えたらな!6年も8年も学校で習ったのに、どうしてしゃべれないんだろう」と、 思ったのがきっかけで、上の子がお腹にいるときから、英語に親しめるよう、教会やアメリカンクッキング等、 なるべくお金がかからないよう工夫しながら、勉強しました。

参加にあたって、一番心配したのが子供達の英語でしたが、全然大丈夫でした(笑)。行った初日の休み時間に、 子供達がパーっと外に皆と一緒に遊びに出てしまって、私は1人教室に取り残されてしまって・・・(笑)。 私も、「お母さんだからって神経質にならないで、子供と一緒に楽しんじゃえ!」くらいの気持ちで行ってしまったせいか、 子供達も病気もせず、楽しく行って来られました。 もちろん、現地では楽しいことばかりではありませんでした。食生活・言葉の壁・生活習慣の違いを すごく感じましたし、やはり戸惑いました。もう、ケンカだってしちゃって(笑)!

だって、言いたいことは言わなければ伝わらないでしょう?だからかもしれませんが、もう、帰る時には別れるのがつらくて、号泣でしたね(笑)。

手作りの鬼のお面をつけて 学校での活動については、順調で、いろいろな事を教えると、すごく生徒達は喜んでくれるし、 普通の主婦が人のために役立つ充実感は、何ものにもかえがたい経験でした。 ステイ先での生活については、校長先生宅にステイさせていただきましたので、 なかなか忙しい家庭でした。 時には、ご飯をお鍋で炊いたりして・・・(笑)苦労をしましたが、今ではよい思い出です。  言葉については、最初の1週間は辞書を引き引きでしたが、もう後の方では、面倒くさくなって、 殆ど引かなくなってしまって・・・でもそれがよかったのか、必要なく話せるようになりました。 日本に帰ってきてからは、あまり話す機会がないことが、ちょっと寂しいですね。

子供への英語教育はやはり、小さいときからやったほうがいいと思いました。なぜなら子供は 耳がいいからです。現に下の子の方がnativeな発音をします。次の年にカナダに旅行にいったんです。 その際アクシデントがあり、トランクがなくなってしまったのですが、子供が係員の人との通訳を してくれました(笑)。 今、子供達にも引き続き英語を勉強させています。 下の子は「将来オーストラリアにお嫁に行くんだ一!」と、言っています。自分の子供達が、 たったの3週間ではあったけれど、海外での生活を通して、何を感じ、何を彼らなりに見たか?

一生の宝物にしてくれたら、本望です。

2011年01月01日・星野起美・ アメリカ , 親子のスクールインターン

子連れ海外暮らしは苦労も3倍、だけど...喜びも3倍でした。

星野起美 アメリカ Minnesota before大学院修了 スクールインターン9ヶ月 afterインターナショナルスクールに就職

子供達には出発前、近所の英会話教室に通わせたのですが、全く身に付かず(笑)、 殆ど何も出来ない状態で出発しました。息子は小学校6年、娘は小学校2年の秋のことです。ホームステイ先は校長先生のお宅。お蔭様で子供達の学校のことも色々相談できましたが、 静かなご自宅に、言葉の通じないやんちゃな子供2人を連れていったのですから、やはり大変でした。子供達もストレスがあり、「学校に行くのはイヤだ」「もう日本に帰りたい、おばあちゃんに会いたい」と泣かれたり、また食生活や習慣の違いから体調を崩すということも。その度に私も「こんなことなら1人で来ればよかった」と思ったものです。

しかし、娘が英語をペラペラと話しだした頃からその気持は変わっていきました。現地の2年生と一緒に読み書きも習得し、発音やイントネーションも、私が「この単語、どんなふうに発音するの?」と聞くほどになっていました(笑)。小さいうちに日本語以外の音を聞かせたり、真似したりする効果、必要性を見せつけられたのです。息子は年齢的なこともあり、娘ほどめざましい英語力の伸びは見られませんでしたが、彼には語学を越えた素晴らしい友人達との交流がありました。言葉の壁を越えて慕いあう子供達のパワーには本当に驚き、感激しました。

お揃いのTシャツで 今でも息子の同級生であったアメリカ人の子供達からはE-mailが頻繁に届き、やりとりしています。勉強嫌いの息子ですが、英語だけは得意で好きだと言っています。ミネソタにいる大好きな友人たちの英語がまだ耳に残っているんです。2人の子供を連れての海外生活は苦労も3人分ですが、喜びも3人分です。子供を介して、子供の友人、そのご家族とも親しく交流できます。学校でも地域でも親子3人まるごと皆から愛されたという感じでした。「ほんとうに子供達2人とここへやってきて良かった」と思いました。

もともとは私が「英会話力をつけたい」と思って参加したものですが、結果的には子供達にとって素晴らしい留学体験になりました。


▲ ページの先頭へ