トップ > インターンシップ体験談
2012年02月03日・S・ スクールインターン , カナダ , 20代
あっという間に1月も終わりました。暖冬と言われていたものの、ついに-30℃以下の寒さもやってきた1月でした。いい経験になりました。
 1月はお正月関係の内容で、体験型の文化紹介を多く行いました。網で餅を焼いたり、書き初めをしたり、かるたや福笑いをしたり。餅は皆美味しがって食べていました。海苔も持参したのですが、こちらは好き嫌いが分かれていました。かるたは、ひらがなが皆読めない中ででしたが、ゲーム自体に熱中していました。ひらがなの識別はなかなか難しいらしく、お手付きの子が続出でした。
 今までは小、中中心でしたが、1月から高校生クラスにもお邪魔するようになりました。やや緊張しましたが、落ち着いていて、逆に他のクラスよりやりやすかったです。
2012年01月16日・Miyuki Kura・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
冬休みが終わり、1月3日より学校が始まりました。今月は、市内の中学校からもお招きを受けて研修をさせていただいています。先生方、また子どもたちからも人気のある授業ベスト3は、①手巻き寿司 ②書道(自分の名前をカタカナで書く。)③お箸の正しい持ち方(ポップコーンレース)です。折り紙では、折り鶴は不動の人気です。私の折り紙の授業で、初めて鶴を折ったある子どもが、ふとチャイルドケアワーカーさんに(教室の中に、先生以外に子どもの学びをサポートする職員の方が、少なくとも一人は各クラスにいるようです。二人いるときもあります。そのような方々をチャイルドケアワーカーと呼んでいます。)「自分が死ぬとき、この鶴を持って行きたい。」と言ったそうです。その言葉をチャイルドケアワーカーさんが、「私、あなた、本当にすばらしい活動をここでしていると思うわ。昨日の折り紙のあなたの授業で、私の近くで折っていたある子が昨日こう言ったのよ。」と私に教えてくれました。また、「折り鶴は、話しには聞いていたけれど、私も初めて昨日折ったわ。楽しかったわ。今日の手巻き寿司もおい
しかったわ。私、家でまた作ってみるわ。」とも言ってくれました。
ただ、ただ、鶴を折るだけの授業なのに、そんな言葉を言ってくれるほど感動してくれていた子どもがいた!!ということは大変な驚きであり、指導者冥利に尽きると思いました。この上ない幸せだと思いました。
私がすなわち、イコール日本人では決してないのだけれど、やはり出逢った目の前のこの日本人の私を通して、子どもたちは、日本とは、日本人とは、日本の文化とは・・・などなどを大げさかもしれないけど一生?イメージ、理解するのだと思います。実際、私がそうでありがちなように・・・。よく考えれば、責任重大です。研修生活もあと残す所2ヶ月となりました。日本の美しいもの、日本の生活、習慣、文化、本当のこと、本当のもの・・・を私の出来る限りの努力と誠心誠意の気持ちで、子どもたちに見せたり、聞かせたり、伝えたりできたらと思います。

4月からホームステイをしていますが、他人と一緒に暮らす苦労を感じています。今に始まったことではありませんが、私が育った家庭環境とはまったく違う家庭なので、その中で、うまくやっていくのは精神的に疲れることがしばしばです。ただ、4月から思っていることは、人の様々なことに対する価値観の違い、考え方の違いは、当然で、ある意味興味深くもあります。精神的に疲れて、部屋に閉じこもってしまうこともありますが、できるだけプラスの方向に考えるようにしたり、そういうときこそ、あえて家族とコミュニケーションを積極的にとることで、お互いの考えを共有して、自分の気持ちに何か引っかかっていたものが解消されることもあります。このような話をしてはいるものの、ホストファミリーには大変お世話になっており、ニューファンドランドに住むニューフィーの生活にどっぷり浸からせてもらい、充実した日々を送っています。

2012年01月14日・kumiko Morimoto・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
1月から新しいホストファミリーの家に移動しました。4家庭目になりますが、それぞれの家庭で習慣や状況も違い、様々な経験をさせていただき、すべてのホストファミリーに感謝しています。
新年からは、日本食料理にも挑戦しています。先日、おしるこを作ったので、子どもたちに味見をしてもらったところ、多くの子どもが好きではない反応でした。食べたことのない味で子どもたちにとっては未知なる世界だったと思います。日本に住んだことのある先生にも食べてもらいましたが、彼女はとても好きらしくおいしそうに食べてくれました。ゆかりで作ったおにぎりはおしるこより人気がありました。また、茶道の授業で出した和菓子は、人気がありました。
一言に日本人と言っても味覚の違いがあります。それが、食習慣が違い、国が違えばさらに色々な違いがあり、料理があります。食文化の違いはとても興味深いです。
2012年01月14日・Masaki Kita・ 40代 , カナダ , スクールインターン
 1月9日から新学期が始まったものの、中間試験の実施と、暖冬の続くカナダでは道路の凍結がひどく、通学バスの運行も休止するような状態で学校にも生徒が来れない日が数日続いた。そのため数回の日本語の授業も実施出来なかった。
一方で冬休み期間中は、クリスマスや正月をHome Stay先の家族と楽しく過ごすことができ、非常に良い経験にもなった。特にクリスマスは、日本での過ごし方と違い、と言うか昔の日本の正月の過ごし方に似ていると感じた。先ずツリーを切りに行くところから始まり、飾り付けをした。その間にどんどん家族・親戚一同が集まって来て、ツリーの下にプレゼント、何十年も前の子供の頃に作ってもらったと言うソックスをいまだに使っていて、その中にもプレゼント。25日の朝は早くから全員が集まって、2時間くらいかけてプレゼントを開けた。夕食にはでっかい七面鳥をみんなで食べて、年末年始はカレンダー通りなので、翌日にみんなそれぞれ帰っていった。私はHome Stay家族の分しかプレゼントを用意しておらず、でも他の人たちは私にもいろいろとプレゼントをくれては、その選んだ理由まで説明してくれて、ありがたいやら、申し訳ないやら、でもうれいいやら... で、本当に楽しい数日間だった。元旦はこちらで日本の事情に詳しい人がいて、一緒に日本的?な正月を過ごした。あとは千羽鶴を何とか完成させて、こちらの人の健康と幸せを祈る旨の短冊を、書初めを兼ねて久し振りに筆で書いて、1月9日に学校に寄贈した。なかなか好評で苦労した甲斐があった。
天気予報ではさすがにそろそろ冬本番となるようで来週にはマイナス30℃の予報となっている。先ずは風邪や事故にあわないように気をつけながら、でもいろんなことに挑戦し続ける姿勢をもっていたい。残り3ヶ月となったが、今一度初心に戻り、有意義な生活を送って行きたいと思う。
2012年01月12日・Y・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
小学校で研修をさせていただいていますが、どのクラスで教えても「ORIGAMI」が大人気です。日本から持ってきた英訳付の折り紙の本に加えて、インターネットの折り紙サイト「origamiclub.com」が大変役立っています。季節ごとの折り紙や動物、乗り物など、日本語、英語、中国語で見ることができます。学校の子どもたちにもこのサイトを教えていて、私が別のクラスへ移っても自分たちで折り紙を楽しんでいるようで、新しいものができると校内で私を見つけて作った折り紙を見せてくれています。学校のある先生が私のために70ドルかけて、図書館の真ん中に私専用のデコレーションスペースを作ってくれました。毎月、その月にあったものを折り紙で作り、飾っています。子どもたちの飾り付けのボランティアを募集することもあります。また、私は日本から「紋切り型」のセットをいくつか持ってきました。雪の結晶や桜など様々なシリーズがあり、子どもたちと作って、教室のデコレーションになるのでおすすめです。私はamazon.co.jpで注文して買いました。
2012年01月01日・Shimizu Natsuki・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
ここ1か月で、行った日本文化紹介に関するエピソードを、いくつか、お伝えします。

●お箸の持ち方・使い方
先生たちに相談したところ、「学校のお金で全員分のお箸とポップコーンを買おう。」と言っていただけて、スーパーで売っている Chinese chopsticks を購入。どの学年でも、ポップコーンを使用して、お箸の持ち方・使い方を紹介できました。
学年によっては、日本の写真を見せながらお箸についての知識を伝えたり、A4用紙を折って作る箱やお箸を入れるケースを折ったりしました。毎回、ポップコーンを職員室のレンジで温め、クラスに向かいます。すると、他のクラスの子も、ポップコーンの匂いに反応。まだ参加していないクラスの子からは、「いつ、自分たちのクラスに来るの~?」と質問をうけるのでした。

●お寿司の試食
日本食といえば「sushi」というくらい、ここフィンランドでもsushiはポピュラーな食べ物。お寿司といっても、海苔、寿司飯、きゅうりのみを材料に作る、きゅうりの海苔巻きにしました。気になる反応は・・・・・。大きく分けて3つのパターンでした。
①半数近くの子の反応、それは、「海苔が苦手、食べられないー。」という反応。黒い外見にはそんなに抵抗を示さず、すぐに手を出して食べてくれたんですが、海苔(磯?魚介類?)の香りが、だめみたいです。苦手な子にもいろいろ。たいていの子は、試しに海苔を食べてみて、またはにおいをかいでみて、「うーん・・・」と唸っていました。
②始め海苔を食べた時点では、1の子たちと同じ反応。でも、お寿司を食べたくて、海苔の香りが苦手だとわかっても、おそるおそる何度も手を出して食べ・・・・・・・、そのうちに、「うーん、これ、食べられるかな。」という反応に変わる子。
③海苔を食べた途端、「Hyvää!(ヒューヴァー。フィンランド語で、Goodの意味)」と、目を輝かせ、その後のお寿司も何個も欲しがる子。中には、今までに日本食屋さんで食べたり、家庭で作ってもらって食べたりしたことがあって、好き!という子もいました。

●クリスマスのお祝い
クリスマスのお祝いに、全学年でひとつの話を演じる劇を行いました。途中で、トントゥ(サンタクロースの手伝いをする妖精)たちが学校へ行き、学校生活をおくる場面があるのですが、その一場面に私も少しだけ登場。
以前に、日本の小学校の紹介のひとつとして運動会DVDを見せる

ある先生が興味をもち、体育のダンスで、ソーラン節をやってみることに

やってみたら、意外と好評。
ソーラン節を気に入った子供が先生に、「いつ、このダンスを披露するの?」と質問

今回の劇の台本を考える先生の提案により、一部にソーラン節を追加

先週1週間は、毎日少し時間をいただき、音楽に合わせて踊る練習

今日の本番  という経緯でした。

予期せぬ状況で、話が広がり、充実した研修をさせていただいています。
2011年12月29日・Mkiyuki Kura・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
高校にも訪問させていただき、日本の文化の授業をさせていただきました。
校長先生や先生方のご要望により、いくつか行う授業の1つに手巻き寿司の授業を入れることになりました。
生徒の皆さんは、「お寿司を食べたことはあるけど、自分で作って食べたことはない。」と、この授業を楽しんでくれたようです。

材料(1人あたり約5つ食べてもらうことにしました。)

①カルフォルニア米(日本のお米に似ています。1カップで2~3人分)
②ミツカンの寿司酢(アジアンショップで買いました。)
③しょうゆ
④わさび
⑤焼きのり
⑥ごま(好みでかけてもらいました。)

ネタ(野菜)
①レタス
②きゅうり
③アボカド

ネタ
①スモークサーモン
②ゆでた大きなエビ
③チェダーチーズ
④カニかまぼこ
⑤シーチキンのマヨネーズ和え

学校にキッチンがなかったので、ほぼ全てをホストの家で用意して学校に運びました。
寿司飯の作り方と手巻き寿司の巻き方を演示しました。
手巻き寿司の成功の秘訣は、たくさんのごはんやネタを海苔にのせないことだと強調しました。

手巻き寿司の巻き方を演示する前に、You Tubeで英語の良いビデオ教材を見つけたので、それを見せてから、実際にもう一度生徒の皆さんの前で演示しました。

You Tube "How To Make Temaki"
http://www.youtube.com/watch?v=Ii2ja4Nh0Fo&feature=related

授業の最後に、巻き寿司の演示をしてあげられたらもっと良かったと思います。

にぎり寿司や巻き寿司は、作るのにテクニックや道具が必要ですが、手巻き寿司は、誰でも気軽にお寿司作りを楽しめます。
使った食材は、どのお店で入手したのか場所と電話番号なども含めてレシピを作成し、配布しました。もちろん授業で見てもらった手巻き寿司の巻き方のYou Tubeのアドレスも入れました。

特に、料理の授業などは、習ったことが生徒達の普段の生活の中で生きるような配慮を心がけて、これからも授業を考えてみたい思います。
2011年12月24日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
今年のマニトバは暖冬です。雪がない!クリスマスに雪がないのは、私の故郷・北見でも10年に1回あるかどうかです。今年32になったRhondaも一度しか経験がないそうです。暖かいのはありがたいのですがね。
 早かった。9月に始まった新学期ですが、もうクリスマス休暇になってしまいました。ハロウィーンなんてつい昨日のような気がします。あの頃は書道でてんてこ舞いでしたが。書道は墨汁不足のため7,8年生が終わった時点でいったん終了。来年、墨汁の残量をにらみながら慎重に再開の予定。12月は、クリスマスの話に絡めて日本の宗教について触れたり、(ちょっと早いですが、終わってからよりいいかなと)正月の話をしたりとテーマには事欠かない月でした。日本のクリスチャンが人口のわずか2%/260万人(Wikipedia)というのは、彼らにとってショッキングな数字だったようです。盛り上がるのは、料理の話ですね。クリスマス・ディナーには各民族の伝統があり、先生の中には、オランダとかポーランドという人もいて、私も勉強になりました。学校では、クリスマス・コンサートに加えて、各クラスでいろんな取り組みをしていて、その手伝いでも忙しい1ヶ月でした。家では、MelとRhondaが連日のラッピング作業。ツリーの下にあふれるギフト、いったい誰に贈るのでしょうか?職場や地域の集まりもあり、大体ポットラッ
クなのでフランス系、ドイツ系、ロシア系+メキシカン、と特色ある料理が楽しめました。ここはドイツ系とロシア系の多いところで、特に40代以上の人には(カナダ生まれでも)第1言語が英語ではない人が多く、言語に関しては寛容な土地柄です。一方、日本との接点は少ないですね。日本料理の食材などもあまりありません。みそもほんだしもそばもなし。巻きずしはできますが、日本風に作ろうとするとかっぱ巻きくらいしかできないと思います。(Melはカルフォルニア・ロールやチキン・ロールを作りますが)学校にはメキシコからの留学生が10名以上いますが、日本の高校生だとホームシックになるんじゃないかと思ったりもします。あらためてカナダとモーデンと日本との違いを思った12月でした。
2011年12月01日・Miyuki Kura・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
改めて、"人との出逢いが英会話力アップの鍵であり、人生の宝物"
会話に自信のない私は、これまで、特にプライベートの時間は、英語のワークを広げて一人で過ごすことが多くありました。「ここカナダに来た意味は何?文法や単語の正確さにとらわれず、もっともっと話さないとね。とにかくただ話すのよ。それから、もっともっと英語を聞くといいわね。私たちと一緒にテレビや映画を見ましょう。」とあたたかいホストはいつも私にアドバイスをくれていました。そんな私の目標は、せめて、「お誘いを断らない。」でした。最近、その目標が実を結びつつあるのを感じています。研修中の学校で「私、青森で英語の先生をしていたの。」という保護者の方に出逢いました。その方のお招きを受けて、先日、ファミリーハロウィーンパーティを一緒に楽しませていただきました。また、学校で知り合ったフランスから来たフランス語の先生と一緒に映画を見に行ったら、そのお友達の大学で移民の方に英語を教える先生(ESL)の先生に出逢いました。今日は、研修中の学校がたまたまお休みだったので、その先生の授業を受けに大学を訪問させていただきました。そこでは、様々な理由でカナダにやってきた、インドや中国、ベトナム、チリ、グアテマラの方々に出逢い、一緒に楽しく英語を勉強させていただきました。その先生に教わった英会話力アップのために薦めたいこととは、①「たくさんのメロドラマか映画を見ること。できたら毎日一本。(※メロドラマの方が、生活に密着しているからできたらメロドラマがいいそうです。)」②「英語の歌を聴くこと。」③「できるだけたくさんの人とお話しすること。」です。ホストのアドバイスと全く同じでした。①については、幸いホストがたくさんのDVDを持っているので今はそれを毎晩借りて見ています。ドラマは、テレビでホストと一緒に見ています。②については、大好きなジブリソングを英語で聞いています。先生は、また、私の英語のレベルに合った本も紹介してくれました。「The No1 Ladies Detective Agency」です。早速、図書館に行ってこの本を探してみたいと思っています。改めて"人との出逢いが英会話力アップの鍵であり、人生の宝物"だなあ~と思う今日この頃です。次なる私の目標は、「自分からお誘いしてみる。」です。私にできる皆さんに喜んでいただけそうなこと、例えば、手巻き寿司の作り方を教える(私がカナダで出逢ったほとんどの人がお寿司が好きと言ってくれます。)などで、もっともっと出逢いを広げて行こうと思います。

2011年11月19日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム

とうとう雪が積もりました。2日ぐらい前からグっと冷え込んだので案の定です。でも、例年と比べると遅い雪だそうです。気温の方は、先週ぐらいから最高気温が0度を下回っています。雪が積もる前から真冬日というのは、北海道出身の私にとっても予想外でした。予報では、今週末は-20度くらいまで下がり、風も強そうです。でも、子供は元気ですね。こちらの学校は、午前と午後に15分のrecess、ランチの後に25分の休みがあり、雨の日以外は、子供たちは外で遊ぶことになっています。寒くなったので、オーバー、帽子、マフラーをしっかり着用していますが、寒くなればなるほど子供たちの元気度はアップしています。でも、これは小学生の話。ミドル・スクールでは、Grade7-8の生徒が廊下にあふれています。授業の準備があるとかなんとか言って外に行こうとはしません。9月までは、人影はあまりなかったのですが。
今日は18日金曜日ですが学校は休みです。このところ、先生方の研修やらミーティング(?)やら祝日(Remembrance Day) やらで5週続けて金曜日が休みでした。(先生方は祝日以外は休みではないのですが。)今週末は今年最後の3連休、エンジョイしようと思います。ホスト・ファミリーは、私の誕生パーティーをしてくれるようですし。
11日はRemembrance Day で、学校では、前日の10日に、退役軍人の方も列席してセレモニーがありました。この日は第1次世界大戦の停戦日です。イギリス系や欧米の多くの国がこの日を戦死者を悼み平和を祈念する日としていることを、今回初めて知りました。日本では8月15日は夏休み中です。日本でも取り入れたらどうだろうかなどと考えながら、生徒たちの式典を見ていました。ある先生に尋ねると、カナダは第2次大戦で日本とも交戦しているということなので、図書館で本を1冊借りて読みました。イギリス連邦の一員として、香港守備に当たっていたカナダ兵は戦死もしくは捕虜になり、3年半に渡る過酷な捕虜生活送ったことが生存者の証言をもとに綴られていました。栄養不良と疾病に苦しみ、生きて帰国できた兵士は少数派です。登場する兵士の中には、近隣の町の出身者もいて、ちょっとドキッとしました。私にとっては、日本人であることを考えさせられる日となりました。

2011年11月17日・Kumiko Morimoto・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム

新年度が始まってから、地域に溶け込もうとボランティアを始めました。先日は、"taste of Culture"というイベントがあり、日本の料理を作ってほしいと頼まれたので、おにぎりに挑戦しました。ほかにも、アフリカ、ネイティブアメリカン、カンボジア、ベトナム料理などがあり、様々な国の食べ物をいただくことができ、また地域の方との交流もできたので、とても良い経験になりました。
学校では、日本クラブを週一回行っていますが、折り紙は大好評です。手巻き寿司の授業もでき、2回、3回とおかわりする子もいて大成功に終わりました。いつも授業をしていて思うことは、すべてクラス担任の先生やアシスタントの先生方のサポートがあってこそ私は授業をできるのだと感謝しています。これからも様々なことに挑戦していきたいと思います。

2011年11月16日・S.S・ カナダ , スクールインターン
環境にも人にも慣れてきて、自分のペースがつかめてきました。全校生徒25人の本当に小さい学校で、クラスもelemenrary,junior high, seniorの3つしかないので、生徒の名前も大体覚えることができてきました。最近の活動で子供たちが興味を持っていたのは茶道でした。道具をそろえるのも難しかったので、かなり略式で紹介しましたが、お辞儀の仕方や茶碗のまわし方などにも慣れない手つきでがんばってくれました。抹茶は苦かったと思うのですが、「美味しい!」「これ好き!」「またやりたい!」など、前向きな声が聞こえて嬉しかったです。休んでしまった子もいたので、また頃合いを見て行いたいと思います。
2011年11月15日・Masaki Kita・ 40代 , カナダ , スクールインターン

今月に入って急に寒くなってきた。今日も雪が降っていて朝学校に行く時でも気温は-5~-10℃と日本の冬と比べるととても寒い。Host familyのアドバイスもあって、車のエンジンオイルやウインドウォッシャー液の交換、タイヤのチェックも済ませた。コートも買ったし帽子や手袋、冬用の靴も買ったり借りたりして準備万端。でもココは本当に乾燥しているので注意している。今、生活のパターンが出来てきて毎日をしっかりと過ごしていこうと心がけている。月・水・金の朝はプールで水泳(Hot tubとサウナがあるがとても気に入っている)、火曜の夜はChoir、木曜の夜は日本語の授業、金曜の夜はCurling、もちろん昼間は学校で日本語の授業(毎週月・水の2回)とその準備。空いた時間は他の授業や英語の勉強に当てている。毎週金曜の午後にCarolと翌週の予定を確認している。最近特に感じるのは、ここPeace Riverの人たちは、実はものすごく保守的なのではないかということ。一見みんな明るいし、とても親切だが、何か新しいことをする時には、ものすごく慎重になるし、中には一切試しぁw)€トみようとさえしない人もいる。これは年齢や性別、住んでいる地域などにはあまり関係ないようだ。日本人は、第一印象が静かだし、比較的控え目に映るようなのだが、初めてのことに取り組むのに興味が沸くし、もし可能ならちょっと改良して試し続けたりする。最初は人によるのかとも思ったがどうもこの傾向は変わらない。一方、反対に日本に来ている海外の人が日本でいろんなことに興味を抱く姿勢と似ているのかも知れない。滞在してみて日本で考えていたことと違うことがたくさんあって非常に面白い。あと、最近、特定の話題についてはものすごく英語が聞きやすく感じるようになってきた。でも現地の人の日常会話のあのものすごいスピードでの会話は未だにものすごく苦労している。まだまだです。

2011年11月10日・Norie Henmi・ 30代 , カナダ , 海外教育交換プログラム

11月に入り、ケネルには雪が降り始めました。
学校の方は、9月10月のLakeview小学校から、11月はRedBluff小学校へに移りました。どの学校も特色があって面白いです。筆記体の練習をチョークで机に書いたり、スマートボードを頻繁に活用したり、工夫された授業がたくさんあります。
また自分自身の授業も、子供達の質問を取り入れながら進められるようになってきました。特にIIPの方から頂いたアドバイスをもとに、日本のお風呂やトイレについて紹介してみると、とても驚いた表情をしていて成功でした。
ホームステイ先は、8月からずっと同じお家にいさせてもらっています。とてもいい方で、毎週日曜日の朝食に日本人の友達を呼んでくれたり、車を快く貸してくれたり、本当に感謝の毎日です。
寒い冬を乗り切れるようにスノーブーツを調達しました。日本から持参したスキーウェアも活躍しています。

2011年11月03日・Keiko Kitagawa・ 40代 , カナダ , スクールインターン
10月はまずThanksgiving Holidayという大きなイベントがありました。ホストの家でも20名近いお客様を招きました。家じゅうを大掃除して一番上等な食器でテーブルセッティングをし、朝からターキーを8時間かけてローストしてもてなしました。私が特に気に入ったのがスタッフィングというターキーに添えるものでスーパーで簡単にできるものが手に入るので日本に買って帰ってぜひ作ってみたいと思っています。もうひとつはハロウィーンです。当日はelementary classでパンプキン カーヴィングという授業があり、こどもたちはナイフを使ってかぼちゃに顔や模様を彫っていました。みんななれているのか上手にナイフを使いこなしていました。わたしも前日、先生のお宅でカーヴィングを体験させてもらい魔女をかぼちゃに彫りました。なかなかいい出来に仕上がりました。午後からは先生も生徒もコスチュームに着替えてハロウィーン本番という感じで楽しんでいました。夜はダウンタウンでは花火も上がり、こどもたちは各家庭を訪問し、お菓子をたくさんかかえていました。本場のハロウィーンを満喫できて楽しい1日でした。
2011年11月02日・K.I・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
噂には聞いていたけど、本当に楽しい一日でした。学校は仮装した子どもと先生だらけ!歯の妖精・ゾンビ・お姫様・カンガルーなど皆自分の着たい衣装を着ていました。私はホストファミリーから衣装を借りて魔女になりました。(学校が寒いので温かい服を着たかった...)そんな中ある子どもが「先生が日本の服(たぶん浴衣?)を着てくると思ったから、今年はこの服を選んだのに...。」とWhiteberryのような服を着た女の子がとっても残念がっていました。「先に言ってくれればよかったのに~。」と言いましたが、ちょっと先にリサーチしておくべきだったかもしれないとも思いました。
そして学校か帰ると急いで夜ご飯を済まし、子どもと一緒にいざ、「Trick or Treat!」と言いながらお菓子をもらいに行きました。一目散に集団で走っていく姿は、本当にとてもかわいかったです。日本の学校で聞いた「Trick or treat」よりもっとうきうきするような、リズムがありました。二時間ほど、いろんな家を回り(ドアを開けると先生の家だったり...たぶん知らなかったのは私だけ?)子どものサンタクロースのような袋が満杯になりました。ジュース・リンゴ・チップス・キャンディー、なんでもありでした。小さな島は家がまばらなので、おうちの人の運転する車で、集落によっては走ってお菓子をもらいに回るということを繰り返していました。その後、親戚や学校の先生と集まって花火を楽しみました。
週末には(お酒がでるので)19歳以上のHalloweenダンスパーティーもありました。$15のチケットで、市民会館で22時から2時までというものでしたが、地域の人にまじって人生初のダンスを楽しみました。ダンスの後も、ぺちゃくちゃと少し話をしてると遅くなり、結局ベットに入ったのは4時でした...。とても疲れたけれど、コミュニティーの中に入って行けると楽しみも増えるものだなぁと嬉しく思いました。
2011年11月01日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
学校の方では、書道を始めました。準備と片付けに時間を取られ、なかなか思うように進みません。休み時間なしの2時間続きが午前2つ、午後2つという時間割で、私自身も別のクラスでの授業が前or後にあり、早めに準備したり次の時間に食い込んでの後片付けはできません。1時間が短く(40分)、ベルが鳴ってもすぐに始まらない(トイレに行ったり、ロッカーからモノ出し入れしたり)ので、説明に時間をかけすぎると、実際に書いている時間が10分程度のこともあります。2時間続きにしてもらうべきだったかなとも思いますが、小学校の先生が「書道は1時間では短すぎ、2時間では児童が飽きる」と言っていたのを思い出し、日本も五十歩百歩かなと気を取り直し、今は準備を急がせることに全力を上げています。
 プレゼンの方での最近のヒットは、YouTubeで偶然見つけた日本の住宅紹介のビデオです。これまでいくら説明しても私の英語力では理解してもらえなかったBathroomの構造や「縁側」もバッチリ、「百聞は一見に如かず」です。また、日本在住の方が英語で紹介しているので、余計な説明をせずにビデオを見せて、"What did you find about this house?"と質問すると生徒参加型の授業になるという効果もあります。YouTubeサマサマ、SmartBoardサマサマ、です。

2011年10月28日・Ayumi Hasegawa・ 20代 , カナダ , スクールインターン
今日は、1年生のアートの時間に、紙相撲をハロウィンバージョンで作る授業をしました。子ども達の食いつきは思った以上で、心配になるくらい大興奮でした。一人一つ作って時間いっぱいかと思っていましたが、2つも3つも"sumo doll"作って遊んでいました。
私は研修期間が約一年と長期なので、研修校の授業の流れを邪魔しないよう、毎回学校のルールや、他の授業で新しくやったことなどに絡めて日本の授業をしています。今回の紙相撲は、他の人をタッチしないというルールを確認しながら、人を押すのは禁止だから、自分が相撲をする代わりに人形を使おうという流れで紙相撲に持っていき、ハロウィーンまであと何日というカレンダーの見方を確認しながらハロウィン人形を作るという方向でまとめました。
事前に日本で授業準備をしていましたが、思った以上に幼稚園のような、イラストや色塗りが主体の授業だったので、結局授業プランを全て練り直しています。とても興味深く面白いので、1年生の授業見学と補佐(これが難しく勉強になります)で9月10月が過ぎ去ってしまいました。
本当に積極的にどんどん動かないともったいないと実感しています。
2011年10月24日・Miyuki Kura・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
研修を始めた当初、英語が全く話せない私にとって、英語で日本の授業をすることは本当に不安なものでした。何を教えるかよりも、まず、どんな風に英語で子どもたちに話しをしながら授業を進めるのかが問題でした。そこで、事前に全ての学習の流れを英語で自分なりに紙に書いて、ホストの先生またはファミリーに読んでいただき、間違った文章はないかチェックを入れてもらいました。その後、何度もそれを声に出して読んで、できるだけ覚えて授業に臨めるようにしました。そうすることで、少しは自信を持って子どもたちの前に立つことができました。以下、折り紙指導の一例です。もし、私と同じ不安を抱えて研修を始める方がいらしたら・・・その方々のお役に立てればいいなと思いこのレポートを送ります。ただ、この英語は一度チェックを入れてもらったものですが、念のためご自分のホストの先生やファミリーに見てもらうことをおすすめします。

Origami "A Dog (face) and A Cat( face)" and  " Overturns Frog"

1 はじめのあいさつ(あいさつの指導)
Good afternoon, everyone!   We say "Konnichiwa" for "Good afternoon".  Please repeat after me.  " Konnichiwa"  Today I am here to teach you how to fold origami.

2 折り紙の紹介
Origami is one of traditional Japanese paper craft arts. You can make many shapes simply by folding a small square paper. Japanese children are taught how to make origami by their parents or grandparents. Sometimes they learn in kindergarten or preschool.

3 DVDを見せる(持参したNHKのトラッドジャパンのDVD)
Here is a DVD about origami. First please enjoy watching it.

4 折り紙を配る
Now let's fold "A Dog face and A Cat face". This is an example of how we are going to fold.  I will give you a piece of origami paper. Please take your favorite color from the papers I am handing  out.

5 折り方をワンステップずつ教える(折り紙指導の便利なサイト http://en.origami-club.com/)

I will show you how to fold origami first. Please follow my directions for folding.

※折った後に、日本語指導
We say "inu" for a dog.  Please repeat after me. " Inu"
We say " neko" for a cat.  Please repeat after me. "Neko"

6 時間があればもう一つ別の折り紙を教える(時間調整)
We have  ○ more minutes. Let's fold another origami. I will teach you how to fold"Overturns Frog".  Please take your favorite color from these papers again.

※折った後に、日本語指導
We say "kaeru" for a frog.  Please repeat after me.  " Kaeru"
  
7  おわりのあいさつ(あいさつの指導)
That's all for my lesson. I hope you enjoyed this origami lesson.
Thank you for inviting me to your class today.
We say "Arigato" for "Thank you". Please repeat after me. "Arigato"
We say "Sayonara" for "Good bye. Please repeat after me.  " Sayonara"
2011年09月25日・Mkiyuki Kura・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
私は、職員室に、私が授業可能な授業リストと1ヶ月のスケジュール表、また、折り紙や書道などのサンプルなどを数点置いています。忙しい先生方と話せるチャンスは、休憩時間やランチの時間のスタッフルーム。そこに授業リストと1ヶ月を見通したスケジュール表があると、日本文化の授業計画について相談させてもらいやすくなります。数点のサンプルがあると、授業がイメージしやすいようです。以下、授業リストの例をご紹介させていただきます。

授業リスト例
①折り紙(おりがみクラブのサイトhttp://www.en.origami-club.com/を使用して子どもたちの年齢に応じた教材を考えます。折り紙の経験が少ない子どもにとって、いきなり鶴の指導は少々無理があります。時間数はあくまで目安。目安でも先生方にとっては、授業時間をどれだけ日本文化の授業に当てるか計画する上で必要です。)

・犬と猫の顔 (10分)折ったあと、言葉の指導をも入れてあげます。(inu,neko)
・カエル(12分)折ったあと、言葉の指導をも入れてあげます。(kaeru)
・新聞紙を使ったかぶと(かぶれるので大人気!)(15分)
・紙風船(20分)もし、1~10の数え方を先に指導できていたら、日本語で数えてもらいながら遊んでもらいます。
・おすもうさん(25分)
・鶴(30分)
・はばたく鳥(30分)
・ピカチューの顔(30分)
これは本当に大人気です。以下に参考のサイトです。http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/4737/pica/picae.htm

②紙芝居(デジタル絵本サイトhttp://www.e-hon.jp/から紹介しています。それぞれ10~15分)
・桃太郎(この後に、歌指導を入れたりしています。)
・鶴の恩返し(この後に、折り鶴指導を入れたりしています。)
・おむすびころりん(おむすびを作って行って見せてあげる、または自分たちでも作ってみるなども楽しいですね。)
・かさじぞう(年末近くに読みたいですね。)
・はなさかじいさん
・さるかに合戦
・金太郎

③盆踊り(CDと浴衣持参)30分
  東京音頭、河内音頭など

④1~10までの数え方(10分)

⑤日本の子どもの日の紹介(30~40分)
  5分程度日本の子どもの日を口頭と写真で紹介。(こいのぼり、食べ物、五月人形など。)
  かぶとを新聞で折る。(どの学年でも大丈夫)
  鯉のぼりを折り紙で折る。(高学年)

⑥日本の歌(20分)
 ・こぶたぬきつねこ(この後に、折り紙のネコやブタを入れたりしています。)
 ・きらきら星
 ・桃太郎さん
  これは、紙芝居の後紹介しています。英語の歌詞を入れています。
  
  MOMOTARO-SAN MOMOTARO-SAN
  GIVE ME YOUR KIBIDANGO
  WHICH IS HANGING ON YOUR WAIST

  YARIMASHO YARIMASHO(持参したCDがこのように歌ってます。)
  IF YOU FOLLOW ME TO BEAT ONIS
  SHALL WE GO TO ONIGASHIMA

 ・チューリップ
 
 ⑦書道(45分)墨汁5本と筆(大30本 小20本)持参。硯は、紙コップ。下敷きは、新聞紙で代用。文鎮はなし。
 ・カタカナで自分の名前(名簿を事前に先生からいただき、筆順と共にお手本を書いてあげます。時間がかかりますが、大変喜ばれます。
 ・日本の「日」これは書きやすいです。
 ・友達の「友」この漢字は、先生方が生徒に指導して欲しいと思う漢字で、生徒がまあまあ書きやすいものです。

 ⑧お箸の使い方(30分)
  プレゼンテーションでお箸の使い方を説明したら、ポップコーンつかみレースをします。
  30秒でいくつつかめる?2~3ゲームしてあげます。これはもう大好評です。
  ただし、食べ物はアレルギーなどあるので、担任の先生と綿密な打ち合わせが必要です。
以上が授業リストです。

以下参考までに・・・
●授業の導入に使うため、NHKのトラッドジャパンの日本の文化が紹介されているDVD全6巻を持参しました。1つのテーマで3分で英語で端的に紹介されています。カナダでは、再生できないDVDプレイヤーもあります。自分のパソコンからだとOKです。その場合、プロジェクターを使います。また、教室でスマートボードが使えたら見せてあげられます。

●世界中でピカチュウは大人気
私はおしゃべりピカチューのぬいぐるみを持参しました。(大きい目)
授業に行くときや、朝や帰りのあいさつの時は必ずピカチュウを抱いています。
ピカチューの顔の折り紙指導にも便利です。(顔を描く時。)

2011年09月16日・KI・ 20代 , カナダ , 国際教育実習プログラム
先日、日本語の「はらぺこあおむし」の本を読みました。担任の先生には、英語版の絵本を読んでもらいました。交互に同じページを読むと、とても喜んでもらえました。本の中のフレーズで、それでもおなかは「ぺっこぺこ」というところがありますが、私と一緒に「ぺっこぺこ」読む子や、「ピクルス」「ソーセージ」などの発音にクスクス笑う子など、反応がよかったです。もっと有名な絵本を持参すればよかったなぁと思います。
前に日本のお菓子を紹介して、ミルキーやキノコの里など本当に一人一口程度のお菓子を試食する授業をしました。私たちが外国のチョコレートを特別な味がすると感じるように、彼らも日本のお菓子は特別おいしいと感じるようです。9月の初めの授業では何人もの子が「あのお菓子はまだある?」と2カ月もたったのに、お菓子のことを言っていました。
2011年09月13日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
9月に入り、学校は、新年度が始まりました。9月1日から始まるのかと思っていたら、9月の第1月曜日のLabor's Day までは夏休みで、今年の場合は、6日からのスタートでした。日本のような入学式はなく、(高校は何かセレモニーがあったようですが)6日の午前中は、校区4校の先生方が集まって朝食会、新しい先生の紹介と教育目標に関するプレゼンがありました。午後からは、'transfer'といいまして、生徒が保護者と一緒にやってきて、新しい担任の先生と会合を持ちます。――こちらは中学校も小学校のようなクラス担任制です。そして、原則的に同じ学年を受け持ち続け、同じ教室を使います。次年度の担任は夏休み中に通知されます。異動も少なく、日本(北海道だけ?)のように何年経ったから、ということはないようです―― 教育の成果を挙げるには、保護者の協力が不可欠だという考え方からです。保護者の要望を聞くヒアリングでもあるようです。この会合は、クラスの生徒全員が一堂に会するのではなく、3~4グループに分けて行われます。6日の午後と7日がこれに充てられ、授業のスタートは8日から
でした。日本では、こんなに多くの時間を割くことは出来そうにありませんが、年度の初めに、保護者に学校に来てもらって話し合いを持つことには、メリットが大きいだろうと感じました。
私のスケジュールも今週(12日~)になってから決まってきました。また準備に追われることになりそうです。昨年は小・中3校に日替わりで行っていましたが、今年は、当面、小・中1校ずつということになりました。少し落ち着いて仕事ができそうです。
 マニトバは、9月に入っても25度を超える日が続き、みんな、今年は異常だと言っていました。暑いといっても空気が乾燥しているので、日本人の私にはさわやかに感じられます。私はずっとこのままであってほしいと思っていますが、今週は一気に涼しくなりそうです。そして11月には冬が・・・。
 Maple Leaf 小学校に来た体育の先生は、以前に日本人インターンと仕事をしたことがあると言って、彼女が、スポーツ・チームが近隣の学校まで遠征するのにバスで1時間かかると知って、驚いていたという話をしてくれました。北海道出身の私にとっては、驚くほどではありませんが。その他には、Tim Hortons(カナダではスタバよりメジャーです)で偶然出会った人が、奥さんが日系でランチに招待されたりとか、いろいろと変化のありそうな9月です。

2011年09月04日・Kumiko Morimoto・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
7,8月の夏休みは、私にとって充実したものになりました。7月の1か月間はバンクーバーにうつり、語学学校に通いました。移民の国カナダを肌で感じました。そこでは友人もでき、韓国やブラジルの文化にも触れることができました。また、今まで自分の知識だけで英語を話していたのですが、語学学校で新たな知識を得ることができ、表現の幅が少し広がったように思います。
8月は、カナダの東方面を一人旅しました。フランス語圏のケベックシティやモントリオールではフランス語がまったくわからない私でしたが、町の風景や様々な人との交流に感動しながら旅を終えました。英語を話せることで、世界中の人たちと交流を深めることができると改めて感じました。
この夏の経験は私の大きな財産になったと思います。色々な場所に出かけ、色々な人と交流することが本当に大事だと感じました。
2011年08月31日・Miyuki Kura・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
「ホストファミリーとの夏休みもまた、私の一生の宝物」

私が研修させていただいているカナダの小学校は、6月25日~9月5日までが夏休みです。この2ヶ月以上の長い夏休みの予定は、前もって5月の初め頃からホストファミリーと何回か相談させていただき決めました。

私の中でまず思い浮かんだ夏休みの計画は、カナダと言えば、ナイアガラフォールズや赤毛のアンのプリンスエドワード島を見ておくべき?はたまた、友人の住むモントリオール訪問?・・・でした。が、ホストファミリーのお誘いを受けて、ホストファミリーと一緒でしかできないバケーションにしようと決めました。

 まず、7月中旬頃、ホストの運転する車で、車窓から見える雄大な自然を満喫しながら(夏でも少し雪をかぶった美しい山々、たくさんの湖や滝、野生のクマやシカも時折発見!)、バンクーバーに約18時間かけて向かいました。途中、ホストの娘さんが住むプリンスジョージで一泊しました。バンクーバーでは、UBC( University of British Columbia)の宿泊施設に一週間滞在し、ホストの校長先生が夏期レクチャーを受けている間、私はバンクーバーのダウンタウンに毎日出かけて観光、買い物を楽しみました。二週目は、ホストの実家のあるペンティクトンに滞在しました。バンクーバーからは車で約4時間のオカナガン湖とスカハ湖の挟まれたリゾート地です。湖に泳ぎに又は散歩に出かけたり、いくつかの果樹園やワイナリーを訪ねたりしました。その週末には、今度は、ホストの親戚の集まりの会に出席するため、世界中から旅行者が集うトフィーノと言う海辺のリゾート地に行きました。集まった親戚の方々みんなでカニを食べたり、地域の夏のイベントに出かけたり、海辺の散歩や森のハイキングを楽しみました。そしてまたペンティ
クトンに戻り、近隣の街、ケロウナやオソイウスに案内していただきました。このようにして、約3週間、ホストファミリーやそのご親戚の方々と楽しく過ごさせていただきました。

 8月1日から4週間は、今のホストと離れて単独行動に移りました。
まず、最初の1週間は、日本から迎えた友人たちとバンクーバーやビクトリア、ウイスラーを旅しました。
そして、次の3週間は、昨年IIPを通して知り合ったアメリカの元ホストファミリーを訪問しました。アイダホにある山の別荘にご招待していただいたのです。約1年ぶりの再会は感動でした。アイダホでは、山や森、湖へのハイキング、サイクリング、Yellowstone National Park およびGrand Teton National Parkへの観光、地元の街歩き、ビール工場、ファーマーズマーケット、野外音楽フェスティバル、ロデオショー、プライベート用の飛行場見学、カヤック、魚釣り、乗馬をしながら山の散策約2時間、ミュージカル鑑賞・・・など一緒に楽しませていただきました。アイダホでもまた、大自然を満喫できました。色とりどりの野の花の向こうにそびえる雄大な山々の眺め、美しく青く澄んだ湖、オレンジ色のサンセット、山の上にぽっかりと浮かぶ月に、毎日心が本当に癒されました。エルクやバイソン、ムース、シカ、リスなどの野生の動物との出逢いもあちらこちらでありました。

以上、個人の旅行では絶対できないと思われる、今の、また、元のホストファミリーの方と一緒にいたからこそ出来た数々の大自然や人々との出逢い・・・この夏休みの全ての経験もまた、私の一生の宝物で
2011年08月26日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
こんにちは。カナダの学校は、2か月という長~い夏休みの真っ只中です。7月は、観光も兼ねて、Calgaryの大学で、English Immersion Programに参加してきました。参加者は、提携している大学からの学生が多く、(若い!)中国、韓国、日本がそれぞれ20名前後、残りが中南米ですが、SpainとRussiaもいました。ちなみに、私のroom-mateは、35歳のメキシコ人教師で、辛いもの大好きです。彼の好きな激辛chicken wingsを一緒に食べてたら、唇が腫れてしまいました。授業は平日、8:30~10:30と11:00~12:30の2コマで、午後は自由参加のactivitiesがあったり、校外での課題が出されたりでした。campus内は全面的にWi-Fi化されていて、residenceでもパソコンが使えます。そのため、iphoneとipod-touchは大活躍で、私もほしくなりました。授業では、いろいろな活動があり、自信になりました。最後のTravel Expo(プレゼン)では、7チーム中最優秀となり、USBメモリーをゲットしました。週末には、Rocky Tour、Stampede、Rafting$!B$KDrumheller観光と遊びの活動もいろいろあって(これが目当てでこのprogramを選んだようなものですが)、友人も増えました。nativesではない人と、英語で会話できたのもいい経験です。彼らとは、今でも、e-mailやFacebookを通じて交流があります。わずか4週間でしたが、Calgaryが大好きになりました。
 Calgaryからは、GreyHound(バス)でJasperへ。1日観光した後、VIA鉄道でPrince George(British Columbia州)へ。Canadian Rockyの山々はそんなに高くはありませんが、厳粛な雰囲気をたたえ、水はエメラルドに輝きます。鉄道のチケットはラッキーなことに半額($140)でした。
Prince Georgeから車で1時間ほど北西に行った、Vanderhoofという町に、私のホストの兄、Gordonが住んでいます。彼とは5月にOntarioで一緒に釣りをしている既知の仲です。trout釣りのほか、製材所見学や彼の仕事に同行したりと、他ではできない経験でした。彼は林業で働いています。収入はいいけれど、きつい仕事です。家は、森の中の5エーカーもの広さの土地にあります。表通りは森の中の一本道みたいですが、木々の背後に、そんな広い家が何十軒も続いています。約30年前に$30,000で土地を買い、トレーラー・ハウスで暮らし始めたそうです。当時は本当に森でした。木を切って土地を広げ、$53,000で家を建てたのが20年前。きれいな庭つきのこの家の現在価格は$350,000になります。彼はリタイアしたら、家を売って、夫婦2人で小さな家に移るつもりです。日本では不可能ですね。土地価格が高いのは仕方ないとしても、中古住宅は高値では売れません。不動産の仕組みが違うのだと思います。羨ましくなる話です。

2011年07月11日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
6月は学年末のため(日本と反対ですが)行事が目白押しです。Field Trip(見学旅行or遠足)、Track&Field(運動会というより陸上競技会)などですが、日本と違ってField Tripはクラスごと(たいてい、2クラスぐらい)、Track&Fieldは学年ごとなので、毎週2~3の行事がある感じです。日本だと同じ学年の隣のクラスが旅行に行ったら、かなり授業がやりづらくなりそうですが、ここの生徒たちはあまり気にする様子がありません。(と、私は感じました)個人主義の長所だと思います。クラス内でも、落ち着きのない子がいても自分のことに集中できる生徒が多いと思います。
中学校ではDiversity Day(多文化の日)というのがあり、私は巻きずし作りを手伝いました。500名以上の生徒全員に体験させる必要から、フードプロセッサーでみじん切りにしたキュウリとニンジンを太巻にするという、日本では考えられない巻きずしで、とてもうまいとは言えない代物でした。「日本の巻きずしはこんなものではないよ」と言いたいところですが、問題はそれ以前のところにあります。「海苔」です。「この寿司は海苔がダメだね」なんて言う日本人はいないと思います。日本人がほとんど問題にしない海苔が彼らの最大のハードルです。海藻が全く食べられない人はかなりの数になります。彼らには海藻を消化する酵素がないという研究報告もあるそうなので、嫌いなのは自然なことなのかもしれません。食文化を伝えることの難しさを感じた1日でした。

2011年06月23日・Kumiko Morimoto・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
6月は年度末のためか、Field Tripに多く出かけるようです。様々な先生にField Tripに誘っていただき、楽しんで参加しています。先日は、カナダのBC州でも有名なBarkervilleというゴールドラッシュがあったところに行ってきました。museum全体が本物の町のようでした。中国と深い関係があるようで、Chinese Schoolや中国のお土産も売っていました。私が住んでいる町の周りには、多くのHistoric Siteがあり、その町の歴史を知ることができます。First nationのことなど歴史を知ることの大切さも改めて感じました。
また、キャンプや様々なイベントに参加させていただいています。先日は、先生のための会議に参加したところ、思いがけなくも日本人の大学の先生と知り合うことができました。日本にいたら絶対に知り合えなかった方々との交流は本当に自分の財産となると感じています。
2011年06月01日・K.I・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
日本にいるときは教師の仕事といえば、家に帰るのは9時10時が当たり前でしたが、ここでは先生達は3時に子どもが帰ったら、明日の準備をちょっとして家に帰ってしまいます。そのかわりに子どもたち9時に来るので、朝の7時半くらいからその日の準備をしています。 朝ごはんを先生たちで食べる日も、一か月に一度くらいあるようです。カナダの先生は「一度きりの人生を楽しむ」そのための仕事として、子どもが好きだから・教えることが好きだからこの職業を選んだ。。。そんな気がします。
 時間に追われて山のような仕事をこなさなければならなかった毎日は何だったのか...いろいろ考えさせられることがあります。もちろん、日本の教育の良いところも沢山発見しました。せっかく一年間海外の小学校に行けるチャンスを得たので、この一年を有効に且つ、実りあるものにしたいと思います。
2011年05月18日・Miyuki Kura・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム

 ブリティッシュコロンビア、プリンスルパートから車で20分ほどのところにある、ポートエドワード小学校で研修をさせていただくことになりました。幼稚園からグレード7年(日本で言う中学1年生)までが学んでいる、複式学級3クラスの児童数約70名の小さな小学校です。各クラス20~24名です。


 最初の1週間は、学校の全体の様子、また学校生活をつかませていただくため、各クラスの参観をお願いしました。行った初日は、各クラスに自己紹介をしに行きました。挨拶のカードをあらかじめ作成して行きました。(常に使うと思われる物、おはようございます。こんにちは。こんばんは。さようなら。ありがとう。またあした。の6つを用意しました。)
挨拶文は、あらかじめ先生用、生徒用に分けて作成しておき、ホストに事前に間違いをチェックしてもらったものを握りしめていきました。当然何度も繰り返し言う練習をしているので、ほぼ暗記していたのですが、念のためです。私のように英語に自信のない方には、あらかじめセリフを用意して何度も声に出して読んでおくことはお薦めの方法です。


 私は、まずは「おはよう。」を覚えてもらうことにしました。そのため、毎朝、持参したピカチュウのぬいぐるみと共に、「おはよう。」のカードを持ち、登校時間に合わせて学校の入り口に立ち、子どもたち一人ひとりに挨拶をすることにしました。「Good morning」「おはよう」を何度も繰り返し言います。毎朝、子どもたちを挨拶しながら迎えることで、自然に覚えてもらえることをねらっています。ピカチュウ抱いていると自然と子どもの注意を惹きます。どの子もがんばって日本語で挨拶してくれるようになりました。「さようなら」「またあした」も同様です。帰る時間に合わせて子どもに繰り返し挨拶します。授業の初めには「おはよう」か「こんにちは。」授業の最後には、今日は私を教室に招いてくれて「ありがとう」「さようなら」を使います。「こんばんは。」は、なかなか使う機会がないのですが、必ず数人は「Good evening」は日本語でどういうの?と聞いて来ます。それに備えてぜひ準備しておきたいものです。


 挨拶もそうですが、私は「繰り返し」を大切にして授業をさせていただこうと考えています。「1~10」の数え方を教えたクラスで、次にもし歌の授業をお願いされたら、「今日の歌の授業の前に、前の授業の数え方の復習をしましょう。覚えているかな?」と、「1~10」の数え方のレッスンの教材を提示します。次に、もし盆踊りのレッスンをする機会が与えられたら、数え方と歌の復習をしてから盆踊りを教えるのです。復習なのでそんなに時間は取られません。繰り返しの中で定着をねらえたらいいなと思います。

2011年05月16日・Erika Hama・ 20代 , カナダ , スクールインターン
9か月のインターンシップもあと2週間。小学生クラスのカレンダーには、私が出発する5月28日の欄にbye bye, Miss Hamaと書かれてあり、生徒達は「Miss Erikaが帰るまであと20日、19日」と残りの日数を数えています。私も休憩時間は外に出て遊んだり、折り紙を教えたりと、残り少ない時間をできるだけ生徒と一緒に過ごすようにしています。初めてこの学校に来たのがまるで昨日のことのように思えるほど、9ヶ月間はあっという間に過ぎて行きました。ですが、学校で撮った写真や授業プリント、生徒達からもらった手紙などを整理し、これまでを振り返ってみると、充実した濃い時間を過ごしたのだなとしみじみ感じます。今では、朝、生徒の顔を一瞬見るだけで、その日のコンディションが分かってしまうほどです。「今日は調子が悪そうだな。途中泣いたりしないかな。」と思ったら、十中八九当たっています。授業においても、それぞれの生徒がどのような間違え方をするかも分かって来ました。「ここ間違えそうだな。」と思ったら、その前にヒントを出すなど、工夫することができるようになりました。
2011年05月16日・Kumiko Morimoto・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム

カナダに来て3週間がたちました。生活にも少しずつ慣れ、わかる英語が増えるとうれしくなります。カナダに来て、実は日本のことをあまり知らなかったのだと感じました。知っているのだけど、いざ説明するとなるとうまく言葉がでてきません。日本で生活していた時に「なぜ?」と思わなかったことを聞かれ、わからずあせってしまいました。例えば、日本語は、ひらがなとカタカナと漢字を組み合わせて話しますが、それぞれの使い方、字がもつ意味などを小学生にわかりやすく説明するにはどうしたらいいか悩みました。また、箸の持ち方、選挙などうまく伝えるのは難しかったです。日本のことも一緒に勉強ができ、自分の国の素敵なところも知ることができます。英語の向上だけでなく様々な角度で視野を広げることができるのは自分にとってプラスになると感じています。

2011年05月10日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
カナダに来て、もうひと月近くになります。ここは、マニトバ州のMordenという、人口8千人ほどの町です。本当に大平原のど真ん中で、郊外に出れば見渡す限りどこまでも畑が広がっています。
ホスト・ファミリーはMelとRhondaの夫婦2人です。Melは熱狂的ホッケー・ファン(ここでは、アイス・ホッケーとは言いません)なので、試合がある日は必ず、一緒に観戦しています。子供のころ、テレビでよくホッケーを見ていたのが、今、役に立っています。Rhondaは、あまり料理が得意ではありません。平日はRhondaが夕食を作りますが、インスタントなものが多いです。そんなRhondaですが、気遣いのある人で、私が困っていると、察して助けてくれます。私にはいいホストです。
食事にはすぐに慣れました。私の場合は、毎日ヨーグルトを食べていれば、胃腸の調子も上々です。食事も予想に反して、(失礼ながら、写真を見てそう思っていたのですが)脂っこくないですし、甘すぎるデザートもありません。その上、Melはすし好きで、時々巻きずしを作ります(一緒に作ることもあります)ので、短粒米が食べられます。
問題は会話です。最近では、以前より会話も弾むようになったかなと思うこともありますが、予想外の展開では全く言葉が出てきませんし、聞き取りは依然ダメです。ネイティブ同士の会話には、速すぎて聞き取れないので入っていけません。ホッケーの実況は聞き取れるようになってきたのですが(笑)。学校では、準備をしていくので、発音が悪くても話すことはできます。が、生徒の質問が聞き取れないことが度々あります。彼らの英語が教科書通りではないのも一因のようです。
2011年05月10日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム

学校のシステムの違いはかなりカルチャー・ショックでした。中学校はgrade5-8で、各クラス30名以下ということは事前に聞いていました。講義よりもプロジェクトが授業の中心というのも予想していました。驚いたのは、教科担任制ではなく小学校のようなクラス担任制であること。体育と音楽には教科担任がいますが、それ以外の教科は基本的に担任が教えます。小学校も同じです。事前のメールのやり取りではそこまでわかりませんでした。職員室もありません。教室には教員用に引き出しのある大きな机があり、彼らはそこで授業準備などの作業もしています。また、教室中に棚があり、各授業に必要なもの、はさみ、のり、絵具から辞書・事典までいろいろそろえています。教室内は乱雑ですが機能的です。

私の場合、教員経験が先入観になっていて、事前に積極的に動くことができませんでした。日本に関する科目はないと言われたのです。短期間であれば、それに合わせて時間を当てることができますが、1年間通して非正規の授業に時間を当てるのは無理だろう、先生方とコンタクトを取りながらゲリラ的に授業をしたり、地理でアジアを扱う際に話をさせてもらったり、といった形になるのかと思っていましたが、杞憂でした。常識的に考えれば、いろいろやってほしいことがあるからインターンを受け入れるのですよね。こちらでは、先方の事情などはあまり気にせずに、自分のしたいことを最初から言ったほうがいいようです。

2011年04月27日・Yukari Ono・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム

日本では中学校の英語科の教員をしていたため、授業では英語を使って生徒に質問したり、指示を出したりする機会が多くありました。小学校英語指導向けのものですが、主に「ヘンリーおじさんの英語でレッスンできる本」という本を参考に、自分の授業あった表現を選んで使っていました。その本はこちらにも持ってきていて、とても役立っています。また、実際にこちらの先生や子どもたちがそれらの表現を使っているのを聞いて、どのような場面で使っているのか、さらに別の言葉で言い換えた表現など、目で見て耳で聞いて、少しずつ色々なことを吸収していっています。

研修校の先生はもちろんのこと、私のホストマザーは小さい子どものお世話をする仕事をしているため、子どもたちに話すときの表現や、子どもたちが理解しやすいような言い方など、工夫していることなども教えてもらっています。始まったばかりの研修ですが、この環境に感謝して学び続けたいと思います。

2011年04月26日・H.S・ 20代 , カナダ , スクールインターン

4月は、多くの時間を、千羽鶴折りに集中しました。地震津波災害に際して、何かできることを考え、千羽鶴と募金のプロジェクトを立ち上げました。募金は保護者が集まる行事でも呼びかけを頑張っていて、今も続けています。6年生のクラスから始まった千羽鶴折りは、幼稚園児も含めて全員が折りました。幼稚園児や低学年児童は6年生とバディーを組み、助け合いながら折ることが出来ました。皆の頑張りと先生方の協力の元、1200羽も折ることができました。1000羽以上に願いが叶うように、1200羽鶴にすることにしました。このプロジェクトを通して、優しい気持ちや助け合うこと、皆で協力する事の大切さを見ることができ、生徒にも、協力してくれた先生方にも感謝の気持ちでいっぱいです。


これまで、授業は主に6年生のクラスで行っていましたが、春休み明けの職員会議で、日本文化の授業の難易別にリストアップをして、プレゼンテーションをさせてもらいました。その結果、沢山の先生方が興味を持ってくれ、授業をさせてもらっています。今まで、日常生活を一緒に過ごして、私の英語に馴れている6年生のクラスのように、スムーズにはいかず、理解してもらうためには、指示する言葉を簡単で明確なものにしなければならず、毎晩ホームステー先の方にチェックをしてもらっています。授業の準備は忙しく、緊張の連続ですが、新しい生徒との新しい関係、授業をするにあたっての先生との綿密な打ち合わせなど、交友関係が広がり、自分の世界も広がったように感じます。


6年生の社会の授業で、「日本VSカナダ」というタイトルで、興味の持ったことを比較してプレゼンテーションを行っています。基本的な衣食住だけでなく、美容、輸出、国民の休日など興味深いものもありました。インターネットでは間違った情報や画像が多かったり、中国や韓国との混同、自分の持つイメージから抜け出せない子もいたりして、正しいことを教えるのにとても苦労をしました。


休日は、ホストティーチャーのミシェル先生をはじめ、学校の先生方が入れ替わり立ち替わりで一緒に過ごしてくれます。イースターの日は、19世紀に栄えていて今はゴーストタウンになった集落で、毎年イベントが行われ、19世紀の服装をして参加させてもらいました。エッグハンティングやゲームなど楽しく自然と学び、伝統が受け継がれていくことを目の当たりにしました。


 

2011年04月09日・Erika Hama・ 30代 , カナダ , スクールインターン

 春休みはバンクーバーの語学学校に通いました。学校には世界30カ国以上から約400人の生徒が集まり、英語を勉強しています。学校内はEnglish Only!!! 私はスピーキングとマーケティングのクラスを受講しました。


スピーキングのクラスでは、何度もスピーチやプレゼンテーションをしました。特に印象的だったのが、Impromptu Speakingの練習です。Impromptuとは「即興、用意なしの」という意味で、十分な準備や予習をせずに、どれだけ自分が言いたいことを表現できるかを試します。例えば、あるトピックについて3分スピーチをするのに、準備時間がたったの3分!!3分間で、スピーチの要点や、流れ、時間配分まで考えなければいけません。今までこのような練習はしたことがなかったので、とても勉強になりました。先生からは「もっとお腹の底から声を出すと、説得力が出るよ。」とアドバイスをいただきました。これからの授業に役立てたいと思います。
クラスメートはみんな積極的に発言していました。「発言しようかな」と思っていると、次の話題に移っています!「英語においても積極性においても、まだまだだな」と刺激を受けました。2週間で自分に何が足りないかがはっきりと分かったので、これからもっと努力を重ねて、補っていきたいと思います。


友達もたくさんできました!!週末はシアトル日帰りツアーに参加しました。1人フランス人の女性が参加していたのですが、あとはみんな日本人!!バスの中では日本語が飛び交っていました!Public Marketやスターバックス1号店、Safeco Fieldを周って、とても楽しかったです。ランチは『Crab Pot』というシーフードレストランに行きました。木槌を使って、テーブルいっぱいに並べられたカニ、エビ、コーンなどをたくさん食べました。おすすめです!!
2週間の春休みはあっという間に過ぎました。バンクーバーを出発する日、友達が空港まで見送りに来てくれました。とても嬉しかったです。そして、ホストファミリー、校長先生、学校のスタッフ、Kidsとの再会。温かく出迎えてくれ、ふるさと以外にも帰る場所があるって素敵なことだなと感じました。


今週から学校が始まりました。こちらでの生活もあと2カ月。1日1日を大切に、そして、楽しく過ごしたいと思います。



 

2011年03月30日・Yuma Fujikawa・ カナダ , スクールインターン

日本での悲劇がこちらでも毎日のようにニュースになっています。バンクーバーでは日本の大学生が募金活動や日本の状況を少しでも知ってもらおうと必死に活動しているそうです。
僕も学校のほうですべてのクラスを回り地震の恐怖や今の日本の状況を少しでも伝えれるように、そして子供達がすこしでも今の日本の状況を知り、何かしら考えることができればと思っています。募金活動も学校のほうで行う予定ですが、多くの先生や保護者様が協力してくださり、人の温かさとやさしさを実感できています。

 

2011年03月30日・・ カナダ , スクールインターン

3月は12日から春休みの為、2週間のみの活動となりました。3月3日の『ひな祭り』の日に、紙コップと紙皿でミニ雛人形を作りました。図工が好きな子が多いので、紙コップへのペイント、屏風や扇子の小物作りなど様々な分野を取り入れての盛り沢山の活動になり、達成感を感じる子も多い感触を受けました。また、苦手な子も中にはいるので、助け合いながら活動できるようにグループを作ったのも良かったと思います。作品はそれぞれ個性的で見栄えもよく仕上がり、図書館に飾られています。
  全校集会の時に、毎回校歌を歌いますが、伴奏をさせてもらえるようになりました。児童との距離を縮めたくて始めた校歌の練習を、いつも見ていた先生方が、皆の前で弾く機会を作ってくれたのでした。学校全体の中でも居場所を作ろうとしてくれるスタッフに感謝しています。
  春休みの間は、毎日市立図書館に通うことと、次の学期の授業の準備をしています。学校がある時は授業の準備に追われ、英語の勉強に力を入れないまま来てしまったので、チャンスと思い、英語の勉強をしています。図書館には、英語版の日本の漫画が沢山あり、内容を知っているものも中にはあるので、息抜きと勉強の両方の目的で読んでいます。
 春休み前最後の日に、日本での災害が起きました。学校全体で心配したまま春休みに突入しました。忙しい中、家族と連絡が取れないでいた私を励まそうと1人1人がカードを作ってくれたクラスもありました。この学校の『何か力になりたい』という気持ちを、災害で心を痛めている人達に、何かの形で届けられないかと考えています。春休みが明けたら、メッセージを書いた千羽鶴を作るプロジェクトを考えているところです。
 カナダでの生活も残り3カ月となりました。自分の語学力の向上が一番の目的でしたが、今は少し変わった感じがします。日本のことを勉強して知れば知るほど、日本の外に来て初めて分かった、「日本の良さ」を目の前に居る子供達に少しでも多く伝えてカナダを去りたいなと思うようになりました。

2011年03月30日・Miyoko Sato・ カナダ , スクールインターン

毎日新しいことばかりで緊張の連続ですが、それもまた楽しむことにしています。
来て早々に先生たちと巻きずしの会を開催することになり、ホストファミリーに協力していただき無事に終えることができました。講師役の私が一番寿司用のコメには手をやいていたように思います。また、この時期恒例だという"Perogies"という水餃子のような食べ物を作るイベントにも参加しました。一万個という相当な数を作るため、子供たちの母親はもちろんご近所の方も手伝って大騒ぎの三日間でしたが、たくさんの方々と知り合えるよいハンストもなり感謝しています。


 

2011年03月30日・・ カナダ , スクールインターン

東北地方太平洋沖地震の発生のニュースを聞いた時は本当にショックでした。地震関連のニュース(生放送)はインターネットで視聴し、最新の情報を得ることができました。カナダのニュース番組でも取り上げられ、学校のスタッフや近所の方から「家族は大丈夫?」とご心配いただきました。幸い、ふるさと広島では被害はなかったのですが、被害に遭われた方の映像を見ていると、心が痛みます。一日でも早く復興することを祈っています。

先月、中学生クラスの社会の授業で、日本の都市(東京、大阪、京都、広島)を学習してもらいました。1週間のプロジェクトで、タイトルはExplore Japan!4グループに分かれ、それぞれの都市について、インターネットで調べ、最終日にはプレゼンテーションをしました。

9か月のインターンシップでこれだけは伝えたいと思っていたこと、それは広島のこと、原爆のこと。

プロジェクト1日目、広島を調べることになったグループに原爆ドームの写真を見せ、「何の写真だと思う?」と聞いてみると返ってきた答えは「古い建物」。「この建物は窓もないし、鉄骨だけが残っているよね?」と聞くと、「戦争?原爆だ!」とピンと着た様子でした。クラスのみんなに広島を知っているか聞いてみると、「東京は知っているけど、広島は知らない。」と言っていました。原爆が投下された広島は世界でも有名だと思っていたので、ちょっぴりショックでした。

次にお好み焼きの写真を渡すと、一人の生徒が「上にのっているピンク(正解:紅しょうが)は何だろう?」と考え始めました。「何だと思う?」と聞いてみると、「ミミズ!!」みんな爆笑でした。

最終日、プレゼンテーションが終わり、最後に原爆の話をしました。12月にみんなで完成させた千羽鶴は、原爆に被災した佐々木禎子さんが、病気が治ることを祈って鶴を折り続けたことが由来であることを話すと、みんな真剣な表情に変わり、静かに話を聞いていました。

今回のプロジェクトで日本の都市のこと、そして、ふるさと広島のことを伝えることができ、達成感でいっぱいです。準備にはかなりの時間がかかりました。本やインターネットに書いてあることをそのまま話しても生徒に伝わらないので、自分の言葉で伝えることができるよう、推敲を重ねました。その分、喜びもひとしおです。これからもたくさんの人に日本のこと、広島のことを伝えていきたいと改めて思いました。

2011年03月07日・岩田 沙希・ カナダ , スクールインターン

2月のメインイベントといえば、バレンタインデー!先生方からは、バレンタインに関する折り紙をしてほしいという要望がとても多かったです。休み時間に子どもたちと折り紙をしているものの、最近はおりがみの授業自体はご無沙汰だったので、子どもたちも久しぶりの折り紙の授業を楽しんでくれたようでした。折り紙に加え、日本のバレンタインデーについて話したり、バレンタインに関係ある言葉で、もともと英語である単語を教えたりもしました。チョコレートやキューピッドなど、日本語的に発音すると、なんだかおかしく聞こえるようで、子どもたちは日本的な発音の練習をとても楽しんでしているようでした。また、女の子が好きな男の子にチョコレートをあげるという日本独特なバレンタインデーや日本独特のホワイトデーは、意外にも評判がよかったです。(特に男の子には。)ホワイトデーでは、女の子に対してお返しをするということで、いいアイディアだと賛同してくれる先生方が多かったです。結果的にお互いにプレゼントを交換するという形になるので、好印象を持つようです。

2011年01月01日・西原絵美 24歳・ 20代 , カナダ , ワーク&カルチャーインターン

人にも動物にも、きちんと向き合う。

西原絵美 24歳:カナダ(動物園) before動物病院勤務 カナダで研修(1年間) after帰国後、夜間救急動物病院に勤務

大好きな熊に会いたくてカナダのDiscovery Wildlife Parkという動物園でインターン活動をしました。仕事は動物の給餌や、保護された野生動物の人工ほ乳など。専門用語が多いのでわからない単語、表現は必ず質問することを心がけました。そのおかげで専門用語を含め、格段に単語力がつきましたね。

保護されたブラックベアーの赤ちゃん 帰国直前、野生のブラックベアーの赤ちゃんが園に来ました。母熊をなくし最初は怖がっていましたが、だんだん慣れ最後は一緒のふとんで眠ることができた時は感動しました。帰国後は、夜間の救急動物病院に勤務。この研修で得た経験や知識は、毎日の仕事に生きています。

仕事風景仲良しの同僚と

2011年01月01日・長谷川直美 21歳・ 20代 , カナダ , スクールインターン , ニュージーランド

すべてに積極的になった私。

長谷川直美 21歳・ニュージーランド&カナダ before大学を1年間休学(3年修了時) スクールインターン6ヶ月間 after大学4年に復学

積極的な私になれた。 子どもたちと心がつながった。

グランドでホッケー(ニュージーランド) 大学を一年間休学、ワールドプログラムを利用して2カ国の幼稚園と小学校の合併校で研修しました。ニュージーランドでは、中学生相手にも日本語を教える事になり、大緊張!遊ぶ余裕もなく授業の原稿を書き、夢にまで見る有様でした。 でも、おかげで積極性と度胸が身につき、カナダでは初日から生徒の輪に入っていくことができました。英語力アップの実感と、授業の準備が既にできていることも自信になって、スタートできたのです。 1クラスに一日ずつ滞在し、2週間で全クラスを一巡します。「Naomi! When are you going to come to my class?」私の行く日を楽しみにしてくれているのだと感じる瞬間でした。

雪のグランドで遊ぶ生徒達(カナダ) 授業の一環のスケートに私も挑戦。厳寒時には-40℃にもなる土地ですから、みな上手です。立つことがやっとの私を手に手を取って支えてくれて、立場が逆転。授業とはまた違った子どもたちの姿も新鮮でした。スケートが一番楽しかったという手紙をもらい、子どもたちの心にも授業以外の触れ合いが印象深く刻み込まれたことを知って感動しました。私の得たもの、それは、積極的な自分と、今も心がつながっている海の向こうの可愛いメル友です。

ホストファミリーにクリスマスプレゼント(カナダ)日本展示ディスプレイの前で生徒達と(カナダ)


▲ ページの先頭へ