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フィルピン

週間、授業を見学させてもらう中、授業の雰囲気や生徒の実態を把握することができました。と同時にこの一週間で先生とクラスのコマ数、試験日、休日、行事の日を尋ね月予定と週案を作成しました。学校の要望が「生徒に英語を使う必要性をもっと感じて欲しい」、「日本語を教えてやって欲しい」ということだったので、日本であらかじめ用意していた指導案も修正しました。会議のなかで「英語」の授業を持たせてもらえることになりました。たいへん苦戦しましたが日本人の私にしかできない授業をと思い考えた結果、「三単現」と「最上級」にしました。「三単現」では活動に生徒同士の他己紹介を入れ、「最上級」では日本文化を紹介したのち、生徒にフィリピンの紹介をしてもらうという活動をさせました。

プレゼンテーションソフトは有効で「納豆と卵かけごはん」を動画を見せたところ、生徒がたいへん興味を持った様子でした。静止画が飽きてきた頃に、動画を挟むと教室内の雰囲気が変わるので、おすすめします。また生徒に一芸を求められました。最近の洋楽(サビだけでも)、ダンス(ワンシーンだけでも)披露できると、生徒と仲良くなれるようです。
先日、台風が直撃し一時停電しました。
自分は、台風と停電の関係がわからなかったのですが、この日ようやく理由がわかりました。

1.台風により局所的に大雨が降る。
2.降水量が排水量を上回り、水が溢れ出す。
3.床上浸水する。
4.家の足元近くのコンセントの穴に水が流れ込む。
5.停電する。事前にブレーカーを落としておくほうが安全です。

台風、雷、大雨、洪水、床上浸水、停電がセットで来るので準備が必要です。
まず、飲料水の確保ですが、これはフィリピンではどこでも飲料水を大きなペットボトルで準備しているので大丈夫でしょう。ただし、冷蔵庫は停電で使えなくなるので、非常用の食料は欲しいところです。また、道路は通行止めになりますので車は使えません。サンダルでは歩くこともできないので紐靴がおススメです。シャワーも電気温水器がほとんどなので、冷たいシャワーで我慢することになります。

とはいえ、台風は数時間で通過しますし洪水も一晩で元通りになります。現地の人も慣れているのか焦る様子も見えません。「寝てれば直るよ」と気楽なものです。「どうしよう?」とパニックになるよりも、「いつもはどうしてるの?」と聞くのが一番楽な方法かもしれません。
インターンとして、フィリピン人と一緒にお仕事をして3カ月が経とうとしていますが、仕事に向かう姿勢が日本と異なること感じることがあります。フィリピン人の方の多くは、何度も言わないと、してくれません。直ぐに取りかかってくれない場合は、何日も待たされたあげく、忘れられてしまうことが少なくありません。メモを渡しても、それも無くしてしまうことさえあります。根気強く、なんども伝えることが大事だとおもいます。待っていても、やってはくれません。

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