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2019年07月15日・R・ 40代 , フランス , 海外教育交換プログラム
生徒...中学生(college コレージュの生徒。10~15歳)
授業の流れ... power pointでの浴衣・帯・履物の説明 → 実際に私自身が浴衣を着て見せる(服の上から) → 法被の説明 → 希望者による法被着用 → 米津玄師「打ち上げ花火」のビデオクリップの鑑賞 → 日本の祭りの動画鑑賞 (授業時間55分)
 
本来は浴衣用の下着を着用する、と説明しながら、Tシャツの上から浴衣を着る過程を見せました。特に女子は興味津で、身を乗り出して見ていました。「法被を着たい人~」と募ると低学年の生徒は全員、我先に、と手を挙げ順番に全員着て、ポーズを決めたり楽しんでいました。鉢巻きに寿司職人のイメージがあるようで、sushi~と叫んでいました。

高学年になると、恥ずかしいのか着ない子もいました。女子の中には法被は着るけど鉢巻はしたくない、という子もいて、自分なりのファッションに対するこだわりがあるんだな、と思いました。日本の音楽も紹介したいと思っていたので、Daoko×米津玄師の「打ち上げ花火」を聞きました。浴衣や日本の風景も見られるので選びました。

浴衣が一着しかないので生徒全員に着せられないし、、、と悩んでいましたが、法被はさっと簡単に着られる(しかも男女問わず)ので、10数人なら授業時間内に全員着られ、生徒も満足していました。法被は背に「祭り」と書かれたものをアマゾンで3000円で購入しました。探せば、もっと安く手に入るかもしれません。

浴衣を1着持っていったものの、日本では一度だけ着付け教室で着方を習っただけで、あまり理解できていず、情けないですが現地でyou tubeを見ながら事前に練習しました。授業で紹介するのはやめておこうかと逡巡しましたが、生徒の反応も良く、やって良かったです。着付けなんか無理、と思っている人も是非、挑戦してみてくだい。

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