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2019年03月01日・Ryo Higuchi・ 20代 , カナダ , 国際教育実習プログラム
3年生のlangageの従業で詩を取り扱うことになり、その一つとして俳句の紹介と俳句作りを行いました。授業では俳句の歴史や作るときのルール、松尾芭蕉についてパワーポイントを用いながら話し、私が作ったプリントをもとにオリジナル俳句を作って貰いみんなの前で発表して貰いました。

 また、担任の先生から生徒たちが17音(17 sylables)で俳句を作るのは難しいとの意見を貰ったため、17単語(17words)に変更したり、切れ字を使わなくて良いようにしました。生徒たちは初めての俳句作りに苦戦しつつも楽しそうに作成していました。

 さらに、生徒たちの前で俳句について話している際に余談として有名な『松尾芭蕉が忍者だった』という都市伝説を伝えると興味津々に聞いていました。次の授業の時に生徒一人一人がみんなの前で自分の句の発表を行い、子供ならではの柔軟な発想の面白い俳句が沢山できました。

 最後に俳句についてですが、カナダでは先生を含め多くの方が『自然』が題材でないといけないという認識を持って居られるので、季節をイメージする事のできる短い詩ということをはじめに説明に加える方が意図が伝わりやすいと思います。その際に人気のスポーツや行事やイベント俳句や季語の例として出すと分かりやすく説明できました。

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