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<小学校での折り紙授業>
研修校とは異なる小学校からも要請があり「折り紙授業」を行った。小学1年生~4年生では、簡単な「魚」を作り、好きなデザインを描いたり好きな色で塗ったりした。絵を描く作業がとても好きな生徒が多く、楽しんで行うことができた。また、動物がとても人気で「キツネ」や「ネコ」を作った。

小学5年生~6年生では折り紙をやったことがある人も結構いた。そのため、難しいものにも根気よく取り組めていた。特に人気があったのは「手裏剣」と「ジャンピング蛙」だった。また、一般的なカラフルな折り紙に加え、メタリック素材のキラキラしたものや星や花柄といった柄のある折り紙に興味を示していた。

<映像での日本紹介>
パワーポイントで日本の季節やイベント、自分の勤めている学校の紹介を行った。教室にはパソコンやプロジェクターが設置されているため、授業が進めやすく自分のUSBも使用することができた。子供たちは感想や質問をどんどんしてくれるので、説明する方もやりがいを感じた。

中でも食べ物への関心は高く、種類の多い麺類をはじめ、ケーキやアイスクリーム付きのパンケーキに興味をもっていた。また、フィンランドでは夏の夜は明るいため、日本の夏の花火大会の映像を見て、夜の暗さに驚いていた。そして、先生方は着物の豪華さに感動し、学校での清掃時間(取組内容や子供たち自身が掃除を行う姿)にとても関心をもち、驚いていた。

学校の時間割(授業内容)については、子供たちも先生方もとても興味深く、授業内容やフィンランドの授業との違いなどの質問が多くあった。授業の最後には、日本から持参した日本の10代に人気のファッション雑誌やピカチュウの飛び出す絵本などを見せることで、全員に楽しんでもらえることができた。

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