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2018年02月15日・Yuriko Kinoshita・ 30代 , フィンランド , 海外教育交換プログラム
新年が明けて早々、1月2日から学校が始まりました。年末年始はNZから訪ねてきた友人とヘルシンキで過ごしたのですが、レストランを予約していなくて寒空の下1時間半程レストラン難民に... 年越しの瞬間は、5分ほどのNew Year 花火を楽しむことができました。

1日の朝は夜の賑やかさはどこにもなく、閑散とした街並み。今度はどこもお店が開いてなくて、唯一10時から開いていたマクドナルドで朝食をとりました。お陰様で、そのあと予定していた観光プランも全て後ろ倒しに。なかなか面白い年越ができて、大満足です。

学校の先生方に「NZから友人が来る」と伝えると「ぜひ、学校に来てほしい!」と言っていただき、年明けの4日間学校生活を共にしました。友人の職業は教師ではないのですが、主に英語の授業で活躍し、他にも全校生徒の前でNZについてプレゼンを行ったりマオリの歌を披露したりもしました。

2人で数ヶ月前からプレゼンの内容を考えてきたので、無事に終え、先生方や子どもたちからたくさんの賞賛を受けた時には胸がいっぱいでした。そして幸運なことに、友人の学校生活最終日にフィンランド大統領が私たちの街に来る!ということを知りました。偶然2年生の子どもたちが大統領を迎えるためにアトラクションをする予定になっており、そのイベントに私たちも声をかけていただきました。

なんと、大統領の前でギターを演奏をするチャンスまで頂いてしまいました。以前の研修先NZで出会った友人とフィンランドの学校を見学、授業をしたこと、子どもたちの歌とダンスに合わせて大統領と大観衆の前で演奏できたこと、一生忘れられない経験ができました。このような機会を与えてくださった先生方に、心ばかりのお礼として歌舞伎揚を職員室のテーブルに。2人で書いたメッセージを添えました。

その後1週間ラップランド旅行を挟んだ後、日常生活に戻りました。週4日、計6時間クラブを行っています。今月は「忍者」と「相撲」をテーマに。低学年グループには、講義とビデオを見せた後に手裏剣を使ったチーム対抗ゲームを。高学年グループは、手裏剣を自分たちで作り、それを使ってゲームを行いました。高学年の子どもたちはとても手先が器用なので、短い時間でたくさんの手裏剣を作りました。

クラブ後、学校中を舞台に忍者になりきり戦っていた姿は微笑ましかったです。忍者もお相撲さんも、大人気!トントン相撲も、大盛り上がりでした。次回は、箸のもちかたを学習したり、習字を体験してみる予定です。

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