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2017年8月

自身授業を受ける側になるのは久方ぶりですので、色々と新鮮に感じました。

まずはICTの機器について、アクティブボード(電子黒板)が全教室に配備されており、講師は板書事項を保存したり、インターネットを活用したりと幅の広い授業を展開しています。

また、KAHOOTというサイトを利用したゲームでは、生徒がスマートフォンからネットにアクセスし、講師があらかじめ準備した授業の振り返りなどの演習問題を4択の早押しクイズのように解いて得点やランキングも表示されると楽しく学ぶ面でも進んでいるように感じました。

海外の学校ではこのようなアプリも使いながら授業が行われているようです。日本の学校でもタブレットなどを導入している学校では活用できるように感じました。

また、授業は基本的に他者との活動を中心に進めていくアクティブラーニングを意図的に行っているように感じました。日本人は外国人と一緒になると遠慮して引いてしまうことが多いので、人任せになってしまうことが受けてみて再認識しました。

発言権の弱い生徒にも効果的で、かつ国際社会の場でしっかりと自分の意見を言えるようになるためにはどのような活動が効果的か、アクティブラーニングについて再度考える機会となりました。
研修期間も残り1カ月になりました。気づけば本当にあっという間で充実した時間でした。残り1か月は無理をせず自分のペースを保ちながら、且つ色々な経験を楽しみたいと思います。学校での授業だけでなく近くをのんびり散歩したりオーストラリアの生活そのものを楽しみたいです!!

研修先の小学校では今月日本から数名生徒さんがいらっしゃるので、それに向けて子どもたちと「お名前は何ですか」「趣味は何ですか」など簡単な質問のやり取りのシミュレーションをしていました。子どもたちが日ごろ勉強している日本語を当日自信を持って発揮してもらえるようにサポートしていきたいと思います。

また私がこの約1年過ごしてきて反省も含めて大切だと感じたことをまとめてみました。留学前の皆さんや、留学中疲れたなと感じる方がいらっしゃったら少しでも参考になれば嬉しいです。

①自分のペースを保ちながらがんばる
ホストファミリーによっては習い事が沢山あったり、パーティーや外出等活動的なところもありますが、決して無理をして全てを一緒にする必要はないと思います。

自分が行けると思うときは行き、正直しんどいと感じたら時には休むこともありだと思います。(私は無理をして体調を崩してしまったので...)
状況にも寄りますが、ホストファミリーと話して大丈夫そうであれば休むことも大切だと思います。

②ホストファミリーとの時間を大切にする
改めてホストファミリーの存在は有難いなと感じます。
色々なところへ連れて行って頂けたり、子どもたちからは沢山遊びや会話を教えてもらいました。休憩することももちろん大切ですが、時間の余裕があれば食後の団らんに少し参加してみたり(コミュニケーションになりますし、会話を聴く勉強にもなります。状況にも寄りますが。)

また子どもたちと放課後家に帰ってきて一緒に遊ぶことも良いと思います。遊んだ分仲良くなれますし、その国の遊びや習慣を教えてもらえる意味でもとても勉強になります。

③ポジティブに考え楽しむ!!
思う通りに行くこともあればそうでないことも当然あります。
私自身ももっと英語を話せたら、もっと外交的な性格だったら...と悩んだこともありました。ですがあまり深く考えすぎず、外国に来て会話をしている、留学生活をしているだけで大きな経験、そして日本に帰ったら決してできないことだと考え、色々な事を(言葉も文化も)吸収して楽しむようにしたいと今は思います。

憧れの国にやっと来ることが出来たのに、自身の英語の問題や、こちらの生活や周囲になかなか適応出来ず、非常に苦しい思いをしましたが、ようやく慣れ、これからというのにもうインターンシップも後半となってしまいました。

あくまで私の視点ですが、フィンランドの魅力はやはりヘルシンキ郊外の森・湖等の自然、環境政策にあると思いました。今回は森や湖、自然公園について紹介させて頂きます。

自然公園へはヘルシンキからも公共交通機関を利用して簡単に行くことが出来ます。自然公園だけでなく、ちょっとした森へも簡単に行け、至る所で綺麗な森と湖を楽しめます。6月頃のフィンランドは本当に本当に緑や花が綺麗です。

家族連れや友人同士で週末に森へ行き、綺麗な湖で泳いだりしています。至る所にバーベキューを楽しめるスペースとカットされた木片も容易されていて、ソーセージを焼いて食べたりも出来ます。スーパーでもいろいろなソーセージが売られていて、いろいろなテイストを楽しめます。一つが巨大であり、厚く、大量のマスタードとケチャップをつけて食べています。皆本当に良く食べるのでびっくりです笑。

森は、いろいろなコースがあり、迷わないようにコースごとに色違いのマークがつけられていますが、案内は大雑把であり、微妙です。しかし、ちょっとしたマークですが、自然と一体化し自然の景観を損なわないように配慮されているのかなと思いました。

フィンランドの夏は、明るい夜が続きますが、少しずつ日が落ちるのが早くなってきたような気がします。先月は、モッキ(サマーコテージ)に行き、ボートで湖を探索したり、別のコテージでは湖で泳いでサウナに入って外でグリルをしたり...とフィンランドの夏を楽しみました。こちらでは、多くの家庭が森の中や湖の近くにコテージを持っていて、夏休みはそこで過ごすようです。レンタルされているコテージもあり、自分達で薪を割って火を起こしてサウナを温め、湖からの水を汲んで蒸気をたたせるなど、日本の都会ではなかなか経験できない素敵な時間を過ごすことができました。

 後半からは、夏の間に開かれているフィンランド語の講座に参加しました。1週間のものがレベルごとに開かれていました。様々な国から様々な目的で生徒さん達が集まっていました。基本的には英語で行われますが、先生が語学堪能な方だったので、ロシア語も話されていました。ちなみに、その学校は研修地ではなかったので、近くにアパートを借りて通っていました。

 フィンランド語を日本で使うだろうか...、もちろんこの研修中に使うというのが第一目的だけど...と最初は少し迷っていました。でも授業を受けている生徒さん達と話すのはもちろん英語で、授業も英語なので、英語もかなり練習できました。その一方で、英語が苦手な方も受講されていましたが、基礎は日本で勉強されていたからか、不自由なく楽しく受講されていました。とても楽しかったので、残り半年は地元のカルチャーセンターで講座を続けようと考えています。

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