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2017年07月29日・Yuriko Kinoshita・ 20代 , ニュージーランド , 海外教育交換プログラム
NZでの生活も1ヶ月半がたち、ちょうど折り返し地点を過ぎたところです。すっかりこちらの生活にも慣れてきました。

この1ヶ月半の学校生活は目に飛び込んでくる世界がまるで日本の教育現場とは異なり、刺激的で学びが多く充実していた反面、孤独との戦いでもありました。100%自由、授業する場所すら決まっておらず、毎時間自分で開拓、この前はどこも空いてなかったので念願だった青空教室を開きました。特にどんな授業をしているのかも気にされることもなく、自分で好きなように授業を考え、展開しています。最初の頃は何をするにしても色々確認していたのですが「好きにしていいのよ!あなたがしたいように自由に楽しんで~♪」と必ず返事をもらうので、正直戸惑いがありました。最近は、それを「とってもラッキー!」に切り替え、今まで以上に自分のやりたいこと、興味がある教室、授業を覗かせてもらったりしています。フットワークが軽くなり、益々この環境を楽しんでいます。

授業については、ホリデイ前に「あいうえお」の読み方を学習したのですが、残り5回程しか授業ができないこと、文字と音をリンクさせることが難しいこと、そもそもひらがなに興味が全然なさそう!なこともあり、残り1ヶ月分のプランを全部変更しました。今は、日本の伝統的なものをかるたにし、それらの紹介をしつつ遊んでいます。子どもたちはかるたが大好きで、毎回既習カード+新しいカードを取り入れて行っています。残りの5回で、基本的な挨拶と数字(1~10)を全てマスターすることが最低目標で、それに加え、講義とアクティビティを行っていきます。

てんでダメな英語は、まだてんでダメなままですが、最近楽しく勉強できています。今ハマっているのが洋楽のディクテーションです。1日歌詞の1番だけ聞き取り、書き取り、訂正し、分からない単語を調べ、あとは覚えるまで歌い続けます。机に向かう時間は30分程で、あとはストレッチしながら歌う、シャワーを浴びながら歌う、「ながら歌い」をしながら勉強?しています。寝る前にはベッドの中で日常フレーズ(今日言えなかったこと)や単語など、兎に角詰め込んでいます。まだまだ成果は出ませんが、ちょっとできたことを褒めまくって自分をアゲて、モチベーションを下げないようにすることに一生懸命です。来月のレポを書く時までに、少しは成果が出ていますように・・・


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