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2ヶ月の研修も6月3日に終了しました。
最終日は卒業式でしたが、雰囲気は日本の大学の式に似ていました。
卒業生1人1人に証書と白い帽子を手渡す様子は日本の高校までの式と似たところも感じました。卒業生や在校生が演奏を披露したり、全員で歌を歌う場面もあったりと、感動的な式だったと思います。

卒業式のあった週はプロジェクトウィークといってフィンランドではどこの学校でも行われている総合学習のような時間でしたが、「投資」
の授業に参加させていただきました。
事前に「何か準備することはありますか」と聞いていたものの、特に教えてはもらえず、当日授業に行ったら、「ニューヨーク市場に上場
している日本企業についてプレゼンしてくれ」とのこと。突然のリクエストで正直焦りました。

ニューヨークに上場している企業は13社。その中からトヨタ自動車を選び、ウィキペディアで会社の概要、電気自動車・水素自動車などの
今後への展望、東京オリンピック・パラリンピックについて、投資家向けの英語のサイトによる株価や売上高などの紹介、為替変動による売上高への影響などの話をしました。

突然のことだったのでパワーポイントを作る時間がありませんでしたが、紹介したいサイトのURLをGメールに保存し、教室のパソコンでそれらのインターネットサイトを開いて、片っ端から紹介していくという方法で行いました。窮地に立たされて思いついた策でしたが、今後も使えるスキルを身に付けることができました。

ちなみに、東京オリンピック・パラリンピックについては全ての授業で紹介しました。日本への興味関心をを持ってもらえると嬉しく思います。

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