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2017年06月04日・Chiaki Tagatani・ 20代 , フィンランド , 国際教育実習プログラム
今月はいつもの授業見学、日本文化の授業に加えて、特別教育支援の先生にアポをとり、お話しを伺いました。フィンランドは特別支援学校が少なく、各学校に特別支援教室や特別支援教育専門の先生がパートタイムでやってきます。

色々な点で日本と制度が違うことにも勿論驚いていますが、今回のお話で最も印象に残ったのは私達が思っている以上に障がいに対してネガティブなイメージもポジティブなイメージも持っていないことでした。

子ども達は子ども達なりに考え、特別支援教室に通ってくるし、ここにきて初めて「なぜ自分は~ができないのか」理解する子もいる。そのスタンディングモーメントに関われた時が一番やりがいを感じると先生は言っていました。

進路を決めるときや何かに悩んでいるとき、私達はよく過去を振り返って(=ディファイニングモーメント)、自分の軸や原点を探します。ここではその瞬間をスタンディングという、それがとても新鮮でした。

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