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2016年10月

9月末から紅葉が美しく、また日本とは違う色づきを楽しみながら通勤できる日々でしたが、この頃は葉が落ち始め、冬に向かっているのを感じます。最低気温が-を記録するなど、聞いていると震える寒さですが、室内があたたかいこともあり、まだまだ凍えるほどではありません。

活動においては、こちらの学校の先生のつてで、別の小学校に行かせてもらう機会がありました。校外の小規模校だったこともあり、街の中心部の中学校とは違う学校生活を体験することができました。小学生は気軽に話しかけてくれるので、中学校よりもなじみやすい場面もあるだろうと感じました。
2008年にイギリスでお世話になったホームステイ先に先月(9月17日)娘が訪問し一泊させていただくという歓迎を受けました。

私はホームステイ中に、妻と息子、娘をイギリスに呼んで各地を案内するとともにホストファミリーへ紹介したことがありました。
娘は、今回 Manchesterで開催される学会に Speakerとして参加することになり、帰りの一日をホストファミリーとの再会に当てたいと考えていました。先方へお伺いしたところ快諾が得られ、娘の希望が実現しました。お会いするだけでなくホームステイも体験できて喜んでいました。

ホストファミリーの方々とはクリスマスカードやちょっとしたプレゼントなどで近況を知らせ合う程度の交流はずっと続けてきていますが、娘が一泊するほどのお付き合いは予想していませんでした。一段と交流が発展し、親戚のような感じを持つようになりました。

研修から8年たってホストファミリーと親子2代に渡るお付き合いに発展し、当時は毎日が冒険で苦しいこともありましたが、改めてIIP研修は私にとってかけがえのないものであったと感じています。
私にとって最後のタームが始まります
今は2週間のスクールホリデー中です。ホリデー期間は、オークランドからフェリーで40分ほどのところにあるワイヘキ島とオークランドから車で3時間ほどのコロマンデル半島に行ってきました。どちらもとても綺麗なところでした。特にコロマンデルにあるカセドラルコーブは映画の撮影でも使われている場所で、とても迫力がありお勧めです。

来週から最後のタームが始まります。語学力が乏しいので、コミュニケーションをとることに消極的になる時もありましたが、残り3ヶ月ほどなので、そんな自分を変えていけたらなと思います。

残りのホリデー中は授業の見直しとアセスメントシート(子供の評価シート)の作成にあたります。
スクールインターンに来て明日で1週間になります。
現在はホームステイをしながら近くの小学校で研修をさせて頂いています。

今は、研修校では日本語教育担当の先生について簡単に自己紹介をしたり、授業を見学させて頂いたりしています。
これから日本語以外のクラスも見学させて頂く予定です。
子どもたちはとても明るくて、楽しみながら勉強している様子です。
そして、皆ポケモンがとても好きなようです。
2016年10月03日 20代 , フィンランド
インターン開始から約一か月。想像よりのんびり、ゆっくりとした毎日です。
私の研修校は生徒数約220人の中学校。ホストマザーがlanguage teacherとして今年は英語とスウェーデン語を担当されているので、多くの時間をホストマザーの授業で過ごしました。英語では生徒とペアになって英会話をしたり、今週が1学期最終週ということで一対一で5~10分のインタビューのようなspeakingの相手になって英語力を評価する立場を任せていただいたり。7年生(中1)のクラスではスウェーデン語を一緒に学んでいて、フィンランド語の語彙も増やせるので一石二鳥。

また、私は大学で英語と教育を学んでいることもあり、私の目的はフィンランド教育に直に触れること。そのため全科目の授業を見学、中には参加した授業もあります。付近の小学校や特別学校にも訪れました。今後はvocational scoolや高校にも伺う予定。

研修先の生徒たちはシャイで中々積極的ではない様子。火曜日にJapan Clubで日本文化の紹介をしてと言われていたのですが、誰も来ない日も。インターン開始当初は、これでは何も紹介できない、どうやって生徒を集めよう、と焦りました。でも、ふと思い出せば、私の第一の目的はフィンランド教育を知ることで、日本文化をどうしても広める必要があるわけではないし、生徒がどうしても知る必要はない。知りたい生徒が来てくれればいいし、例えば家庭科や社会の授業にお邪魔して日本料理や宗教を紹介すればいい。研修校でできないなら他の学校ですればいい。そう思ってからは随分気が楽になりました。実際に先日訪れた特別学校で丸一日かけて日本の紹介をすることも決定済。特別学校の生徒たちは日本に興味津々で、時間がたつのがあっという間。日本語や折り紙や着物や家や震災、ずーっと質問攻めでした。学校が変われば生徒や先生や校舎の雰囲気もがらりと変わるのはどの国でも同じようです。

誰もが言うことだとは思いますが、すべては自分の行動次第、正解はない。この今までの日本の生活や経験でも十分わかっていたはずのことを、海外に来るという今までとはちょっと場所とすることが変わった生活をすることで、気づく機会に恵まれました。海外だから行動する、ではなくて、常に行動し続ける人間にパワーアップする一歩として、日本を離れる経験は素晴らしいものだと思います。
4月からスタートした研修も半年弱が過ぎました。夏休み、日本から遊びに来た友達が帰国したり、フィンランドで新学期が始まった頃は、正直、「まだあと半年あるのか」と思ったりもしましたが、「あと半年しかない」と気持ちを切り替えてフィンランド生活後半のスタートを切りました。

半年という期間を充実させるために、改めて、やりたいことを紙に書き出し、自分の目的や目標を明確にさせました。
英語で話している内容を理解できるようになること。話せるようになること。
フィンランド語で話している内容を理解できるようになること。話せるようになること。
フィンランド内の他の土地や、他の国を訪れ、世界を広げること。
フィンランドの秋、冬を楽しむこと。
多くのフィンランド人が「暗くて寒い長い冬が来る。」と憂鬱そうに話していましたが、フィンランドの四季を楽しめるよう自然に触れたり現地の生活を体験したいと思います。

最近は放課後図書館でYouTube を使って英語の勉強をしています。携帯電話とイヤホンさえあれば、英語圏の国でなくとも、英語の勉強ができます。様々な種類の英語を聞くことができ、また分からない単語があればインターネットを使って調べることができます。図書館ではwifiが使えるので通信料なども気にせずインターネットを使えます。

秋から始まったフィンランド語講座も受講し、週に2日通っています。こちらは少しでも現地の言葉がわかるようになれば、という気持ちでいるので楽な気持ちで通っています。そこに通っている他の国の人とも交流がもてます。
フィンランドに研修に来たといえどもやはり退屈に思うこともあるので、ちょっとした休暇や土日を活用して他の町や国へ遊びに行っています。日本にいる時より、ヨーロッパ圏の他の国に行くのは格段に楽なので、多少お金がかかっても、自分の時間を活用して出かけています。

今、この研修制度でしかできないことを存分に楽しみ、残り半年、充実した生活を送りたいと思います。
初回の授業の時に、生徒達に「日本から来たものを知っていますか?」という質問をしました。日本食や地震のある国等の回答をもらいましたが、知っているものの中にも日本から入ってきたものがたくさんあることを説明しました。(ポケモンや日本車のメーカー等)
自分の知っているものと日本に繋がりがあることが分かると、生徒達から「これは日本のもの?」と質問をもらう機会も増え、今まで以上に子供達との距離が縮まった気がしています。

現在は2週間のterm holidayの為、オークランドに観光に行ったり、周りの方がオススメしてくれたRotoruaという場所に旅行に行く予定です。
フィンランドにきて5日が経ちました。フィンランドは思った以上にとても静かな町で、首都ヘルシンキに行ってもとても静かで「ここが本当に首都!?!?」と思ってしまうほどです。いまの時期、すぐ家の近くでキノコ狩りができたりベリーをとりにいけたりと、自然の中で楽しむことができることがフィンランドの魅力だと思います。とはいえ、10月になると肌寒くなりマフラーも必要となってくるほどなので、フィンランドで実習される際は防寒具を忘れることのないよう気をつけていただきたいです!

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