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2015年8月

カナダでの活動は、私にとって実に濃密な3か月間でした。

何を教えてもいいですよ。。とありがたいような, 考え方によっては自分の力量を試されるイドをいただき、あれほど望んだ活動だったのに出発が近づくにつれ不安で眠れなくなってきました。

しかし、現地の人達に暖かく迎えられ、この好意に応えるべく単なるインターンでなく、また来てほしいと思われるような授業をしようという思いで過ごしました。Stay先では自分の身の回りの家事以外のサポートを頂けたので残りの時間を活動に費やすことができたのが本当に助かりました。

やり残したことも沢山ある活動でしたが、懸命な思いは必ず通じると思います。こちらが教える(紹介)した事よりはるかにたくさんの事を得て、学んだ日々でした。楽しいことばかりではなかったけれどそれも含めて本当に素晴らしい体験をできたこと、ずっとサポートしてくださったiiPのスタッフの皆さんに心よりお礼をいいたいといます。ありがとうございました。
夏休みも残り1か月をきりました。この間、私はホストファミリーとカナダの夏休みを満喫しています。教会主催の子どもたちのサマーキャンプのキッチンの手伝いに1週間泊まり込みで行ったり、キャンプに行ってカヌーや魚釣りをしたり、ミュージカルを見に行ったりしました。ビザを発行してもらうために、バンクーバーから陸路でシアトルにも行きました。2件目のホストファミリーとは、バンクーバーから戻ってそのまま、Vavenby, Clear Water, Kelowna, Kamloopsなどを訪れ、ホストファミリーの親戚や友達の家を転々としていました。カナダでは長距離運転は当たり前で、これらの場所をすべて車で行きました。日本では外泊といったら私は2,3日が普通なので、今回結局16日間も旅行していたことに自分でも驚き、不安になるほどでした。でも、たくさんの人と出会えたし、違う生活習慣を知ることができたし、とてもいい経験をさせていただいたと思っています。日本と違うことがたくさんありますが、その中でも一番驚いたことが、カナダでは大人たちもカードゲームやボードゲームをたくさんすることです。
いろいろ種類のゲームがたくさんあり、ゲームをするために友達の家に遊びに行くほどです。日本では(少なくとも私は)、大人になって家でカードゲームやボードゲームをするために友達の家に遊びに行ったりしないので、驚きました。ゲームをするのに私も誘ってくれます。ルールを理解するのに毎回苦しんでいますが、そのたびにホストファミリーにたくさん教えてもらって楽しい時間を過ごしています。残りの夏休みも今しかできないことをしたいなと思っています。
私のフィンランド滞在も5か月目に突入しました。こちらでの生活にもすっかり慣れました。
私にとってコミュニケーションツールである食事、一方、ストレスの要因にもなりうる食事。日本の食材がほとんど手に入らない環境で日本食をいかに作るか日々、挑戦しているところです。

先日は、クックパッドで調べたお好み焼きソースを使って、お好み焼きパーティーをしました。イタリア人、イギリス人、スペイン人、フィンランド人、マルタ人、オーストリア人、マルタ人、インドネシア人...様々なバックグラウンドを持つ人たちに好評でした。
海外には日本と違い、ベジタリアンに遭う機会も多いです。ベジタリアンがいる場合には、お肉や魚介類は一切使わず料理を作らなければならないので、苦労もします。"お好み"焼きなので、私は、冷蔵庫にあった、マッシュルームや豆、にんじんなど適当な食材を入れてみました。
お好み焼きソース;http://cookpad.com/recipe/2100942

もう一つ、ベジタリアンがいる場合に丁度良いメニューがあります。キーマカレーです。キーマカレーは、挽肉を使って作られるカレーですが、挽肉の代わりに様々な豆で代用して、他にもなすやにんじん、玉ねぎなどを炒めて、最後に水適量とカレー粉適量、出汁適量(カツオだなど日本のものでも、コンソメなど洋風の物でもどちらでも大丈夫だと思います)、塩、胡椒、とろみをつけるための小麦粉を加えて数分煮込めば完成です。
キーマカレーも、スペインやポルトガルなど様々な国の方に食べてもらいましたが、好評でした。カレー粉が手に入れば簡単に作れるものなので、現地の人に教えてあげるのにもぴったりだと思います。


お好み焼きにも、カレーにも日本の出汁を使っていましたが、フィンランドで手に入る"Kalaliemi"(Fiskbulijong)で代用できるのではないかと思います。kalaliemiを使って、お味噌汁を作ってみたところ、いつものお味噌汁と変わりはなかったので。

もうすぐ学校が始まります。学校には調理室がないので、日本食を授業で作ることは稀だと思いますが、授業で作るのにぴったりな品物をもう少し探してみようと思います。
先日、台風が直撃し一時停電しました。
自分は、台風と停電の関係がわからなかったのですが、この日ようやく理由がわかりました。

1.台風により局所的に大雨が降る。
2.降水量が排水量を上回り、水が溢れ出す。
3.床上浸水する。
4.家の足元近くのコンセントの穴に水が流れ込む。
5.停電する。事前にブレーカーを落としておくほうが安全です。

台風、雷、大雨、洪水、床上浸水、停電がセットで来るので準備が必要です。
まず、飲料水の確保ですが、これはフィリピンではどこでも飲料水を大きなペットボトルで準備しているので大丈夫でしょう。ただし、冷蔵庫は停電で使えなくなるので、非常用の食料は欲しいところです。また、道路は通行止めになりますので車は使えません。サンダルでは歩くこともできないので紐靴がおススメです。シャワーも電気温水器がほとんどなので、冷たいシャワーで我慢することになります。

とはいえ、台風は数時間で通過しますし洪水も一晩で元通りになります。現地の人も慣れているのか焦る様子も見えません。「寝てれば直るよ」と気楽なものです。「どうしよう?」とパニックになるよりも、「いつもはどうしてるの?」と聞くのが一番楽な方法かもしれません。
こちらに来て、4ヵ月が経とうとしています。私の担当もしてくださっている日本語の先生がホリデー休暇をとっているため、今は代わりの先生がいらしてその方と日本語のクラスをやっています。

代わりの先生のやり方を見たり、一緒に授業を作ることは、新たな発見があってとても刺激的ですし楽しいです。渡豪前は、授業をどうしたらいいか不安でしたし、何をもっていけばいいかあれこれ悩みましたが、こちらにあるもの、こちらの方がこれからも使っていけるものを活用することをお勧めします、なのでゆっくり授業に入ってから私のように考えて、提案していくのもいいかと感じます。

10カ月が経ちました。毎月感じることですが、1日1日があっという間に過ぎていきます。日本の文化に少しでも興味を持ってもらいたい。楽しんでほしい。というのが私がインターンとして学校でできることではないかと常に思っています。七夕の授業をしまた。折り紙で飾りを作り、短冊に願い事を書いて本物の竹に飾り、校内に展示させてもらいました。子供たちの感想は、クリスマスみたい!本当に願い事は叶うの?なんで竹なの?など色々な意見が出て楽しかったです。

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