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2月2日にGeelongに到着し、3日から学校に通い始めました。
こちらはYear7(日本でいう小学校6年生)からYear12(日本でいう高校2年生)までの生徒が在籍している公立高校です。
日本語の授業は選択のようで、各学年、週4時間あります。
わたしはYear9以外の授業に参加させていただき、専任の先生のアシスタントをしています。
Writing, Listening, Reading, Speakingのお手伝いをしています。Writingでは、ひらがなや漢字の書き順を見せたり、生徒が書いた文を添削したり、Listening, Readingでは、日本語のテキストを読んで聞かせたりしています。Speakingでは、挨拶等、会話の練習をしています。
文化紹介では、折り紙をYear7の生徒に教えました。来週はそろばんを教える予定です。
12月までニュージーランドで、アシスタントをしていましたが、国の違いか、あるいは学校の違いなのか、授業方法、学習環境等に大きな違いを感じました。
ニュージーランドの授業では、自由度が高いのに対し、こちらでは体系的に授業が組み立てられています。
また、ニュージーランドでは、日本語のテキストがなく、指導者側が教材を用意しているのに対して、こちらでは、Year7から日本語のテキストが発行されていて、使用しています。
さらに、ニュージーランドではNZQAと呼ばれる単位修得の試験があるのに対して、こちらではそういったものはないようです。そういう意味では、自由度は高いのかなと思います。
生徒の学習意欲、態度等にも違いが見られ、大変興味深く感じました。
先週の火曜日には、水泳大会がありました。ニュージーランドでは、レクレーションイベントのようでしたが、こちらでは、4種目のタイムレースで、競技大会という感じでした。各学年にとらわれず、生徒を4チームに分けて、年に何回かあるスポーツイベントで競うようです。
2カ国の学校を見ていますが、両国の違いを発見できたという意味では、大変有意義な研修を行うことができたと思っています。

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