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2014年8月

フィンランドに来てそろそろ5ヶ月が経ちます。夏休みが終わり、先週からまた学校が始まりました。私は中学校へ連れて行ってもらっていますが、フィンランド語が分かるようになってきたので、4月に比べて活動しやすくなってきました。ただもっと英語やフィンランド語ができれば子供たちとコミュニケーションが取れるのになあともどかしい時もあります。
フィンランドの夏を経験して面白かったのが、世界一コーヒーを飲む国だといわれているのに、アイスコーヒーがないことです。どんなに暑くてもホットコーヒーをひたすら飲んでいました。アイスコーヒーと言ってもわからない人が多いです。
先週、人生で初めて一人旅をしました。小学生の頃から大好きだった『赤毛のアン』の舞台である、プリンスエドワード島です。
我ながら海外で一人で旅行に行くと決めたことに驚きです。ずっと日本にいたらきっと勇気が出なくて諦めていたと思います。
一人でカナダに来て、家族と離れて生活したり、自分の英語の出来なさに悔しい思いをしたり、そういう経験が一人旅への決断をさせたのだと思います。この旅行でもたくさんの人たちの支えがありました。交通手段で困っていた時、校長先生に相談してみると、すぐに周りの人に連絡してコネクションを見つけてくれたり、彼は6月に退職したのも関わらずほぼ毎日連絡をくれたり、私のことを心配してくれます。ホストマザーは空港まで遠いのにいつも送ってくれたり、私を支えてくれます。プリンスエドワード島でもたくさんの素敵な出会いがありました。
あとはストライキが早く終わってくれることを祈るだけです。
思っていたよりも暑い夏でした。夜は寝苦しいこともしばしば。日中は日向日陰でずいぶん体感温度が変わります。現地の人々は、暑い中でも太陽のありがたみを知っているせいか、積極的に外に出て休日を過ごそうとしています。自分の趣味やヘルスケアのために、一日一日をアクティブに過ごそうとする姿勢から、常に忙しい日本の"休むための休日"との違いだけでなく、豊かさの本質について考えさせられます。

夏休みの間はロシア人の男の子と学生寮に住んでいました。私が通わせてもらっている学校の一つのソトカモ高校には全課程を英語で履修するIBプログラムと言い、いろいろな国の子供たちが学べるシステムがあります。ルームメイトのロシア人の男の子はそのプログラムに通っています。夏休みの間も普通科のフィンランド人の子供たちと外国から来た子供たちが英語でコミュニケーションをとりながらサッカーなどを通して交遊している姿から、フィンランドの若者の英語に対する関心の強さ、言語力の高さが感じ取れます。ありがたいことに、私自身の英語が上達したのもその子供たちとの交流があってのことです。
月は5日から2週間のホリデーに入ってしまったため、2週間の学校生活(授業期間)となりました。
最初の一週間は、先月の報告書に記載したとおりです。
最後の一週間は、日本から姉妹都市である野々市市(石川県)の中学生&先生が国際交流で4日間こちらに来られ、現地の生徒と観光や自然体験を通じて交流を深しました。なんでも姉妹都市同士で20年間、行き来をしているそうです。
こちらの生徒も4月に修学旅行ということで、野々市には滞在し今回来校した生徒とは対面しているので、再会を楽しみにしていました。
わたしも観光や自然体験の4日間を行動を共にさせていただきました。
農場を見に行き、乗馬をさせていただいたり、羊の毛を刈るとことを見させていただいたりしました。
また、海に行き、エイにえさをやりました。
リトンの先生がハンギ(マオリの伝統的な食べ物)を作ってくださったり、ワイナリーにも連れて行っていただきました。
(もちろん教員のみ)
こちらでしかできない貴重な体験ができ、うれしかったです。
☆学校外での生活について
5日から2週間のホリデーでした。北島を旅行してきました。
どこも初めてで、街毎に異なる風景、文化を感じました。
月末から、ホストの方が1ヶ月間、旅行に行ってしまいました。
今まで、私とホストの方との2人暮らしだったので、今は実質1人で生活しています。
近くにホストの親戚の方がいらっしゃり、買い物や食事など、時折サポートしてくれます。
家事などのやり方はホストの方が事前に教えてくださっていたので、大丈夫です。
オーストラリアへ来て4ヶ月が過ぎようとしています。私は2ヶ月毎に新しいホストファミリーと過ごすことになっているので、既に2家族目のホストファミリーと生活をしています。どちらの家族も、とても親切で困ったことがあったり、◯◯がしたい、欲しいのだけれど・・・などという相談にも、「それなら◯◯で手に入るから、今週の週末に買いに行こう」などと、すぐに対応してもらい、本当に有難く感じています。
 また違う家族と過ごすことで、新しい人の繋がりができ、より多くの人とコミュニケーションをとることができています。
 英語がまだまだ流暢ではなく、感謝の言葉を伝えたいけどバリエーションがないのですが、私なりに伝わるような努力をしています。心がけているのは、食事の際には、美味しいですねや美味しいご飯をありがとうなどと簡単な英語ですが伝えるようにしています。ホストファミリーが家事をしているときは、何か手伝うことはありますか?と聞いたり、たまには私がカレーライスやお好み焼きなどを作ったり、カフェやマックなどに行ったときには、ここは私に払わせてください!と言って支払ったりなどなど。ファミリーの誕生日など特別な日にど~んと素敵なプレゼントを用意して感謝の気持ちを伝えるというよりは、ちょっとしたことをたくさんして、日頃の感謝の気持ちを伝えています。誕生日など特別な日は、年に数回しかないので。
 また今月半ばには、新たなホストファミリーのお家へ移動することになっています。ティーンエイジャーいるファミリーは初めてなので、どのような生活になるのか不安ながらも楽しみです。どの家族に対しても、感謝の気持ちを忘れず、日頃からファミリーに伝わるように心がけて過ごしたいと思います。
2014年08月04日 30代 , イギリス
こちらにきて9ヶ月たち、本来なら今週末ですべての研修が終わるところでしたが、いろいろなハプニングのおかげでまだまだイギリス滞在を楽しむことができそうです。
研修先でのマーケットで3回目の週末を迎えました。グランドオープン後すっかり静かになってしまったマーケットですが、昨日はGay Pride Paredeという大きなイベントがマーケットの近くで開かれたので、多くのお客さんが来ることを期待していたのですが、パレード中はマーケット内は通り抜けていく人ばかりで、イベント後もカフェを除いてその他の店舗はあまり集客できずに終わってしまいました。
まだまだオープンしたてのマーケットは認知度・集客力とも改善が必要そうですが、こちらで研修を続けることのできる期間中に少しでも活気あふれるマーケットになっていけばいいなと思っています。
マーケット内ではいろいろな店舗の方々を知り合うことができ、今までのんびりとマーケットのオープンを待っていた時と生活のリズムが変わり、イギリスで仕事していることを少しですが実感できるようになりました。新規のお店の開店に立ち会えたことはとても貴重な体験で、初日の閉店後にはバックヤードで開店祝いに乾杯をしてその後一緒に働いている方々と食事に行ったりと楽しい時間を過ごすことができました。先週誕生日を迎えた私のためにお店の皆さんからカードをいただいたこともとてもうれしかったです。
この研修を通して少しでも受け入れてくださったお店の方々のお役に立てることができたらと思います。
1か国目のアメリカ・ノースカロライナ州での実習が終了しました。教育は国及び州によってこんなにも違うものかと感じることもあれば、変わらないものもあり、たくさん勉強になりました。
実習の終わりの時期にはお茶会(茶道)をしました。日本からは浴衣、緑茶パウダーと甘納豆を持参し、こちらにある日本料理店で事情を話し、急須と湯飲みを拝借させて頂きました。浴衣は意外と好評で、こっちの先生もハロウィンのコスプレ感覚で試着して写真を撮って楽しんでいました。正座を見せて同じように座ってお茶を入れるのを見せていましたが、「足しびれる...」と慣れない姿勢に早くもあぐらの子から終わりのほうまで正座していた子まで様々。お茶は少し濃い目になってしまったこともあり、「草の味がする」と言って当然、飲みきれない子もいたり、逆に「これ美味しい」と言って2、3杯飲んでしまう子もいたりとこちらも反応は様々でした。「日本文化の体験」ということでいい時間を過ごしてもらえたのかなとも思います。
また、アメリカの自閉症教育の研究を行っているノースカロナイナ州立大学のTEACCHセンターでの研修プログラムに参加させて頂けたことはとてもいい経験となりました。滞在先から車で2時間近くかかりましたが、レンタカーを借りてナビを頼りに渋滞のないハイウェイをひた走る感覚も爽快でした。
短期ではありましたが、浅く広く自閉症教育が充実していると言われているノースカロライナ州での教育現場の様子を実習を通して経験させて頂き、学んだことは、日本の教育現場にも今後還元していきたいと思い、また日本で教員の仕事に追われている中で忘れかけていた視点をもう一度、思い出させて頂いたいい機会になりました。そして、今回の実習の中でたくさんの大なり小なりの失敗したことの反省を次の国では繰り返すことがないように実習をしていきたいと思いました。

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