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高校生の生徒達と関わることで、自分の知らなかった日本の文化を改めて確認することができます。
12年生の子達は自分の興味のある日本の文化について自身で調べてそれを原稿用紙にまとめて発表します。
その際に私は文章のチェックをするのですが、やはり自分の知識不足を痛感します。彼女達の選ぶテーマは、
芸者、盆栽、龍安寺の石庭、駅弁といったものです。とても難しいテーマをきちんと調べて日本語で書くというのは
すごいなと思います。その中で盆栽について話します。生徒は盆栽の育て方から盆栽の種類まできめ細かく調べて日本語で書いていました。しかし私には盆栽の知識がなかったので、正しい日本語に訂正するのが難しかったです。生徒とじっくり話しながらきちんと修正できたとは思いますが、、日本語への翻訳や正しい日本語への修正という作業はただ訳せばよい!というのではなくきちんとした知識も必要だと改めて実感しました。自分もきちんと彼女達が調べたことを家に帰って調べて新たな発見になります。
また先日8年生の生徒達が日本語のオーラルのテストでクラスの前で自己紹介をしました。どの生徒も大きな声で、表情豊かでした。まだまだ日本語が難しくて時々ひっかかり言いにくそうに言っていましたが決して声が小さくなることがなく堂々と前で発表していました。一生懸命さが伝わってきて輝いて見えました。より一層私も英語を頑張ろうと思いました。オーストラリアに来て本当に子供達から沢山のことをもらい、頑張る力をもらっているなと思います。

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