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2013年05月30日・Y・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
カナダに来て2ヶ月が経ちます。児童の保護者にお会いした時のことです。お父さんが日本の歌を知っているよ。と話しかけてくれました。そして「大きなくりの木の下で」を歌ってくれました。学生だった頃に教えてもらったそうです。歌は時間が経っても心のどこかに残るものなんだな。とその時感じました。そして、外国の方が日本の歌を長年経った今でも覚えていることに感動しました。
 そこで、私も子どもたちに日本の歌を教えることにしました。すると、すぐに覚え何度も何度も繰り返し歌い始めたのです。次の週には、おにぎり作りをしたのですが、おにぎりを作る最中もその歌を口ずさむ子どもたちを見て、大人になっても覚えていてくれたらいいなと思いました。
 おにぎり作りは大盛況でした。海苔も気に入ってくれたのか、食べ終わった後に、海苔を食べたいと列ができるほどでした。近いうちにまたこの授業をしてほしいと授業後に言われ、担任の先生も喜んでいました。また、ご飯や具などは、学校のカフェテリアスタッフのみなさんに協力を得ました。みなさんとても親切で、本当に助かりました。「今度私たちにも日本料理を教えてね。」と言われ、学期の最後にカフェテリアスタッフのみなさんと日本料理を作ることになりました。「何が必要なの?何でも言ってね。」と、とても楽しみにしてくれています。
 コミュニケーションはとても大事です。子どもたけでなく、学校の先生、スタッフのみなさんに自分からどんどん話しかけ、何かアクションを起こすことが仲良くなる秘訣だと思います。

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