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まだ着いて一週間なので、様々な授業を見学させていただいています。先生によっては「日本のこと話して!」と振ったり、授業を黙々と進めていたりと様々です。

生徒も教員も、「自由」。でも大切なこと≪相手の気持ちを尊重し、自分の意思も持つこと≫は守られているのが、研修校の第一印象です。
してはいけないことをルールで縛るのではないので、中には隠れて授業中にお菓子を食べたり(ガムを噛んでいるのはok、さすがキシリトールの国です)、携帯をいじっていたりする生徒もいます。そんな時、教員は静かに諭すように声をかけ、それでも止めない生徒にはじっと見つめます。
「今これはいけないんだな。相手と向き合わなきゃいけないんだな。」というのが、自然に身に付いていくように思います。サポーター制度(教員を目指す若者が教員のサポートで授業に参加する)も充実しており、気になる生徒の横にはサポーターがさりげなくついています。
朝のホームルームは週1回。もし、クラスの数人で申し合わせたエスケープなどがあった場合は、他の授業中でも担任が入っていき、注意を促します。それも、静かに、諭すように。。
子供の家庭環境は様々ですが、温かく包み込む雰囲気の学校なので、思い切った非行に走る生徒はいません。また、そういうことに意味を見出す雰囲気がありません。


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