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2013年4月

アイルランドへ来て3週間になります。Rathgar JSは私立の小さい小学校なので、ユニークなものがたくさんある学校です。毎週のように課外授業があり、私も美術館や刑務所だった博物館へ同行させてもらいました。また週に2回「ゲーム」といって校外で行う体育のようなものがあり、授業準備が忙しくない限りは参加するようにしています。独自のカリキュラム・教育思想を持っているため、なかなか慣れないことや時には理解に苦しむような習慣もありますが、これも文化の違いだと思い、理解できるように頑張っています。

先週は6年生のクラスで文化紹介への導入も兼ねて自己紹介をしました。こちらの生徒は既にたくさんの日本人インターンと出会っており、混乱を避けるため、少し詳しい内容の自己紹介にしました。私の場合、名前の発音が難しいらしく、なかなか覚えてもらいにくいので、まず名前について説明しました(由来、漢字が使われている事、姓名が逆になること等)。私の姓は先祖の職業をそのまま表しており、ファーストネームの方も左右対称になっていたりと説明しやすく、生徒もとても興味深いと言って聞いてくれました。また、習い事をしている生徒も多いので、私の小学生時の習い事リストを作ってその様子の写真を紹介しました。オランダではPreziを使ったプレゼンが定着していましたがこちらではそうでも無いようで、「初めて見たけど面白いね」と評価していただきました。
残り1カ月のNZとなりました。学校遠足でマオリ族の集会所のような場所であるMarioriという所を訪問しました。訪問挨拶のときには手紙を地面に置くという簡単な役割を果たしました。
マオリ族のハカはとても迫力があり、印象に残りました。マオリ文化を体験するとてもよいチャンスに巡り合えました。
スクールホリデーに入りwellingtonに観光に行きました。ワインツアーとアザラシウオッチングを楽しみました。最近は雨降りでしたが、観光の間は晴れになって幸運でした。
学校の授業のほうは問題なく進んでいます。生徒さんはどちらかというと文化よりも日本語を実際に学びたいという気持ちのほうが強いようです。漢字は難しいのでとりあえずひらがなとカタカナから入るのがよいようです。最近は新しいクラスメートもクラスに加入しました。一般クラスで担任の先生の簡単なアシスタントもしています。このペースで残り2週間の学校生活を終えようと思います。町に慣れたころに移動というのがいつものパターンです。
フィンランドに来て3週間が過ぎました。親切な方々に囲まれて、とても楽しい日々を過ごしています。
 ホストスクールでは、1学年を1週間ずつ順番に見学させてもらっています。自身の経験と比較をしながら、良いアイディアをたくさん吸収することができており、ここに来て良かったと感じる日々です。おりがみを教えたりもしましたが、本格的に授業をするのは来年度以降にしました。今は、感じたことを先生方に質問したり、互いの国の教育法や指導法について話し合う時間を大切にしています。夏休みにはヘルシンキ大学で開かれるフィンランド語講座に参加する予定なので、秋以降は今よりフィンランド語を上達させ、スムーズに授業ができればと思っているところです。
 放課後や休日は、ホストファミリーとジムに行ったり、買い物に行ったり、忙しくも充実した日々を過ごしています。来週は先生方が開いてくださるパーティーに参加したり、ホストファミリーと一緒に行くストックホルムへの旅行も控えているので、わくわくしています。
 日本で応援してくれている家族・友人・同僚ともSkypeやLINEでまめに連絡がとれているので安心です。チャンスと出会い、応援してくれている人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも頑張りたいと思います。
念願のオーストラリアに来て、3週間。インターンを初めて2週間がたちました。
この数週間で、本当に日本では経験ができないようなことをたくさん経験させてもらいました。
今回は3つに分けて私が最近驚いたことをお話をします。

①とにかくフレンドリー
子供も大人もとにかくフレンドリーです。授業はもちろん、休み時間も校庭にいると、とにかく子供が話しかけて
来てくれます。道で会っても挨拶はしてくれますし、一緒に校外学習に出かけても、一緒にやろうと誘ってくれたり、話をしてくれたりと、本当に温かいです。


②とにかく英語漬け
住んでいるところがメルボルンの郊外ということもあり、日本人はほとんど見かけません、
この数週間でも数えるほどしか日本語を使いませんし、授業の打ち合わせもすべて英語。
ステイ先のご家族が大変温かく、分からないことは何でも質問すると答えてくださるので、
分からなかった英語は書き溜めて、聞いて理解して覚えての繰り返しです。
日本でも英語を頑張って勉強したつもりですが、この数週間に勝るものはないなと実感しています、



③とにかく何でもいってみる
何でも言ってみる、行ってみることにしています。私の周りの先生方、そしてホストファミリーがとても温かく恵まれているなと、つくづく感じたのですが、考えていること、やってみたいことを言うと何かしら示唆をしてくれます。
この2週間で、日本語の授業だけでなく、言語系パーティーへの参加や、学会への参加、社会科見学に着いていったり、中学校高校のオープンキャンパスに連れて行ってもらったり、普通の授業の見学をしたりと様々な機会をいただいています。配慮や感謝は大切ですが、変に遠慮しないことも重要なのかなと思うようになりました。

と、まだまだ始まったばかりの生活ですが、とにかくめまぐるしく様々なことがおこっています。
これから何があるのか、考えるだけでわくわくしてしまいます。
まだ本格的に授業はしていないのですが、今後するにあたっても、子供たちの反応がどう違うのか
なんだかとても楽しみです。
充実した一年間にすべく頑張ります、
研修先が高校のなので、日本に興味のある学生が何人もいます。現在、日本語・日本文化紹介授業を週3時間(75分授業です)受け持っています。自分専用の講義室があり、コンピュータ・OHP・プロジェクターなどが完備されていて授業環境は快適です。ただし、アニメ・マンガ以上のこと、例えば、東北震災・福島の原発事故・日本の伝統工芸のミニマリズムなど、いろいろな話をリスエストされるので授業準備がたいへんです。ネットで調べたり、日本にいる先生仲間にも質問したりしています。生徒には YouTube の映像を見せて説明するのが手っ取り早く、理解も早いようです。
まだ着いて一週間なので、様々な授業を見学させていただいています。先生によっては「日本のこと話して!」と振ったり、授業を黙々と進めていたりと様々です。

生徒も教員も、「自由」。でも大切なこと≪相手の気持ちを尊重し、自分の意思も持つこと≫は守られているのが、研修校の第一印象です。
してはいけないことをルールで縛るのではないので、中には隠れて授業中にお菓子を食べたり(ガムを噛んでいるのはok、さすがキシリトールの国です)、携帯をいじっていたりする生徒もいます。そんな時、教員は静かに諭すように声をかけ、それでも止めない生徒にはじっと見つめます。
「今これはいけないんだな。相手と向き合わなきゃいけないんだな。」というのが、自然に身に付いていくように思います。サポーター制度(教員を目指す若者が教員のサポートで授業に参加する)も充実しており、気になる生徒の横にはサポーターがさりげなくついています。
朝のホームルームは週1回。もし、クラスの数人で申し合わせたエスケープなどがあった場合は、他の授業中でも担任が入っていき、注意を促します。それも、静かに、諭すように。。
子供の家庭環境は様々ですが、温かく包み込む雰囲気の学校なので、思い切った非行に走る生徒はいません。また、そういうことに意味を見出す雰囲気がありません。

家庭科の授業で巻きずし、味噌汁を生徒と作りました。
1時間30分で巻きずしを作るのは難しい部分もありましたが、初回うまくいかなかった部分を次の授業で修正して時間内に作ることができました。
日本料理を紹介するのは今回で2回目でしたが、なかなか初回は思ったとおりにいかないことが多く、生徒の様子を見て学ぶことがたくさんあります。
良くなかったところを修正すると、出来上がる料理も前より美味しくなるということも授業を行ったことで学べたことだと思います。
4月初めのフィンランドは、まだ冬です。朝の外気はマイナス5度くらいですが、建物の中は快適な温度が保たれています。5時ごろから明るくなり、暗くなるのは9時ごろ、こちらの人々は静かで穏やかな生活を送っています。
 日本は人気があるようで、学校に日本人がやって来たというニュースが生徒の間に広まり、まだ紹介されていないうちから、生徒のほうから話しかけてきました。マンガ・アニメに興味があり、6月に市内で行われるお祭りでコスプレするそうです。
 日曜日には、凍った湖の上で散歩、クロスカントリー・スキー、パラ・スノーボード・セーリング、氷に穴をあけて魚釣りなどを楽しんている人々を見かけました。
授業で、東京観光というテーマでパワーポイントと作って小学生に紹介しました。原宿の紹介のときに今日本で有名な「きゃりーぱみゅぱみゅっていう歌手がここでスカウトされたんだよ」と、Youtubeで彼女のPVを見せたところ、大人気でした。そのあとの授業でも、「あの曲もう一回見せて」とリクエストがあります。
また、落語の紹介をした際に、イングリッシュ落語というものを動画で見せたところ、初めは不安でしたが、結果、大爆笑でした。ついつい動画に頼ってしまいがちですが、子供たちが楽しんでくれているようなので教材としてとても重宝しています。

ついにこの日を迎えてしまいました。学校の最後の日もなかなか最後っていう実感はありませんでした。最後はよくお世話になった特別学級のクラスにお邪魔して、一緒に歌をうたったりしました。その後、その週に行われたスキーの試合の表彰式がありました。金・銀・銅とメダルをランチホールで渡すということで皆集まりました。私もメダルを子供たちにかけてあげました。そして、英語の先生が出てきて私が今日で最後であるということを言ってくれて、生徒からプレゼントとカードをもらいました。泣かないようにしようと思ってたんですが、やっぱり泣いてしまいました。一言御礼を言いました。その後も子供たちが個別に手紙などを渡しに来てくれたりと、1日中泣きっぱなしでした。最後も外に出て子供たちと休み時間を一緒に過ごしました。授業が終わってからも会いに来てくれて、一緒い写真を撮ったりなかなかわかれることができませんでした。また会いにくるよと約束しました。本当に子供たちと過ごした時間は、私にとってかけがえのない宝物です。


そしてスカウトのキャンプにも参加させていただきました。子供たちと一緒にいろいろ作ったり、サウナの後に湖に飛び込んでみたり良い体験ができました。そこでも皆でお箸を使ってご飯を食べたり、折り紙を教えました。スカウトには同じ学校の生徒も何人かいて、折り紙クラブの生徒もいました。その子の両親もスカウトなのでキャンプに来ていて、そのときにその子の両親だと知りました。お父さんが、折り紙クラブで折った折り紙をちゃんと保管してるよとか、その子が折り紙を折りたくて探したけどなかったと聞いたので、持ってきていた折り紙をあげました。これからも折り紙に興味を持ってくれてたらいいなと思いました。


ホストファミリーは日本の旗を描いたとても大きなケーキを作ってくれました。とても美味しかったです。私がムーミンが好きだとずっと言っていたので、最後にいろんな人がムーミンのググッズをくれました。
いろんな人と出会いいろんな体験ができ、本当に参加して良かったなと思っています。


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