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2012年12月

折り紙は少し苦手だったのですが、研修終了間際に 以前 娘に教えてもらったことのある「飾り箱」というのを紹介したところ、子供達がとても興味を持って、何人かの子供達がデスクに押しかけて来るようになりました。紙を6枚使うので 教えるのに少し消極的だったのですが、終盤でもあり 思い切ってみんなに教えることにしたのですが、友達同士で話題が広がりどんどん子供の数が増えていきました。クリスマスシーズンということもあって、おそらく子供達の創作意欲に火が点いたのでしょう。これをきっかけにいろいろな折り紙の作り方を聞いてくるので、本やインターネットを参考に様々な物を作ってみましたが、どうやら ある一定の基本があるように思えます。
「こんな物が」と思う前に一度作ってみると、少しずつその基本が浮かび上がってくるので、少しチャレンジしてみて下さい。きっと役に立つと思います。
みんなクリスマスを本当に楽しみにしている様子です。
授業で「日本はクリスマスをお祝いしないんだよ」と言ったら
ほぼ全員が「え~、どうして!?」と質問攻めでした。

こちらではすべての公共交通機関とお店がお休みなので
やはり大切なHolidayということがわかりました。
クリスマスディナーにも何名かの方にお誘いをいただいたので
みんなでお祝いする大切なものなんだなぁという印象を受けました。
24日はほぼ平日通りですが、スーパーもお店も最後の買い物をする人が
大勢いて、大晦日のようです。
クリスマスは町も静かでまるで日本のお正月のようです。

先日、研修先の学校で、「Japanese Day」というものがありました。この日は一日中、学校全体で日本のアクティビティをして楽しみます。学校全体が赤組と白組に分かれて、子どもたちはそれぞれのチームカラーの服や日本のキャラクターの服、空手の道着や着物を着てドレスアップしてきました。全校朝会では、ベストドレッサー賞が各クラスから選ばれ、表彰されました。先生方も浴衣を着てくださったりして、うれしかったです。ソーラン節や日本語の歌に合わせてダンスをしたり、太鼓や空手のパフォーマンス、体験、メルボルン日本領事館の方による東日本大震災後の日本の復興活動についてや習字、折り紙、おにぎり、コマ作り他、とにかく盛りだくさんの一日でした。(でも例年もっとたくさんの活動があったそうで、近隣の学校のインターンの方たちが手伝いに来るのだそうです。今年は他の学校にインターンの方がいないそうで、私だけでした)こんなふうに日本の文化を体験して、学んで、楽しむ日があるなんて、うれしいなと思いました。
 授業では、12月はクリスマスムード一色のオーストラリアですので、折り紙で簡単に折れるサンタクロースやキャンディスティックを作りました。サンタクロースは、ひもをつけてクリスマスツリーに飾れるようにしたら、教室のツリーに飾ってくれるクラスもあって、喜ばれました。Prep(幼稚園年長クラス)では、折り紙は本当に難しくて、半分に折ることさえ難しい子もいて、「Can you help me?」と大勢の子が私のところに持ってきたり、一人一人が「Is this good?」「Like this?」と一つ一つのステップで聞いてくるので大変ですが、出来上がると(たとえ私がほとんど折ってあげたものでも)とても喜んでくれます。「Can I make another one?」ともう一つ作りたがる子もたくさんいます。少しくらい折り方が間違っていても、しわくちゃになっていても、その子の個性が出ていて面白いな、と思う心の余裕がオーストラリアに来てもてるようになりました。うまくいかないことももちろんありましたし、英語はまだまだ勉強不足ですが、学校は楽しいです。1年生の男の子が、「Japanese is my favourite subject!」と言ってくれたとき
は、とてもうれしかったです。
 それから12月はオーストラリアの年度末です。研修校でも6年生の卒業式があり、参加しました。セレモニーは夜に行われ、子供たちはドレスアップしてきます。スピーチやダンスもありました。日本語チームからのプレゼントとして、授業中子供たちが習字で書いた自分の名前に手形を押したものに折り紙で桜を作って貼ってあげて、それをラミネートしたものを渡しました。一人一人と握手して渡しました。6年生と関わったのはこのたった2か月とすこしの短い間でしたが、Japanese Dayでダンスリーダーや集会の司会、様々な手伝いなどをしてくれた子も多く、他にも印象深い子が多かったので、セレモニーに出席できて感激でした。
 長い夏休みに入りました。夏のクリスマスとビーチを楽しんで、日本で生かせる「小学校英語指導者資格」と「児童英語教師資格」をとるためのコースを受講しようと思っています。年が明ければオーストラリア滞在もあとわずかです。充実した日々になるように、毎日を大切に過ごしたいです。

部屋から見える雪景色がとてもきれいです。私は寒がりのため、カナダの冬はどんなものかと日本にいる時はしり込みしていましたが、-10℃を下回ってもそこまで寒く感じず学校へ通っています。今日はずいぶん暖かいなと思った日は-3℃でした。日本にいる時はマイナスの気温の日はなんて寒いんだと思っていたはずなのに、体が大分慣れてきたのでしょうか。学校帰りに近所の子供たちとそりを二人乗りして家に帰るのが毎日の楽しみです。

学校では11月下旬にジムでクリスマスバザーが行われました。地域の方々の手作りクリスマスツリーオーナメントやお菓子が並べられ、大変華やかでした。
私も子供たちと一緒に参加させてもらい、折り紙を組み合わせて作ったお皿や小箱、多面体ボールを並べました。立体的な折り紙ボールはとても人気で、その場で作っては売れ、作っては売れ、の繰り返しでした。実演販売のようでとても楽しめました。
ホストファミリーの家でもクリスマスに向けての準備のお手伝いしました。家の外は電飾で囲い、家の中には大きなクリスマスツリーを3つも置き、綺麗に飾り付けしてとても素敵です。

パーティーの多い時期になってきましたが、私のリスニング力は今のところまだまだで、ネイティブの方同士で話しているのを聞き取るのは難しいです。なのでパーティーなどは輪に入っていけないこともあるのですが、着物を日本から持ってきているので、あなたをdressupしましょうか?と話しかけるとみんな寄ってきてくれます。その後それぞれ撮影大会が始まってとても楽しいです。特に女性はdressupが大好きなので、話題づくりに着物はとても便利です。
インターン活動開始前に参加者の方からおりがみを教えると喜ばれると何度も聞いていましたが、自分が想像していた以上にTalkative Foxは子供たち(小学校1年生から5年生)に楽しんでもらえたようです。自宅で折り方を復習して自分で折ってきてくれた生徒もいました。
他の参加者の方も利用しているようですが、おりがみくらぶは様々な折り紙が様々な言語で紹介されており、ビデオもアップロードされているのでインターン活動を助けてくれるウェブサイトの1つだと思います。
先週で年内の活動は終了したので、来年はジャンプするカエルと紙相撲を紹介しようと考えています。
メルボルン郊外にある小学校での活動が始まってもうすぐ2か月がたちます。児童数450名ほどの公立小学校で、どの学年も日本語の授業が週に1回あります。LOTE(Language Other Than English)の日本人の先生がいらっしゃって、Level3(3・4年生)とLevel4(5・6年生)のクラスで日本語を教えています。私はそれらの授業のアシスタントと、Level1(1・2年生)とPrep(日本でいう幼稚園の年長さん)のクラスで日本語の授業を担当させていただいています。とにかく子どもたちがとてもかわいいです。
Level3・4のクラスでは、よくキーボードのリズムに合わせて日本語のチャンツをやるのですが、子どもたちはこれが大好きです。手をたたきはじめたり、立ち上がっておどり出したりする子もいて、体全体で表現しようとします。簡単な日本語のロールプレイをやったときは、「みんなの前でやってみたい人はいる?」と先生が聞くと、大勢の子が手を挙げます。日本の子どもが感じるであろう、「間違ったら嫌だな、恥ずかしいな」という気持ちはオーストラリアの子どもたちにはあまりないようです。それって、すごくすばらしいな、と思いました。わからないことはどんどん質問してくるし、自分の考えを口に出して伝えることも上手です。
自分で担当しているLevel1とPrepのクラスは、集中させるのがとても大変ですが、日本語の授業を楽しみにしてくれている子もたくさんいて、どうやったら、子どもたちが楽しく活動できるか、試行錯誤しながら授業を考えています。折り紙もやりましたが、とくにPrepのクラスではやったことがない子も多く、簡単な物を折るのも苦労しましたが、完成するとみんな喜んでくれて、また挑戦してみようという気持ちになりました。私の担当する授業は1クラス30分と時間も短いので、楽しく取り組めて、時間内に終えることができて、達成感が得られる授業にするのが私の目標です。
こちらの先生たちは、本当によく子どもたちをほめます。 "Excellent!" "Well done!" "Lovely." ... 私も小学校で学級担任をしてきましたが、振り返ってみると、1日の中で子どもの悪いところに目をつけて注意することと、子どものいいところを見つけてほめることと、どちらの方が多かったかな、と思いました。悪い面ばかりが気になって、うるさく注意する時間が多かったのではないかと思い返しました。もちろんそれも必要なことで、しなければならないことですが、もっともっと子どもをほめることができる先生になろうと思います。
授業にもだいぶ慣れ、廊下で生徒と会うと「こんにちは先生」と言ってもらえることもあります。外国の田舎で自分の母国や母国語に興味を持ってくれるのは本当にうれしいものです。
授業以外に「日本クラブ」というものを始めました。授業とは違ってもう少しゆるい感じでサブカルチャーをメインに紹介しています。日本で流行っている音楽や漫画を紹介しています。
また、知り合いが勤務する日本の高校とスカイプでビデオチャットをしました。
こちらの生徒も同年代の生徒と会話ができて楽しそうでした。これをきっかけにして生徒たちの日本語能力がずいぶん上がったような気がします。このチャットには校長先生もきてくださり、とても感激していただけたようでした。またやろうね、と話しています。

 研修先の高校で、日本語クラスのアシスタントティーチャーとして活動しています。
Level 2 のクラスは全く初めてのコースなので、とまどいながらも何とか授業の運営を手伝っています。日本語と日本文化について、改めて気が付くことがたくさんありました。カナダにいて日本を意識する、本当に良い機会であることは間違いないです。

私自身、自分の気持ちを言葉で表現するのが苦手なので、ここではもっと自分から話していかなければならないことを日々、痛感しています。ホストファミリーや先生方との何気ない会話ができるよう、失敗を恐れずに話しかけていく努力をしていきます。この課題を乗り越えられれば、さらに充実した海外生活が送れると思うので。

3か月も経ってしまうと、あっという間です。1日1日を大切に過ごしていきたいです。
5年生が算数で、図形のパターンブロック、立体について学習していました。
そのため、担当の先生と話し合い、今週、折り紙を使った「正12面体」作りをすることになりました。

日々のコミュニケーションは、だんだん、デンマーク語を使ってとれるようになってきましたが、
折り紙の「正12面体」の作り方を子供たちに、デンマーク語で説明するのは、なかなか大変です。

そのため、今回、どのように指導したかというと、「動画」を使って指導をしました。
まず、事前に、私が正12面体を作るところをムービーにとっておきます。(iPadを活用)
そして、それをiMovieで編集して、youtubeにアップロードしておきます。(youtubeは、限定公開、など公開の範囲を選べるので、便利だと思います。)

あとは、簡単。
まず、授業の始めに、2人1組のグループを作ります。
そして、作ったムービーをみんなで見ながら、細かいことを補足説明します。
その後は、グループで活動開始。
この学校は、ラップトップの数が多いので、子供たちは、グループに1つラップトップを持ってきて、youtubeを見ながら作るという感じです。

もし、口頭などで説明しようと思ったら、
「先生、ここはどうすればいいの?」
「先生来て~!」
などのように、質問に追われるところですが、この方法だと、何より、こちら指導者側が楽だし、
子供たちも自分たちのペースでできるので、とても有効な方法だと思っています。

もし良かったら参考にしてみてください。
研修もあと一日で終了となりました。非常に有意義な3ヶ月でした。ここで一回日本に帰れるのはこれからの研修で足りなかったものを揃えるのにいい機会です。忙しい時は沢山の仕事がありますが暇なときは自分で英語の勉強をしたりしていました。お別れ会はサプライズで開いてくれたので感激しました。初め中3クラスではあまり生徒さんと会話ができませんでしたが、ふとした機会に一人の男子生徒が野球をしているというのでそこからどんどん話をするようになりクラスに溶け込むことができたと思います。小さなことでも同じ趣味の話題があるといいことがあるのだと実感しました。高1クラスはステイ先の生徒さんのいるクラスだったので一番仲のいいクラスでした。生徒さんの一人は2週間日本にホームステイされていたそうですがそこで日本のおかしな言葉を覚えてきたようで出会ったときからその言葉を発し続けていました。少し微妙な気持ちでしたがそれはそれで楽しかったです。最後にはどのクラスの生徒さんとも馴染むことができました。最初の研修先だったので忘れることのできない学校になりました。
11月に1週間だけ違う学校に行くことができました。1~9年生までいる大きな学校でした。1週間っていうこともあってか毎日毎時間いろんな授業をすることができました。空手や書道、折り紙、お箸の使い方、浴衣を着たり子供たちにも着せてあげたり。
書道は1時間では1人1人に丁寧に教えてあげることはできなかったんですが、月~日までを前に書いて好きな曜日を書いてって言ったら、全部書きたいって言って結構興味を持ってくれました。その後自分の名前を書いてあげるとさらに喜んでくれました。
いつもいる学校では時間があったので、担任の先生に前もって生徒に書きたい言葉を聞いてもらって、それを日本語に訳して1人1人手本を書きました。当日名前を呼んで1人1人手本を渡していくと、皆それぞれ違うので驚いたような顔をしていました。授業が終わってからも妹やお母さんの名前を書いてと私のところにやってきました。日本語に少しでも興味を持ってくれるだけでもうれしく思いました。
1週間いた学校で授業見学してたクラスに、ちょうど誕生日の子がいてお祝いで誕生日の歌をうたいました。まずフィンランド語でその後英語で、そしてその後日本語で歌ってほしいと言われたので英語の歌詞を訳したのでうたいました。
ちょうどこの前にいつもいる学校の併設の幼稚園の先生からお誕生日の歌を日本語で教えてほしいと言われ、でも日本では英語で歌ってたので、調べてみるといくつかの歌詞がありました。これといったのはなく、なんで日本では英語でうたってるんやろうという疑問は残ったんですが、どこの国でも英語の歌詞と同じ歌詞なので簡単な方がいいと思いそのまま英語を訳したのを教えました。
この授業の後教室から出て行こうとすると、何で帰るんって生徒が言ってくれたり、会うたびに皆あいさつしてくれたり、1週間でしたがとてもハードで充実した時間でした。

早くも12月になりました。

日本から持参した弓道用の道着袴、近くの弓道クラブからお借りした和弓を先日紹介がてらにデモンストレーションを行いました。

洋弓と和弓の違いや着物の種類などの紹介の後、弓を生徒たちにひかせてみました。もちろん、注意点を言った後、補助をしながらの空引きです。

現在こちらでは映画「The hunger games」の影響でアーチェリーが脚光を浴びているようで、和弓も同じ弓、生徒たちは目を輝かせながら私の話を聞いていました。

2012年12月01日 30代
11月も後半になると私のホスト校やその周辺ではもうクリスマスにまつわるイベントごとや飾り付けなどが始まり、すでにクリスマスの雰囲気が盛り上がってきています。
そういうわけで現在私の担当しているJapaneseの授業(幼稚園から3年生まで)でも「折り紙でクリスマス・リースを作る」ということにチャレンジしています。

子どもたちには折り紙はとても人気があるので、これまでもハロウインの時期にはカボチャととんがり帽子を作ったりして、季節ごとにそれにまつわる折り紙作品を作ってきました。

その際に(教える生徒の人数にもよりますが)同じ色の折り紙がたくさん必要になります。もちろん学校にある色画用紙などを正方形にカットして代用することもできますが、もしこれからインターンをされる方で折り紙を紹介しようとお考えの方は、何を作るかということも予定出来る範囲で考えて、必要になる色の紙を多めにご用意されることをお勧めします。

私は出発前には漠然と「折り紙を紹介する」ということしか考えていなかったので、あらゆる色がまんべんなく入った折り紙のセットをいくつか持ってきていたのですが、ハロウインの時期にはカボチャのオレンジ色の紙が足りなくて、明るい茶色で代用したり白っぽい紙で作ってから色を塗らせたりしました。こういう工夫をすることも楽しかったのですが、中には「オレンジ色の紙で作りたかった」と残念そうにしている子もいて、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。

今回のクリスマスリースでは緑色や赤、金色などがたくさん必要でした。ありがたいことに私の場合はIIPでのインターン経験のある日本の友人がクリスマスカラーの折り紙等を11月中にたくさん送ってくれたので余裕をもって授業が出来ました。

現地で行う授業のプランは現地に行って様子を見てからでないと計画できない部分ももちろんあります。ただ先にも書きましたが、できる範囲で計画を立てて教材などの準備をされておくと、心にも余裕をもって授業ができるのではないかと思います。

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