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2012年8月

私の活動しているポートマッコーリーも少しずつ暖かくなってきました。冬ももうすぐ終わりです。暖かくなるのが待ち遠しいです。
オーストラリアの12年生(日本でいう高校3年生)は、8月~11月にかけて、HSCという大学に入るための大きな試験があります。日本でいうところのセンター試験のようなものでしょうか。このHSCに向けて、12年生は勉強します。おもしろいのは、ダンスやドラマ、エンターテイメント、保健体育、宗教、美術や技術などもこの試験科目にあることです。もちろん日本語もあります。
先日、日本語を勉強している12年生の3名の生徒が、日本語会話(Speaking)の試験を受けました。うち一人は私のホストシスターでした。土曜日が試験だったのですが、試験前日の金曜日は、1日中彼女たちと一緒に試験の準備をしました。彼女たちはほかの授業には出ず、一日中、日本語です。文法を復習したり、質問に答える練習をしたりしました。それから、彼女たちにKitKat(キットカット⇒チョコレート)をあげて、「日本では、受験の前に、きっと勝つ、ようにキットカットなんだよ」と教えてあげました。ホストシスターとは、家に帰るまでの車の中、そして家に帰ってからも、練習に付きあいました。受験前の不安やストレスは、日本もオーストラリアも同じなんだな、と感じました。
3人とも、試験では力を出し切れたようで、私もほっとしました。まだ彼女たちのHSCの試験は始まったばかりで、これから11月まで試験は続くようです。会話試験は試験時間10分でしたが、たいていは3時間ほどの筆記試験だそうです。日本語の読み・書き・聞く試験も11月にあるそうなので、彼女たちが学校を終わるまであと1か月、できる限りのことをしてあげたいと思っています。

学校の授業を通して友達を作ることができ、英語をつかいながら色々な場所を観光しています。
また、現地のTVを毎日見ていると、次第にリスニングできるようになっているのが実感できます。
お手軽な練習法としてこれからも続けたいです。
研修先が普通の公立の学校ではなく市立の養護学校であり、在籍する生徒は自閉症やその他先天的な障害を持つ人々であると思っていました。しかし、学校の授業に追いつけなかった生徒や友人関係が上手くいかず引きこもっていた生徒、家庭環境に問題がある生徒等、ここの学校に来るまでの経歴は生徒によって非常に異なっておりました。見た目では一体どこに欠けている部分があるか見つける事は難しい生徒も何人かおります。
話した生徒の何人かはアニメについて非常に興味を持っており、日本のアニメや漫画は世界でも親しまれているということを実感しました。日本にいた時は自分の人種に付いて意識した事が無かったですがアメリカに来て自分は日本人ではなくアジア人という個性、アイデンティティーが与えられていると感じます。
研修を開始してから1ヶ月半が過ぎた。生活にも慣れ、アシスタントととしての活動もだいぶ要領がつかめてきた。2週間前から教育実習生がこの研修校に来て、日本語の授業と音楽の授業に参加するようになった。今週から来週にかけては試験週間となっており、各学年の生徒は毎日試験を受けているので、その間は、9月にある生徒の発表会の準備を先生と教育実習生と私で進めている。
初めのうちは、生徒みんなが日本語を楽しく勉強しているように見えていたが、実はそれぞれ状況がまちまちのようだ。次の学期から日本語の授業を選択しない事を考え始めている生徒や、授業ついて行けないと感じて先生と相談を繰り返している生徒、スピーチのテストが上手く行かなくて、泣いていた生徒もいた。もちろん授業が楽しくて毎日ニコニコ教室にやってきたり、外で出会った時も日本語で挨拶をしてくる生徒もいるし、先日、千羽鶴を作って教室に飾ったら、早速いろいろと聞きに来くる生徒もいる。学校で人にものを教えることそのこと自体にも楽しさと難しさをこれまでもヒシヒシと感じてきたが、特に、10代の生徒の導き方の難しさについては、当時の自分や周りの友達のことと照らし合わせてみても様々であった気がするので、先生という仕事の厳しさを今更ながら痛感している。いろいろと影響を与えることになるだけに、しっかりとした自分をもち続けて、見せていくことが大切なのではないかと考えいる。
こうして毎日何かしら新しい発見や思いを、感じて、考えて、体験することの出来る今を、今後の自分のためにも大切に過ごして行きたい。
一方、New Zealandの冬はどうも毎日雨ばかり続いて、気の滅入るような天気だが、なんと言っても、ここChristchurchの人たちはなんだか親切な人が多い。先日も銀行口座を開設しようとした際には、銀行員の対応はもちろんのこと、ATMでお金を下ろすときでも、通りすがりの人でさえ、場所ややり方を丁寧に教えてくれる。知ってはいるものの初めはちょっと疑いたくなるくらい寄って来るのだが、思い返せば、バスに乗ってもそうだし、店の場所を探していても、折りたたみの傘を買おうとしている時や、散髪屋を探している時でも、そうだった。道ですれ違えばほとんどの人が「Hello」と言ってくる。なんだかだんだんこの街が好きになってきた。春には公園でサクラが満開になってものすごく綺麗だそうなので、帰国直前くらいになってしまうのだろうが、今から楽しみにしている。
I started my school life in Denmark from 13th August, the most busy day for teachers at school because it was the beginning of the new term. There are 200 teachers working at school. They accept refugees from 22 countries. So many kinds of children and teachers comes to school. They are very friendly and teachers are eager to make them happy. I had a chance to teach how to fold Origami, beginning with a cat and dog, samurai hat, and candy box. I also showed them paper crane and frog. I was happy they were excited to make them. I also tried to teach them how to count in Japanese. My host mother, one of the teacher,advised me to teach slowly, actively and make children happy. So I would like to do my best to make them happy.
夏季休暇はフィンランド語の勉強のために語学学校に行こうと思ったんですが、日本ではこんな長期休暇を取れることはないので、好きな旅行をすることにしました。6月はトルコとアイスランドへ1人旅しました。7月はホストファミリーと一緒にフィンランドの都市をいくつか旅行しました。8月にはスウェーデン・ノルウェーに行ってきました。旅先でもいろんな方と出会いがあり楽しいです。
現地ツアーに参加すればガイドは英語で話すので、せっかくの説明が聞き取れないこともありますが、これもまた英語力のアップにつながるかなと思います。それに比べて他の外国の方はほとんどみなさん聞き取れているようで、やはり外国では英語が話せるのが当たり前なのかなと、改めて自分の英語力のなさが悔やまれます。それでもフィンランドでの生活は何とかやっていけるので、ある程度の英語ができれば大丈夫だと思います。それにフィンランドの方の英語は同じくらいのスピードなので聞き取りやすくて、私は英語があまり得意じゃなかったので逆に英語圏じゃなくてよかったかなと思いました。英語はもちろん話せるようになりたいという気持ちは変わりませんが、それ以上にフィンランド語も話せるようになりたいと今は思っています。
語学の勉強は独学でしています。学校の先生に「easy finnish」というサイトを教えてもらいました。このサイトでlisteningやreadingなどフィンランド語を勉強することができます。それから、フィンランドに来てから英語で毎日日記をつけています。それを英語の先生に添削してもらっていました。今はできませんが日記だけは毎日書いています。こちらに来て1ヶ月くらいしてからは、英語の日記を書いてその下に3行ほどフィンランド語でも文章を書いています。
それから夏休みは先生たちとブルーベリーを採りに行って、伝統的なブルーベリーパイの作り方を教えてもらいました。ホストファミリーにもフィンランドの伝統的な料理やパンの作り方を教えてもらったり、私の住んでる地域のお祭りに行ったりしました。

先日4ヶ月の語学研修を無事終了し北欧への移動を待つのみとなりました。優秀な指導人に恵まれ、入学当初ホストマザーとの会話に苦労していましたが、随分慣れました。

授業中に使えそうな先生方の決まり文句を少し紹介します。

「わかりましたか。」

You get that? You make sense? Everyone OK with that? Does eveyone look happy? Are you all right? Is that clear? Is everybody else clear?

「話題を変えるとき」 

I would like you to think something. Let's move on to the next topic. Move on to something now. What do you think what's happening? What I want to do is...What I'd like to do is now...I'd like to you to understand... Can you pay attention, please?

私の住んでいるポートマッコーリーでは、一年で一番寒い時期を迎えています。晴れの日は多いですが、風は冷たいし、日陰に入ると寒いです。それなのに、スタッフルームでは冷房がついていたり...。子どもたちも半袖。半ズボンの子がたくさんいます。体感温度が違うのだと改めて感じます。
6月下旬から7月中旬にかけて3週間のスクールホリデーがありました。私はこの休みを利用して、ブリスベンで語学学校に通いました。世界中からやってきたたくさんの留学生たちと出会うことができました。ブリスベンの街はインターナショナルな雰囲気で、街を歩いていると、アジア人の多さに驚きましたし、(台湾人がものすごく多いです!!)英語以外の言語もたくさん聞こえてきます。日本人もたくさんいましたが、語学学校では、大学生から仕事を辞めてワーキングホリデーできらいる方まで、日本にいたら出会うことのない人たちにたくさん出会うことができました。こちらにいる間に、再開できるといいなと思います。英語の方は、正直まだ「伸びた」と自分で言えるほどのレベルには達していないのですが、語彙と使えるフレーズを増やしていくことが課題だと思っています。
それから先日、日本の姉妹校から高校生が12名やって来て、5日間ホームステイをしていました。そのうちの1日はホストスチューデントといっしょに登校し、文化交流をしたり、授業参観をしたりしていたのですが、日本の高校生が、こちらの先生に日本語の授業に参加したいか、ホストスチューデントといっしょに歴史の授業に参加したいか、どちらがいいかと尋ねられた時のことです。その日本の高校生は、「どっちでもいい」と答えましたが、「どっちでもいい」はこちらでは通用しません。「どっちがいいか好きな方をえらんだほうがいいよ」と私は彼女にアドバイスしながら、こちらでの自分の意思を示すことの重要性を再認識しました。


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