トップ > インターンシップ体験談
2012年01月14日・Masaki Kita・ 40代 , カナダ , スクールインターン
 1月9日から新学期が始まったものの、中間試験の実施と、暖冬の続くカナダでは道路の凍結がひどく、通学バスの運行も休止するような状態で学校にも生徒が来れない日が数日続いた。そのため数回の日本語の授業も実施出来なかった。
一方で冬休み期間中は、クリスマスや正月をHome Stay先の家族と楽しく過ごすことができ、非常に良い経験にもなった。特にクリスマスは、日本での過ごし方と違い、と言うか昔の日本の正月の過ごし方に似ていると感じた。先ずツリーを切りに行くところから始まり、飾り付けをした。その間にどんどん家族・親戚一同が集まって来て、ツリーの下にプレゼント、何十年も前の子供の頃に作ってもらったと言うソックスをいまだに使っていて、その中にもプレゼント。25日の朝は早くから全員が集まって、2時間くらいかけてプレゼントを開けた。夕食にはでっかい七面鳥をみんなで食べて、年末年始はカレンダー通りなので、翌日にみんなそれぞれ帰っていった。私はHome Stay家族の分しかプレゼントを用意しておらず、でも他の人たちは私にもいろいろとプレゼントをくれては、その選んだ理由まで説明してくれて、ありがたいやら、申し訳ないやら、でもうれいいやら... で、本当に楽しい数日間だった。元旦はこちらで日本の事情に詳しい人がいて、一緒に日本的?な正月を過ごした。あとは千羽鶴を何とか完成させて、こちらの人の健康と幸せを祈る旨の短冊を、書初めを兼ねて久し振りに筆で書いて、1月9日に学校に寄贈した。なかなか好評で苦労した甲斐があった。
天気予報ではさすがにそろそろ冬本番となるようで来週にはマイナス30℃の予報となっている。先ずは風邪や事故にあわないように気をつけながら、でもいろんなことに挑戦し続ける姿勢をもっていたい。残り3ヶ月となったが、今一度初心に戻り、有意義な生活を送って行きたいと思う。

▲ ページの先頭へ