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2012年01月29日・Ayuka Takahashi・ 20代 , スクールインターン , フィンランド
初めて書道を教えました。どうやって興味をもって取り組んでもらうか考え、生徒一人ひとりの名前に漢字で当て字をし、表に書道で、裏は書き順を書いた楷書体でネームカードを作り、配りました。まず裏を見て鉛筆で練習をさせて書き方を理解させてから、筆を持たせていざという流れにしました。子どもたちはみんな「この漢字の意味は何か?」と一字一字に興味を持って、家族やペットの名前まで当て字を頼まれました。奈田里江→ナタリエ、美九鳥亜→ビクトリア、連陽→レンピなど、日本人が読める当て字を使い、8歳くらいの生徒には難しいかなと少し不安でした。しかし練習の甲斐あってみんな見事に漢字の名前を半紙に残してくれました。当て字をし、ネームカードを作り、教える順序をよく考えてと、準備に時間はかかりましたが、熱心な生徒たちの姿を見てとてもやりがいを感じ、文化を伝えることの素晴らしさを改めて知ることができました。

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